感想「文学の器」


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 扶桑社の文芸誌「en-taxi」で俺が最も好きだった連載「文学の器」(2003年創刊号〜2008年6月)が遂に単行本になり、発売初日にゲットン。当然、すげえいい。「はじめに」では、19世紀のフランスの批評家サント・ブウブの「真の批評は喋りながら出来上がる」(「我が毒」、小林秀雄訳)を引いているが、本書も、小林秀雄の担当編集者でもあった坂本忠雄が、小林信彦、角田光代、島田雅彦ら様々な文学者と共に近・現代日本文学を巡って語り合ったもの。当然メインは俎上に乗せられたそれら作品で、すべてを読みたくなる事請け合いだが、その器としての本書も、器自体の価値が相当高い。3150円と値段も高いが、1日めしを食わなければ買えるのでギリ、範囲。腹減ったら「グ・スリーP」を飲んで寝ちまおう。人はパンのみにて生くるにあらず。

by ichiro_ishikawa | 2010-01-05 01:02 | 文学 | Comments(2)  

Commented by sleeper at 2010-01-05 12:06 x
インプットばっかりだな。
アウトプットしてこうよ。
はやくしろよ。
Commented by ichiro_ishikawa at 2010-01-05 13:03
インプットとアウトプットは2つのことではない
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