Apple Musicと俺


それにしてもApple Musicはすげえ。
片っぱしからマイミュージックに入れて、全シャッフルで聴いている。
邦楽はないが、ジャズだって、ワールドミュージックさえある。
つまり重要なものは何でもある。日本以外世界中の音楽が聴ける。
日本でもRCとかはある。
ちなみにデイヴィッド・ボウイも当然全部ある。
ミュージシャンの収入はどうなっているのか気になる。

うちの3000枚のレコードとCDも当然ながら全部ある。
今までの30年にわたる蒐集の苦労は何だったんだ。
何万という大金をはたいてBOXセットを買ったのは何だったんだ。
1枚平均2000円としても、何百万と使っているはずだ。

Apple Musicは、モノとして保存、所有はできないが、「聴く」のが目的なわけで、
いつでもどこでも聴けるのだから、所有しているのも同然だ。

もはやレコードやCDを買う必要がない。
少し嬉しいのは、買うまでもないがちょっと聴いてみたい、というやつも聴けることだ。

いま10代で、これから音楽の広く深い森に入って行こうという輩は幸せだ。
月980円で何でも聴ける。
この世に必聴アルバムというのは1万枚ほどだから、すべて買うと2000万円ぐらいか。
その点Apple Musicでは1年で1万2000円。100年聴き続けても120万円。
十分元がとれる。もしかしたら全音楽を聴きこんだものすごいミュージシャンが生まれるのやもしれぬ。
いや、聴きすぎて「俺がもはや参入するまでもない」と思うことだろう。

では俺は、現所有の3000枚のレコードを売り払ってしまうか。
1枚10円で売れたとして3万円にはなる。
否。
今俺がロックで食っているのはこの3000枚があるからで、それは3万には見合わない。
という理由からではなく、定年後に喫茶店を開くからその時に必要なのだった。
本も数多ある。小林秀雄と池田晶子は全部ある。
雑誌もかなりある。全盛期(1980〜1983)のジャンプもある。フレッシュジャンプもある。
残念ながらロースク(80年代前半の全盛期の「ロードショー」「スクリーン」)は血の迷いで捨ててしまった。
新切り(新聞の切り抜き)もある。
漫画も「1・2の三四郎」「湘南爆走族」「ちょっとヨロシク!」「激!! 極虎一家」他、江口寿史全作品、中崎タツヤ関連など重要なものは揃っている。
これらを全部開放して、まずまずの珈琲と酒類を出すのだった。




by ichiro_ishikawa | 2016-01-13 19:31 | 音楽 | Comments(0)  

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