エセー「祭日と俺」


 折角の3連休という祝祭日も、今の俺には拷問だ。やる事が全くなし。
 起きて、洗顔フォームで顔を洗い保湿液をパンパン当てる。髪をオールバックのリーゼントに整え、身支度をする。出掛けるわけではないが、どんな服を着ようか一応選ぶ。シャキッとするためだ。一服し、朝ご飯の塩ラーメンを作って食べ、再び一服したら、洗濯やら部屋の掃除やらを済ませ、三たび一服する。すると……朝刊が来る。
 その後、朝から昼すぎまで、ひたすらYouTubeでいろいろなアーカイブを見倒すと、日が少し傾きかけてくるので、風呂を沸かし、本を読みながらゆっくり湯船につかって一日の疲れを癒すが、実は全然疲れてねえ。風呂から上がると、iPodsを簡易スピーカーで流し、適当に物色した本を数冊と、そして、ジャックダニエルズ、あるいは、知人からもらった、この先10年幸せになれるという北海道産10年もののシーバス・リーガルをスポイトで一滴たらし水を大量に注ぎ込んだグラスと、キャスターONEとBicのライターと灰皿を持って寝床に潜る。音楽を聴きながら、本を読み、紫煙を燻らせながら、ウイスキーというか水をちびちび同時にやっていると、ようやく日が暮れる。俺は煙草の火だけ、きちんと消えているかを確認して、すやすやと眠りにつくのだった。17時就寝。冬はすぐ日が暮れるから良くもあり、夜が長いから苦痛でもある。いずれにせよ、一日が24時間というのは長すぎだ。死ぬまで、あとこれを何回やればいいのか。気が遠くなる。こんな事してる場合じゃねえが、実はまあ、人生とはこんなものなのかもしれない。実は何をするかが問題なのではなく、どういるか、なのだ。旅はまだまだ続く…。

by ichiro_ishikawa | 2009-11-22 17:34 | 日々の泡 | Comments(1)  

Commented by パップラドンカルメ at 2009-11-22 23:59 x
できたら着替えてほしい、革ジャンとか。
しかし、そんなに悪い生活じゃない。
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