ライブ8

 ボブ・ゲルドフというと、85年の「ライブエイド」と、そこから20年経った今年の「ライブ8」で、貧困に喘ぐ子供達を救済するための資金集めチャリティコンサートの主催者として良くも悪くも名を馳せるが、それ以前に、70年代後半から80年代前半に活動したニュー・ウェイブ・バンド、ブームタウン・ラッツのサウンドメーカーにしてボーカリストだったということはとかく忘れられがちだ。ブームタウン・ラッツはアイルランドのすげえいいバンドで、パンク〜ニュー・ウェーブの流れを象徴するかのようなエッジの利いたギター、ひねくれたメロディー、粋なアレンジが特徴的なポップなサウンドを轟かせていた。
 c0005419_1324396.jpgイギリスのエルヴィス・コステロやスクイーズなどに通ずるひねくれパンク精神とポップネスが持ち味で、“古き良き”ブリティッシュ・ポップの代表選手である。
 日本でもBOφWYやブルーハーツなど80年代初期〜中期のバンドは大抵影響を受けていることは間違いない。
 とりあえずベストがおすすめだが、全曲気に入った場合は、個々のアルバムに手を伸ばさざるを得ないだろう。

 夏のフェスに先駆ける形で7月に世界8カ国で同時開催される「ライブ8」、そのメンツがすごいので紹介しよう。

アニー・レノックス(元ユーリズミックス。肉食)、ボブ・ゲルドフ(元ブームタウン・ラッツ)、マッダーナ、サー・ポール・マッカートニー、ピンク・フロイド、R.E.M.、U2、スティング、スヌープ・ドッグ
以上、ロンドンが一番豪華。
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ほか、パリで
ザ・キュア−、ユッスン・ドゥール

ベルリンで
ブライアン・ウィルソン、ロクシー・ミュージック

フィラデルフィアで
スティーヴィー・ワンダー

東京で
ビョーク

といった塩梅。

ポール・マッカートニー、スティーヴィー・ワンダーといった大御所はもはや女子供も楽しめる安全商品、スティングは上手くて渋くてセンスが良くてハングリーで最高品質な音楽を常に保証してくれる芸術家、ピンク・フロイド、キュアー、ブライアン・ウィルソンらがどんな奇行を見せてくるかは少し注目、ロクシー・ミュージックは、先日の初来日公演で見せたカッコいいパフォーマンスを再度期待したいところ。
 
で、なんといってもやはり現役選手が楽しみだ。
R.E.M.、U2、スティング、スヌープ・ドッグ、ビョーク。
これは絶対観たい。というわけで7/2、ちょっとロンドンに行ってくる。だが、ハイドパークで大群衆のなか観るよりは、フジテレビ721の中継の方がマシかもしれない。

by ichiro_ishikawa | 2005-06-28 13:36 | 音楽 | Comments(0)  

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