80s UK Rock ベスト5


 近年、とみにブルースだソウルだジャズだと言っている俺だけに、若い連中からは「ブラックの俺」みたいな捉え方をされていて、中には「ロックとかはあまり聴かないんすか?」とすら言われる事も増えて来て、「バカ、ロックは俺が考えたんだ」と説明しているけれども、実は、俺は80sのUKロックから洋楽に入っている、という事実を知っておくのはよいことだ。
 そもUKというのはメロディが重視されるポップな歌ものの土壌があって、歌謡曲DNAを根底に持つ日本人には非常に親しみやすいのだけれど、ひねりの効いたメロディと鋭いギター、ソウルフルなボーカルは、やはり日本の歌謡曲やJ-POPとは明らかに一線を画すものがあり、そこにUKの魅力を見いだすのもまた一興である。最近はめっきり聴かなくなってしまっていたUKものだが、YouTube巡りの一環でふと懐かしいPVをたくさん見つけてしまい、なかなかどうしてやはり魅力だとの感を禁じ得なかったので、80s UKロック、ベスト5を今ここに記さんとす。

The Kinks - Lola(1970)
80sといいつつ、いきなり70sだが、このあたりはのちのニューウェーヴにつながるポッピズムを完璧に備えている。
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10cc- I'm not in love(1975)
75年の『Original Sound Track』収録だが、80sに大ヒットしたという記憶がある。
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The Boomtown Rats - Rat Trap(1978)
パンクからニューウェーヴへの流れの中で登場した、ライブ・エイドの発起人でもあるボブ・ゲルドフ率いるブームタウンラッツ。「I Don't Like Monday」という名曲もあるが、この「Rat Trap」は曲の構成がすごくいい。
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Electric Light Orchestra - Sweet Talkin' Woman(1978)
まだ70年代だが、ELOあたりのポッピズムは確実に80sへの影響大だ。
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Squeeze - Up the Junction(1979)
スクイーズは80sのビートルズと言われるが、それはグッド・メロディの宝庫という意味でだ。
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Roxy Music - Same Old Scene(1980)
ロキシー・ミュージックは、70年代後半から80年代にかけてブライアン・フェリーのダンディズムを一層前面に打ち出して大人のポップを奏でていく事になる。この「セイム・オールド・シーン」はその頂点。
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Joy Division - Love Will Tear Us Apart(1980)
マンチェスターというのはUKの中でもポップの形がちょいと違う事に気づくのはいい事だ。
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Elvis Costello & The Attractions - (What's So Funny 'Bout) Peace, Love, and Understanding(1980)
オリジナルはニック・ロウ率いるブリンズレー・シュワルツの1974年の曲で、このコステロ・ヴァージョンは『Armed Forces』のUS盤に収録。PVとしてすごく秀逸。
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Dexy's Midnight Runners - Come On Eileen(1982)
リリー・フランキーはある対談で、このバンドのフロントマン、ケヴィン・ローランドの名前が出てこなくて「誰だっけ、あのパンツ一丁の変態のオッサン」と形容していた。
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Culture club - Do you really want to hurt me(1982)
ボーイ・ジョージの声を聴くと、なぜかグッとくる。
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Culture club - Karma Chameleon(1983)
カルチャー・クラブは曲がいい。
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David Bowie - Modern Love(1983)
傑作『レッツ・ダンス』の1曲目を飾る佳曲。『レッツ・ダンス』はコアなロック・ファンから大衆迎合作と非難される事が多いが、そうは思わん。ナイル・ロジャーズのギターがいい。映画『汚れた血』では、ドニ・ラヴァンがこの曲をバックに疾走していて、すげえいい。
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David Bowie - China Girl(1983)
傑作『レッツ・ダンス』の2曲目。イギー・ポップとの共作。
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David Bowie - Let's Dance(1983)
傑作『レッツ・ダンス』の3曲目。
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The Smiths - This Charming Man(1983)
言わずもがなの最高傑作。
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The Police - Every Breath You Take(1983)
スティングは、いい作曲家で、ツラと声が良く、歌がうまい。完璧だ
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U2 - Pride (In the Name of Love)(1984)
言わずもがなの名曲。ジ・エッジのカッティングが冴え渡っている。U2はいまだにすげえのが驚きだ。
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The Style Council - Walls come tumbling down(1985)
ジャム〜スタイル・カウンシル〜ソウル・ソロと、その都度のてめえの嗜好に忠実に変遷しながらも、マニアックな位置になる事のないポール・ウェラーはほんとにすげえ。ちなみにドラムのスティーヴ・ホワイトはオエイシスのドラマー、アラン・ホワイトの兄。ルックス的に、アングロ・サクソンの美が最も際立っているのがこの頃だ。
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XTC - Mayor of Simpleton(1989)
ひねりの利いたポップとはこういうことだ。
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by ichiro_ishikawa | 2008-03-15 17:34 | 音楽 | Comments(1)  

Commented by 西田ヤスンド at 2008-03-15 23:25 x
YOUTUBEばっかりみてないで
早くはじめろよ。
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