老人と俺

30になった時、「もはや若者ではない」事に愕然としたのも今は昔、おっさんも通り越して初老に差し掛かっている。

bowieが過去曲をハウスアレンジでセルフカバーしたりするのを見ると、文語歌人が口語を取り入れてみせるのに近い哀しさを感じる。
それが成功してるか否かは問題ではない。「老人が新しい風俗なり流行を取り入れる」といふこと自体がどこか哀しさを纏ってゐる。

「今」に敏感に、流行と対峙していないと人は老ける一方で枯れていく。つまり現役感のある老人はいつまでも元気である。これは一面の事実だ。だが「元気な老人」といふのがすでに哀しい。
老人は老人らしく、「いかにも老人」だといふ老人になることを全うする方がいい。

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20代のマイケル・スタイプ

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30〜40代のマイケル・スタイプ

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今50代のマイケル・スタイプ





by ichiro_ishikawa | 2016-07-19 09:29 | 日々の泡 | Comments(0)  

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