作る奴が一番偉い


作る奴が一番偉いと思つてゐる。
作ることは、選ばれた人にしかできない。
そして作るとはきはめて孤独な営みだ。
作る人間は作るのに忙しいから余計なことを言ふ暇がない。黙つてゐる。

かうした複雑な世の中になると、作らせたり、作つたものを届けたり、宣伝したり、管理するといつた、作る前後を担ふ者たちがたくさん出てきて、それぞれに高いスキルは必要だが、とはいへ所詮小判鮫、漁夫の利目当てで、極端に言へば誰にでもできることだ。

それだのに、どうも彼奴らが幅を効かせすぎである。さもてめえが最重要といつたツラで世を跋扈し始める。偉さうになつてくる。
偉ぶるといふのは本当は偉くないからこそで、だからぶるのだが、それとセットで、作る人間を下に見るやうになるのはいただけない。

作る人間が一番偉いのだ。作らない我々はその小判鮫だ。そのことを確り認識してゐたい。



by ichiro_ishikawa | 2017-05-18 09:04 | Comments(0)  

名前
URL
画像認証
削除用パスワード

<< 釣り受け取りの攻防 「昨日はどこで寝てたんだ?」再考 >>