ティーンエイジャーと俺

ティーンエイジャーだった頃のように
ボーイフレンドにしておくれよ
ダンスに映画 クリスマスパーティー
抱きしめたい気持ちだけで良かった
ねえ ボーイフレンドに戻らせて今夜

ティーンエイジャーだった頃のように
ガールフレンドになっておくれよ
恋におちたら恋する二人
他に何もいらなかった
ねえ ガールフレンドに戻ってよ

学校は卒業したけれど
ハッピーバースデイは重ねているけど
何を卒業したんだ.....

ティーンエイジャーだった頃のように
夏なら おまえはサーファーガール
俺は無理して ビーチボーイ
月の渚でまた恋に落ちるのさ

ねえ ボーイフレンドに戻らせて 今夜
ねえ ガールフレンドに戻ってよ 唯の
ねえ ボーイフレンドに戻らせて もう一度
ねえ ガールフレンドに戻ってみてよ



 仲井戸麗市に、1985年6月リリースの「THE 仲井戸麗市 BOOK」という名盤があって、このブログの名称も実はそこから取っているという事は殆どの人が初耳なはずだ。
 というと、俺が大の仲井戸ファンと思われるだろうが、実は、それこそ山口冨士夫やボ・ガンボス、ゴールデン・カップスらと同様、俺の中での遅れてきたジャパニーズ・フェイバリットなのだった。要するに後年になってその良さに気づいたというだけの話だが、その仲井戸の「ティーンエイジャー」という曲が抜群に素晴らしいのだった。
 「THE 仲井戸麗市 BOOK」の中のオリジナル「ティーンエイジャー」も抜群に素晴らしいが、94年、テレビ東京で放映された「生きる~EVERYDAY WE HAVE THE BLUES」という角川書店提供の特別番組での、忌野清志郎と北海道の野原でアコースティックで演っているバージョンも劣らず素晴らしい。チャボの優しい歌唱に、清志郎のサブぶりとギターソロも、クワッとくる。素晴らしい。
 さすが名ライブ「GLAD ALL OVER」の頃だけに、このセッションでは、他にも「君が僕を知ってる」や、ビートルズのカバー「Don't Let Me Down」など、名演が多数ある。





カバー王バンバンバザールによるこのバージョンもすげえいい。

by ichiro_ishikawa | 2009-08-13 03:27 | 音楽 | Comments(2)  

Commented by 君を呼んだのに at 2009-08-26 01:27 x
「GLAD ALL OVER」。今年、蝉しぐれを聞くたびに思い出された遠い日の野音。時間は流れる。傍らにいるべき人間がいない途方もない喪失感。ただ、寄り添うような魂の響きが音楽となって空に溶けていった、あの夏の夜だけは永遠。
Commented by ichiro_ishikawa at 2009-08-27 13:59
君を呼んだのに、すげえ名曲
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