「クイズ・えらい人の心中」第3回・本居宣長


「姿は似せがたく、意は似せやすし」
本居宣長は、歌についてこう言った(国歌八論斥非再評の評)。
世に言われる普通の意見とは逆のようで、一般には、上っ面をなぞるのは容易いが、その心までは真似しがたいと言うところだろう。
このときの宣長の心中を慮(おもんぱか)りなさい。

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by ichiro_ishikawa | 2007-04-13 12:27 | 文学 | Comments(2)  

Commented by qeb at 2007-04-13 15:24 x
それこそ「姿は似せがたく、意は似せやすし」になっちゃいませんか?
Commented by noto at 2010-03-08 04:53 x
初めまして。
なかなか面白いですね。

その人なりのスタイル(姿)で詠んだ方が、
歌を詠む人の気持ち(意)は、伝わるという事でしょう。

分析という小賢しいことはしないで、
詠んだ人の気持ちになろうとした宣長らしい言葉だと思います。
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