エルヴィス・コステロ LIVE at 新宿厚生年金会館 速報!

 思いきりシンコペーティヴなボーカルアレンジで決めた3rd『Armed Forces』のオープニングチューン「Accidents Will Happen」で始まり、「Radio, Radio」「Blame It On Cain」「(I Don't Want To Go To) Chelsea」といった初期、70年代の曲から、「High Fidelity」、「Blood & Chocolate」といった中期、そして「13 Steps Lead Down」、「Sulky Girl」といった90年代のナンバー、そして最新作からは「Country Darkness」「Either Side Of The Same Town」、オーディエンスとのコール&レスポンスとなった「Monkey To Man」「The Delivery Man」「Bedlam」「Nothing Clings Like Ivy」、そして必殺の「There's A Story In Your Voice」を披露。普通、長いキャリアのミュージシャンは、初期〜中期あたりが最盛期で、ライヴでもその辺寄りの選曲を期待してしまうものだが、ことコスキヨに限っては、新作を聴きたいと思う。なぜなら常に最新作が最高傑作だから。時の経過によって全体を俯瞰する目を獲得してからはそれが最高かどうか変化はするが、少なくとも発売から1年間は最高傑作であり続ける。これはすごいことだ。だから、今回も新作からの曲を期待した。
 終始、ハイライトだったが、とりわけアカペラで始まった「I Can't Stand Up For Falling Down」ラスト「(What's So Funny 'bout) Peace, Love & Understanding」がヤバかった。「平和と愛と相互理解について歌って何がおかしい?」というポップ・ソングは、シニカルな傍観主義や、無反省な現状肯定主義、夢想に過ぎない理想主義などすべての意匠を疑ってみせる、エルヴィス・コステロというミュージシャンの核心だ。今回のライヴ、惜しむらくは、「Accidents〜」以降『Armed Forces』からの曲が1曲もなかったこと、アンコールが1回だけだったこと、永遠の第1位「Alison」「Everyday I Write The Book」「Pump It Up」をやってくれなかったことだ。まあ、名曲が200曲ぐらいあるからどうやったって2時間のライブではそうした不満は出るのだけれど。やっぱりコスキヨの場合、全公演を網羅するしかないな。

 来週の金曜には元ジ・アトラクションズにして現ジ・インポスターズのスティーヴ・ナイーヴが青山CAYでソロ・ライヴをやるとの知らせが。行くしかない。また、ソニック・ユースが3月にやってくるとは初耳。しかも日程がR.E.M.とドかぶり! ちなみに、ダン・ヒックス&ザ・ホット・リックスも2月に来日する。05年は、早々からライブ三昧にならざるを得ない。

コステロのいいwebsite

by ichiro_ishikawa | 2004-12-09 00:16 | 音楽 | Comments(3)  

Commented by a-karina at 2004-12-09 00:46
本当に来るとはソニックナース!!! 
Commented by ichiro_ishikawa at 2004-12-09 01:08
コスキヨについても何か言え
Commented by a-karina at 2004-12-14 18:32
初トラックバックしてみました。簡単なのね〜
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