「意味」がしらべに最高に乗つた曲


無論、詩歌は意味としらべの奇跡的融合が必須条件である。

願はくば花の下にて春死なんその如月の望月のころ
西行『山家集』

大海の磯もとどろに寄する波割れて砕けて裂けて散るかも
源実朝『金槐和歌集』

現代においてはポップミュージックといふものがさらにメロディといふ強力な武器をも持つたために大衆性といふ点で詩歌、散文詩を凌駕してしまつたが、その分、「メロディがよければ意味などどうでもよい」といふ志向が生まれもし、文学性は衰えていく、といふか加味されない傾向も出てくる。しかし名曲と呼ばれるものは、ディランのノーベル文学賞受賞の例をあげるまでもなく、やはり意味としらべの奇跡的融合が実現してゐる。

「意味」としらべのベストマッチ名曲はこれだ。

早見優「誘惑光線・クラッ!
作詞:松本隆/作曲:筒美京平/編曲:大村雅朗

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by ichiro_ishikawa | 2017-04-13 10:10 | 音楽 | Comments(0)  

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