ザベストテン(イギリス、アイルランド編)

「俺(ギターロック好き、外国作はあまり深く聴いていない、といってもよい)が好みそうなロックの大名盤を教えてくれ」という他者からの依頼に真っ向から応えてみた。まず、普通にセレクトしていったら全部で100枚ぐらいになるが、これでは依頼の主旨にそぐわないので“バッサバッサ”と大鉈で削っていったということを付記せずにはおけない、ということを踏まえて参照されたし。また、いわゆるプログレッシヴ・ロック(ピンク・フロイド、キング・クリムゾン、イエスetc.)は入れてない。
※リリース順 ※1アーティスト1枚 ※コメントは随時更新予定

1『Kinks』The Kinks(1964)c0005419_170424.jpg
このバンドには膨大な数の作品があるため1枚選ぶのは無理。不滅のロッククラシック「You Really Got Me」収録の1stでお茶濁し。本当は、グレイテスト・ヒッツ的なもの、とりわけパイ・レーベル時代のコンピ盤がおすすめ。


2『Five Live Yardbirds』The Yardbirds(1964)c0005419_175038.jpg
1964年ロンドン・マーキークラブでの全曲カバーのライヴ作(デビュー作)。ホワイト・ブルース・ロックの名盤。ギターはエリック・クラプトン(本作発売前後に脱退)。キース・レルフのハープ、ポール・サミュエル・スミスのベースが物凄い。


3『The Who Sings My Generations』The Who(1965)c0005419_1754649.jpg
1st。モッズ(60年代イギリスの、R&B好きの不良)の象徴。不滅のロッククラシック「My Genaration」収録。ピート・タウンゼントのギター、キース・ムーンのドラムが凄い。


4『Them Again』Them(1966)c0005419_1752138.jpg
ヴァン・モリソンのバンド。“ヨーロッパの黒人”とも言われるアイリッシュのロック・サウンドの結晶。50曲入っているコンピレーション盤『The Story Of Them Featuring Van Morrison』がおすすめ。


5『The Beatles [White Album] 』The Beatles(1968)c0005419_1762361.jpg
曲数が一番多いということで。


6『Ziggy Stardust』David Bowie(1972)c0005419_1771697.jpg
いいメロディの名曲が詰まった大ポップ・ロック・アルバム。グラマラスなカッコよさ。プラスティックソウル『Young American』、ヨーロッピアンデカダンス『Low』『Heroes』、ポップ『Let's Dance』など、80年代初期までどれもいい。


7『Roxy Music』Roxy Music(1972)c0005419_17303.jpg
いかがわしい、デカダンなロンドンの香り漂う。ブライアン・イーノ在籍時の2作がいい。だが、以降も実はすごくいい。後期の『 Fresh Blood』『Avalon』はまたクールな趣きですごくいい。


8『Exile on Main St.』The Rolling Stones(1972)c0005419_16593359.jpg
『Black & Blue』までどれも名盤だが、なんだかんだいってこれが一番。ダウン・トゥ・アースな気分の時、ストーンズはビートルズを凌駕する。


9『Physical Graffiti』Led Zeppelin(1975)c0005419_1765251.jpg
ギターリフ・ロックバンド、ゼッペリン中もっともファンキーな傑作。幼稚なリフだがキャッチーで凄くいい。


10『This Yeas Model』Elvis Costello(1978)c0005419_16585254.jpg
2nd。ひねりの効いたメロディアスなポップ・ロックが全編に渡って展開。声とメロディが凄い。ギターの質感もいい。ベスト盤『Girls! Girls! Girls! 』がおすすめ。


11『Argy Bargy』Squeeze(1980)c0005419_1732930.jpg
ブリティッシュ・ポップ特有の、どこかひっかるところのあるメロディーラインがいい。どのアルバムもはずれ無し。ディフォード&ティルブルックのソングライティング・チームは、大袈裟でなくレノン&マッカートニー級。


12『The Smiths』The Smiths(1986)c0005419_174238.jpg
ジョニー・マーのギター・楽曲、モリッシーの歌詞・ボーカル、完璧。全作品すごいが、まずは『Singles』がおすすめ。


13『The Joshua Tree』U2(1987)c0005419_176337.jpg
ジ・エッジのエッジ効いたカッティング・ギターと、ボノのソウルフルなボーカル。完璧。『Boy』『October』『War』を始めどの作品もすごい。最新作もとんでもないことになっている。


14『The Stone Roses』The Stone Roses(1989))c0005419_1744218.jpg
60s的ポップなメロディ、不穏なグルーヴ。完璧。2ndも素晴らしい。必聴。


15『Pills 'n' Thrills and Bellyaches』Happy Mondays(1990)c0005419_1701831.jpg
ならず者たちのどんちゃんパーティが不穏なグルーヴで……。


16『Loveless』My Bloody Valentine(1991)c0005419_171682.jpg
ギター・ロックの金字塔。素晴らしい。すごいギター。カッコいい。


17『『Suede』 Suede(1992)c0005419_1735353.jpg
ブレット・アンダーソン(vo)&バーナード・バトラー(g)のグラマラスなコンビネーションはすごい。ポップ。


18『Definitely Maybe』OASIS(1994)c0005419_1715355.jpg
1st。2nd『(What's The STory) Morning Glory ?』(1995)も素晴らしい。以降はよろしくない。でもそれによってこの2作が色褪せるなんてことはもちろんない。


19『Bends』RADIOHEAD(1995)c0005419_1722442.jpg
ギター・ロックの金字塔。2nd。『OK Computer』(1997)も素晴らしい。『キッドA』も、そして『アムニージアック』も超いい。マニアにいくならニール・ヤングの「シナモン・ガール」を演っているブートを捜すのもいい。


20『Dig Your Own Hole』The Chemical Brothers(1997)c0005419_16572312.jpg
「Block Rockin' Beat」はデジタルなロックの名曲。痙攣する。


ちなみに、アメリカ編は30にならざるを得ない。

by ichiro_ishikawa | 2005-01-17 17:56 | 音楽 | Comments(6)  

Commented by 急いで口で吸え at 2005-01-18 19:56 x
Squeezeにおいてはギターがガンガン鳴っているという意味では『Argy Bargy』かも知れぬが、名盤というのなら『Frank』だな俺は。ichirockさん・・・ティルブルックの去年に出たソロアルバムはやべえことになっています。
Commented by ichiro_ishikawa at 2005-01-18 20:12
『Frank』は名盤に違いないが、最初に聴くならということでは、ガツン性で『Argy Bargy』と見た。ティルブルックがソロアルバムを出したということは、ジョン・レノンが新譜出したということか、どうか。
Commented by 急いで口で吸え at 2005-01-18 21:53 x
「ガツン性」と「と見た」つーとこがおもれえ。
Commented by a-karina at 2005-01-18 22:56
ビートルズがホワイトアルバムなのは賛成ですが、コメント少なすぎなのが気になります。あの名盤を、イチロックさんはどう位置づけてるんでしょうか。私は・・・と何か言おうと思ったが、あの良さがうまく説明できない。・・・そういうことか!?
Commented by ichiro_ishikawa at 2005-01-19 15:17
基本的に「すげえいい」としか言えない。その「すげえいい」から出発して、普遍的な言葉を見つけ出していくという行為は魂の磨耗。だがそれがロックンロール・ブックの意図。なんてったって言葉は神だから怖い。
Commented by sanshilow.i at 2005-01-19 19:04
言葉は神ってどうゆうことなんで?神?ジーザス?怖いの?
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