小林秀雄の対談・鼎談・座談一覧

 夏休みの自由研究として、小林秀雄の全著作目録をエクセルで作っているが、途中本文を読み込んでしまったりしてなかなか進まないので、小休止的に、対談・鼎談・座談のたぐいを一覧にまとめてみる。
 この対談・鼎談・座談のたぐいは、『第五次全集別巻Ⅱ 無私を得る道』によると140余篇あるのだが、そのうちの39篇が22種25冊の単行本に散らばって収録されていて(第五次全集には22篇しか収録されていない)、かつ各々でだぶっていたりもするから、ややこしい。
 「小林秀雄 全対談・鼎談・座談集」の刊行を待ちたいが、とりあえず、以下に現状整理をする。

第五次全集収録作品
※=単行本収録なし
■「実験的精神」――対談/三木清(昭和16年8月)
■「コメディ・リテレール 小林秀雄を囲んで」――座談/「近代文学」同人(昭和21年2月)
■「旧文学界同人との対話」――座談/河上徹太郎・亀井勝一郎・林房雄(昭和22年6月)
■「鼎談」――鼎談/辰野隆・青山二郎(昭和22年9月)※
■「伝統と反逆」――対談/坂口安吾(昭和23年8月)
■「人間の進歩について」――対談/湯川秀樹(昭和23年8月)
■「大作家論」――対談/正宗白鳥(昭和23年11月)
■「鉄斎を語る」――鼎談/富岡益太郎・三好達治(昭和24年1月)※
■「小林秀雄とともに」――座談/久保田万太郎・真船豊・永井龍男(昭和24年4月)※
■「文学と人生」――対談/三好達治(昭和24年7月)※
■「古典をめぐりて」――対談/折口信夫(昭和25年2月)※
■「「形」を見る眼」――対談/青山二郎(昭和25年4月)
■「放談八題」――鼎談/井伏鱒二・硲伊之助(昭和25年10月)※
■「美の行脚」――対談/河上徹太郎(昭和30年4月)
■「美術を語る」――対談/梅原龍三郎(昭和30年11月)※
■「文学と人生」――鼎談/中村光夫・福田恆存(昭和38年8月)
■「教養ということ」――対談/田中美知太郎(昭和39年6月)
■「人間の建設」――対話/岡潔(昭和40年10月)
■「文学の四十年」――対談/大岡昇平(昭和40年11月)
■「芸について」――対談/永井龍男(昭和42年4月)
■「音楽談義」――対談/五味康祐(昭和42年5月)
■「交友対談」――対談/今日出海(昭和50年9月)


第五次全集未収録・他書籍収録作品
■「神秘と現実」――対談/桑原武夫(昭和23年3月)
→『小林秀雄対話録』(創芸社 昭和24年2月15日)

■「現代文学とは何か」――対談/大岡昇平(昭和26年9月)
→『小林秀雄対話集』(講談社文芸文庫 平成17年9月10日)

■「批評について」――対談/永井龍男(昭和29年8月)
→『小林秀雄対話集』(講談社文芸文庫 平成17年9月10日)

■「政治について」――鼎談/亀井勝一郎・河盛好蔵(昭和30年1月)
→『小林秀雄対話語録』(新潮社一時間文庫 昭和30年7月15日)

■「美のかたち」――対談/三島由紀夫(昭和32年1月)
→『小林秀雄対話集』(講談社文芸文庫 平成17年9月10日)

■「文壇よもやま話」――聞き手/池嶋 信平・嶋中 鵬二 (昭和34年11月)
→『文壇よもやま話〈上〉』(中公文庫 平成22年12月)

■「現代に生きる歴史」――対談/田中美知太郎(昭和35年9月)
→『小林秀雄対談集 歴史について』(文春文庫昭和53年12月25日)

■「誤解されっぱなしの美」――対談/江藤淳(昭和36年1月)
→『小林秀雄対話集』(講談社文芸文庫 平成17年9月10日)

■「赤穂浪士(歴史よもやま話)」――聞き手/池島 信平他 (昭和36年12月)
→『歴史よもやま話〈日本篇 下〉』(文春文庫 昭和57年3月)

■「白鳥の精神」――対談/河上徹太郎(昭和38年1月)
→『小林秀雄対話集』(講談社文芸文庫 平成17年9月10日)

■「日本の新劇」――対談/岩田豊雄(昭和39年5月)
→『小林秀雄対話集』(講談社文芸文庫 平成17年9月10日)

■「対話による解説 歴史と文学」――対談/江藤淳(昭和42年12月)
→『人間の進歩について 小林秀雄対談集Ⅱ』(文春文庫 昭和56年3月25日)

■「春日閑談」――対談/今日出海(昭和43年1月)
→『小林秀雄対談集 歴史について』(文春文庫 昭和53年12月25日)、
 『旧友交歓 小林秀雄対談集』(求龍堂 昭和55年1月25日)

■「新宮殿と日本文化」――対談/高尾亮一(昭和44年7月)
→『小林秀雄対談集 歴史について』(文春文庫昭和53年12月25日)

■「飛鳥を語る」――対談/末永雅雄(昭和46年4月)
→『小林秀雄対談集 歴史について』(文春文庫 昭和53年12月25日)

■「鼎談」――対談/河上徹太郎、今日出海(昭和46年11月)
→『旧友交歓 小林秀雄対談集』(求龍堂 昭和55年1月25日)
→『小林秀雄対談集 歴史について』(文春文庫 昭和53年12月25日)

■「歴史について」――対談/江藤淳(昭和46年7月)
→『小林秀雄対談集 歴史について』(文春文庫 昭和53年12月25日)

■「歴史について」――対対談/河上徹太郎(昭和54年11月)
→『旧友交歓 小林秀雄対談集』(求龍堂 昭和55年1月25日)
→『文学と人生について 小林秀雄対談集Ⅲ』(文春文庫 昭和57年12月25日)


※以下、上記を収録書籍別に再配列

『小林秀雄対話録』(創芸社 昭和24年2月15日)
■「神秘と現実」――対談/桑原武夫(昭和23年3月)

『小林秀雄対話集』(講談社文芸文庫 平成17年9月10日)
■「現代文学とは何か」――対談/大岡昇平(昭和26年9月)
■「批評について」――対談/永井龍男(昭和29年8月)
■「美のかたち」――対談/三島由紀夫(昭和32年1月)
■「誤解されっぱなしの美」――対談/江藤淳(昭和36年1月)
■「白鳥の精神」――対談/河上徹太郎(昭和38年1月)
■「日本の新劇」――対談/岩田豊雄(昭和39年5月)

『小林秀雄対話語録』(新潮社一時間文庫 昭和30年7月15日)
■「政治について」――鼎談/亀井勝一郎・河盛好蔵(昭和30年1月)

『小林秀雄対談集 歴史について』(文春文庫昭和53年12月25日)
■「現代に生きる歴史」――対談/田中美知太郎(昭和35年9月)
■「春日閑談」――対談/今日出海(昭和43年1月)*
■「新宮殿と日本文化」――対談/高尾亮一(昭和44年7月)
■「飛鳥を語る」――対談/末永雅雄(昭和46年4月)
■「鼎談」――対談/河上徹太郎、今日出海(昭和46年11月)*
■「歴史について」――対談/江藤淳(昭和46年7月)

『人間の進歩について 小林秀雄対談集Ⅱ』(文春文庫 昭和56年3月25日)
■「対話による解説 歴史と文学」――対談/江藤淳(昭和42年12月)

『文学と人生について 小林秀雄対談集Ⅲ』(文春文庫 昭和57年12月25日)
■「歴史について」――対談/河上徹太郎(昭和54年11月)*

『旧友交歓 小林秀雄対談集』(求龍堂 昭和55年1月25日)
■「春日閑談」――対談/今日出海(昭和43年1月)*
■「鼎談」――対談/河上徹太郎、今日出海(昭和46年11月)*
■「歴史について」――対談/河上徹太郎(昭和54年11月)*

『文壇よもやま話〈上〉』(中公文庫 平成22年12月)
■「文壇よもやま話」――聞き手/池嶋 信平・嶋中 鵬二 (昭和34年11月)

『歴史よもやま話〈日本篇 下〉』( 文春文庫 昭和57年3月)
■「赤穂浪士(歴史よもやま話)」――聞き手/池島 信平他 (昭和36年12月)


後日、以下の要領での完全版をUPする。
①全集収録作品(初出・収録単行本も付記)リスト22篇 ※単行本未収録作品含む
②全集未収録作品(初出・収録単行本も付記)リスト119篇 ※単行本未収録作品含む

by ichiro_ishikawa | 2011-08-12 15:29 | 文学 | Comments(0)  

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