電子書籍と俺

いつもケータイをチコチコ見ている様はあまり格好いいものではないし、アタマ悪そうに見えるが、俺は移動中や茶店での休憩中、ずっとケータイを見ている事が多い。
フェイスブックやインスタグラムやラインやツイッターやメッセンジャーの類いは基本見ない。
たまにニュースは見る。
大抵は、メール返信や文書作成やスケ管理の類いのゴトシである。
そしてもうひとつが、実は電子書籍を読んでいるのであった。

文學の類いは紙の本でなければイヤだが、全ての本が文學ではない。情報系や実用系、これらは大抵電子書籍で読む。紙は再読熟読玩味を要するものか、書棚にキープして置きたいもの、背表紙が美しいものに限る。
だが全ての本がさういふものでもない。

さうした類いのものとして、池上彰や佐藤優や齋藤孝らがいる。本棚に収めると景観を著しく損ねるし、何より彼らを読んでいる自分がたまらなく嫌である。しかしながら、俗世間を渡るために知っておきたい、押さえておきたいこと、といふものが浮世には多々あり、さうしたことをしばし彼らはうまく書いて(話して)あるにはあるので、読まざるをえない。意外とよかったりする。
が文士としてそれを公言するわけにはいかない。

そんなとき、電子書籍といふのは実に便利である。生活において必要で、一冊30分で読めて、再読せずとも記憶にとどまる、そして買ったり読んだりしていることを人に知られたくない、そんな本は電子書籍に限る。


by ichiro_ishikawa | 2016-07-07 12:59 | 日々の泡 | Comments(0)  

名前
URL
画像認証
削除用パスワード

<< 腹痛と俺 回想1978〜1984 >>