R.E.M. ベスト5
2007年に、グランドマスター・フラッシュ・アンド・ザ・フューリアス・ファイヴ、ザ・ロネッツ、パティ・スミスらと共に「ロックの殿堂(The Rock and Roll Hall of Fame and Museum)」入りをし、授賞式ではパティ・スミスと、The Stoogesの「I Wanna Be Your Dog」を披露、着飾った業界関係者で埋まる客席にアンプをぶん投げたという、ソニック・ユースと並ぶアメリカン・オルタナティヴ・ロックの嚆矢、R.E.M.。昨年こっそりと、バンド初となるライブ盤(DVDとセット)を出していたかと思ったら、ここに来て3年ぶりとなる新作をいきなりリリース。本ブログでラップ特集をフィーチャーした際、「世界の終わり」をUPしたのを機に、地味にR.E.M.ブームが来ていたこともあり、改めて全アルバムを熟聴。1アルバムにつき1曲というしばりを課して、ここに、現時点のベスト5を記す。
18.At My Most Beautiful
Up (1998)
ビーチ・ボーイズ色の強いR.E.M.史上最もロマンティックな曲。PVの演出がいい。
17.Bad Day
E.P.(2003)
もともと「PSA(public service announcement)というタイトルで80年代から演奏していた曲をワーナーからのベスト盤リリース時に録音し直した。
16.Imitation of Life
Reveal (2001)
マイケル・スタイプのダンスも秀逸な、凝ったPVがいい。
15.Crush With Eyeliner
Monster (1994)
ソニック・ユースのサーストン・ムーアがバック・ボーカルで参加。PVの監督はスパイク・ジョーンズ。
14.Orange Crush
Green (1988)
古巣IRSレーベルをあとにしワーナー・ブラザーズと契約したメジャー第1弾アルバム(通算6作目)。
13.The Sidewinder Sleeps Tonite
Automatic For The People (1992)
「Drive」「Night Swimming」「Man On Thr Moon」「Everybody Hurts」など名曲ぞろいのアルバムだが、この曲はシングルのB面収録の元ネタ「Lion Never Sleep」もいい。
12.Driver 8
Fables Of The Reconstruction (1985)
IRSからの3枚目のアルバムの2ndシングル。IRSでの5枚がやはり、すげえいい。
11.Perfect Circle
Murmur (1983)
最高傑作のファーストから。97年に脱退したビル・ベリーの曲。アメリカン・ルーツ・ミュージックに造詣が深いR.E.M.ならではの超名曲。アルバムでのピーター・バックの12弦ギターも冴える。
10.So. Central Rain (I'm Sorry)
Reckoning (1984)
すげえいい。
9.Radio Free Europe
Murmur (1983)
デビュー曲。パンク。
8.E-Bow the Letter
New Adventures In Hi-Fi (1996)
名作『New Adventures In Hi-Fi』からのパティ・スミスとの共演曲。チベタン・フリー・コンサートでは、トム・ヨークが参加した。
7.Walk Unafraid
Up (1998)
『Up』は聴き込むほどに好きになって来た。こんな名曲もある。
6.I Believe
Life's Rich Pageant (1986)
超名曲。
5.The One I Love
Document (1987)
すげえ名曲。
4.It's the End of the World as We Know It (And I Feel Fine)
Document (1987)
最高傑作。
3.Losing My Religion
Out Of Time (1991)
こんな名曲ほかに知らない。
2.Country Feedback
Out Of Time (1991)
すげえいい曲。
1.Electrolite
New Adventures In Hi-Fi (1996)
最高にすげえ曲。
by ichiro_ishikawa | 2008-04-05 00:27 | 音楽 | Comments(3)
でぶのやせがまん> それ知ってんの?