ハワイと俺


 〜と俺シリーズ完結編、ハワイと俺。すべてはこの前フリだったことに気づくのは良いことだ。ただし、極めてプライベートな駄文なので、気分を害したくない人は読まぬがいい。

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 ハワイはいい。
 陽気がすげえ。海と空はあええし、場合によってはエメラルドグリーン。
 人間も陽気でいい。ホセに会いに行ったジョーがはしゃぐのも分かる。

 95年、23歳のときに勤めていた会社の社員旅行で、初めてハワイへ赴いた。
 初ハワイにして、初海、もっと言えば初空だった。
 その頃は、かなりロックの最中、地下室の実験はまだ終わっていなかったため、「ハワイ」「社員旅行」というタームとは相容れない俺だったが、ただで(実は、てめえの積み立て金という世の陥穽)行けるとあって、ホイホイとついていった。
 さすがに革ジャンは着て行かなかったが、ブーツで行ったのは失敗だった。俺があちいのは全然いいのだが、見た目があちい。ブラックコーデュロイジーンズもいただけなかった。これも俺があちいのは全然いいのだが、やはり見た目があちい。人が迷惑するという視点が欠けていたのやもしれぬ。ああいうところは、短パンでトンクタップかアロハにビーサンだ。百歩譲ってブルージーンズにスニーカーだ。 
 そんなわけで、海と空と陽気の凄さにはかなりやられていたのに、当地では夜の街しか満喫できず、「いつかまた来てやる、的確な装備で」と密かに心に誓っていた。

 12年が経ち、身内の挙式で、再びハワイに行く機会に恵まれた。「もはやTシャツに短パンでも俺ならロック」という域まで達していたので、「的確な装備」にも迷いはない。
 ただ高齢で足の不自由な親連れということで、介護ツアーの様相を呈していたが、かろうじて海と空は満喫できた。
 雲と太陽を観ながら、海にずっとプカプカ浮かんでいた。
 海にプカプカ浮かぶというのは最高だ。
 ビーチですやすや寝込むのもいい。
 至福のひとときだ。

 とはいえ一番の収穫は、初海外の親が、体が不自由ながら、元気に走り回っていたことだ(車椅子で)。また、花飾りを髪に付け、花輪を首に巻いた母親が悦に入って心底喜んでいた(ように見えた)ことだ。三兄弟+両親という五福星が、20年ぶりぐらいに揃って数晩をともに出来たことが何よりだった。
 


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花をまとうことに異様な執念を燃やしていた
悦のマザー(老婆)

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夜の街ではしゃぐ車いすのファーザー(天然アルツハイマー)

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ホテルではしゃぐファーザーと彼に閉口するマザー

by ichiro_ishikawa | 2007-07-25 02:30 | 日々の泡 | Comments(2)  

Commented by fukushi-kankyou at 2007-07-25 14:19
突然失礼いたします
http://fukukan.exblog.jp/
手話スタッフ常駐の不動産屋です
よろしければご覧になってください
場違いなコメントで本当にすいません。
Commented by BAMBi at 2007-07-25 19:42 x
お久しぶりです!
いいですねーワイハー。
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