氷室京介 TOUR 2004 "SOUL STANDING BY〜"最終公演 国立代々木競技場第一体育館 2004年12月25日

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1.VIRUS  
(from『Follow the wind』2003)
2.Weekend Shuffle
(from『Follow the wind』2003)
3.Claudia
(from『Follow the wind』2003)
4.NATIVE STRANGER
(『I・DE・A』1997)
5.WILD AT NIGHT
(『HIGHER SELF 』1991)
6.FOOL MEN'S PARADE
(from『Follow the wind』2003)
7.MOON
(『HIGHER SELF 』1991)
8.DON'T SAY GOOD BYE
(B-side of the single「VIRGIN BEAT」1994, 『SHAKE THE FAKE』)
9.YOU'RE THE RIGHT
(B-side of the single「KISS ME」1992, 『MEMORIES OF BLUE』1993)
10.LOVER'S DAY
(B-side of the single「JEALOUSYを眠らせて」1990)
11.STAY
(『MISSING PIECE』1996)
12.Wild Romance
(single 2004)
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13.GONNA BE ROGUE?
(B-side of the single「Girls Be Glamourous」2001)
14.LOVE SHAKER
(from『Follow the wind』2003)
15.Girls Be Glamorous
(『beat haze odyssey』2000, single 2001)
16.To The Highway
(BOφWY『BOφWY』1985)
17.No! N.Y.
(BOφWY『Moral』1982)
18.Angel
(single 1988, 『FLOWERS FOR ALGERNON』1988)

encore
19.REVOLVER
(B-side of the single「Girls Be Glamorous」2001, 『Ballad 〜La Pluie』2001)
20.Still The One
(『MELLOW』2000)
21.ダイヤモンド・ダスト
(single 1999, 『MELLOW』2000)

encore 2
22.Only You
(BOφWY『Beat Emotion』1986)
23.ROXY
( 『FLOWERS FOR ALGERNON』1988)
24.TASTE OF MONEY
( 『FLOWERS FOR ALGERNON』1988)
25.KISS ME
(single 1992, 『MEMORIES OF BLUE』1993)

encore 3
26.BEAT SWEET
(BOφWY『Beat Emotion』1986)
27.RENDEZ-VOUS
(BOφWY『PSYCHOPATH』1987)

ハイライトは5回。
ひとつ目は、7.「MOON 」から「DON'T SAY GOOD BYE」、「YOU'RE THE RIGHT」、「LOVER'S DAY」のミドル・バラッド特集。この辺は、シンガー/ソングライターとしての面目躍如。今回は、シングルのB面に収録された曲が多かった。氷室は、A面でキャッチ−さを追及し(ポップ・アーティストであることにこだわる氷室の誠意)、B面で、メロディ・メイカーとしての自分を追及している。氷室のソングライティング能力はB面にあり、だ。超一流のポップ・ソングである。

2つ目は、16.「To The Highway」、17.「No! N.Y.」の、BOφWY連打。特に、布袋の「No! N.Y.」をやったという。これがDVD化されれば、また作詞者・深沢和明(元BOφWY/現・俳優)に印税が入る。

3つ目は、encoreの『Mellow』特集・「REVOLVER」「Still The One」「ダイヤモンド・ダスト」。椅子セットで、じっくりと唱った。『Mellow』は「大人しめの曲ばかりを集めたアルバム」という表現を本人はしていて、ライヴではほとんど披露しないことになっていたので、ここで聴けたのは嬉しい。『Mellow』こそ、氷室がビート・シンガーを脱した=BOφWYの呪縛から完全に抜け出た金字塔である。「名詞代わり」という一連のシングルは、ある意味ノベルティ・タイプの曲であり、氷室が本当に一番やりたいのは、『Mellow』のような楽曲群なのであろう。こうしたバラッドでこそ氷室は真価を発揮する。

そして、encore 2のまさかの「Only You」、「KISS ME」。「Only You」はキーを下げていたため、今ひとつだったが、披露したというだけでそれは価値あることだ。

最後に、「本日の公演は終了しました」のアナウンスのあとに始まったencore 3。「BEAT SWEET」、「RENDEZ-VOUS」。もう氷室は、普通にBOφWYをやれるようになった。

氷室京介は、どこにも属さない、あの居方(いかた)がすごい。
今回は、マイクというかPAの質が高かったのか、ヴォーカリスト、氷室京介の最高のステージが観れた。
あのとんでもない声が、よりクリアに場内に響いたように感じた。
氷室の本質はやはり、あの声にある。
氷室ならたとえ電話帳の朗読会でも、俺は行く。
あのソウルフルで、セクシーで、激しく、切なく、哀しいヴォーカルは、実は、ジョン・レノン以上であるということに、ロックファン、特に洋楽ファンは気付いてもいい。あのファッションやステージアクション、音優先の歌詞、世界観、歌謡曲チックなメロディ、ポップチャートでの活躍、ビジュアル系なる日本の恥ずべきジャンルを作ってしまったこと、などなどは、まったく取るに足らない、氷室というミュージシャンのほんの尻尾の数々である。あの、圧倒的な声量と声域、低音のセクシーさ、ハイトーンの伸びと艶やかさ、精確な音程。そうしたシンガーとしての才能にこそ、おそらく氷室自身も最も自負する、氷室の本質がある。

by ichiro_ishikawa | 2004-12-26 00:07 | 音楽 | Comments(3)  

Commented by sanshilow.i at 2004-12-28 18:05
非常に的確な指摘で、とても行かなかったことを後悔させられる。
今度はこのジョンをも凌ぐヒムロックはなぜ洋楽ファンに毛嫌いされるのか?そしてどうすればわかってもらえるのかを、分析してくれ!
Commented by セクシャルxxx at 2004-12-28 18:41 x
J-POPは音楽の歴史的には無意味だが、氷室は残る。
Commented by ichiro_ishikawa at 2004-12-29 02:27
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