名盤「Theme Time Radio Hour」


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 ボブ・ディランの「Theme Time Radio Hour」は、毎回、テーマを設定して、それにちなんだ曲をディランがジョッキーしていくアメリカのラジオ番組で、全てがネットでダウンロードできるが、厳選された曲からなるCDも2枚出ていて、2枚組とはいえ1枚単価が高いので購買を躊躇していたが、吉野家牛丼並10杯という同対価の価値と比較した結果、異ジャンル、しかも物質と精神という訴えるところが根本的に異なるものを比較対象にしてしまったため訳がわからなくなった勢いに任せ、2枚ともamazonでゲットン。
(それにしても、何でもあって、しかも家まで届けてくれるamazonのせいで、本屋と中古レコード店に行く必要がなくなり、つまり、外出するほぼ唯一の理由がなくなってしまった。2リットル水とか米といった重量のある生活必需品もamazonで買えるからいよいよ出ねえ)

 結果、買って正解。ブルース、ディキシー、スウィング・ジャズ、フリー・ジャズ、カントリー、フォーク、ケイジャン、ジャグ、ジャンプ、R&B、ソウル、ロックと、まさにルーツを中心としたアメリカン・ミュージックの見本市となっている。ブックレットも一曲ごとに書き手が付く詳細なもので、レコード盤やジャケット、アーティスト写真などの画像も豊富。これはものすごい。
 さすがはディランで、誰もが知っている曲というのが一つもなく、しかもそれぞれがほぼ全部秀逸、という離れ業をやってのけている。英文のブックレットとにらめっこしながら50回はずっとリピートで聴いてきているが、じわじわくる曲が多く、今のところまったく飽きが来ない。この各々からまたミュージック・ツリーを辿るとなると壮大な森林となること必至で、まだまだ知らないものすげえ曲があると思うと、並大抵のことではワクワクしない38歳でも高揚せざるを得ない。

 比較的最近の曲の選曲から、秀逸なもの3つ。
(YouTubeも何でもあるつけ。AmazonとYouTubeだけで生活できるな)

Lucinda Williams
「Change the Locks」(1988)




Captain Beefheart & The Magic Band
「Ice Cream for Crow」(1982)




Sun Ra & His Solar Arkestra
「Rocket Number Nine Take Off For The Planet Venus」(1967)



by ichiro_ishikawa | 2010-01-17 02:15 | 音楽 | Comments(0)  

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