最高の春、到来


 小林秀雄と池田晶子の新刊が同時期に発売になると、著者の写真入りで新聞に広告が出ていた。両者とも、いかにも考える人、本質をズバッと射抜く人らしい、凛々しい、ロックな顔をしている。
 小林秀雄は、全集を出している新潮社の編集部が編ということで、どう編してくるのか楽しみだが、タイトルの「人生の鍛錬」というのはいただけない。単に「小林秀雄の言葉」でいい。池田晶子の方は、週刊新潮連載「人間自身」をまとめた完結編。と、いずれも既読のものだが、この2人に限っては、何編も何遍も再読を重ねてなんぼなので、構わない。
 2人とももうこの世にはいない。1人は気づいたら死んでいたが、1人はこの間までいた。言葉、考えの不滅を思いながら、土日は、読書に費やさざるを得ない。

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by ichiro_ishikawa | 2007-04-19 00:03 | 文学 | Comments(0)  

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