英文和訳と俺 関係代名詞編


I'm the man who loves you
という曲がwilcoにあるが、
関係代名詞の訳し方というものに、
俺は昔からこだわりがある。

学校では、後ろから訳すように習う。

私はあなたを愛している男です。

この時、「私」か「俺」か「ぼく」か「おいら」か「わし」か「わい」か「小生」か、「あなた」か「君」か「お前」か、「愛する」か「愛してる」か、「です」か「だ」であるかといった日本語の語彙の豊富による訳し分けはその文脈で判断されるべきだが、本稿の趣旨は関係代名詞だから、ひとまずそのことは置く。
とりあえずここでは、ぼく、君と、しておこう。

さて問題は語順だ。
そも言語の構造が違うから、後ろから訳したり言葉を補ったりして訳して日本語としての自然化を目指すという方向性はひとつあるけれど、
英語で聞いている人、考えている人の思考の順序を優先したい、どうしてもしたい。となるとどうするか。

つまり、
僕は男だ、君を愛してるところの
となる。

しかしやはり「ところの」がもどかしい。
説明くさい。英語というのは構造がそも論理的なのでこれでいいっちゃいいのだが、
なんとか原文のシンプルさを生かしたい。
そこで思い切って、

僕は男だ、君を愛してる

とする。
しかし明らかに2文になってしまっているところがイヤだ。まるで、
I'm the man, and I love you
ではないか。

さらに言えば、
「君を愛する」も、
もっと言えば、
「ぼくは男だ」も、
「君を」と「愛する」の、
「男」と「だ」の順も、おかしい。

愛する、君を
ぼくは、だ、男

でなければイヤだ。
英語の人はそういう語順で理解したり考えているのだから。

つまり、正解はまずこうだ。

ぼくはだ男愛する君を

そして、最終難関の関係代名詞はこうしろ!

ぼくはだ男愛する君をの

めちゃくちゃだ…。
しかも、実は定冠詞theも
まだ訳せていないのだった…。

やはり英語は英語で理解すべし。
I'm the man who loves youは、
I'm the man who loves you
でよろしい。







by ichiro_ishikawa | 2016-04-11 19:56 | 日々の泡 | Comments(0)  

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