ポール・ウェラー ベスト5


 ポール・ウェラーが、イギリスの音楽誌『Q』に「成功の秘訣は髪」と語ったという。
「まだ髪の毛があって、ほんとにホッとしてる。髪がない俺の姿を想像してみろ。大惨事だ。誰も、禿のモッズなんか真剣にとらないからな」

 というわけで、ウェラーの変遷をYouTubeで辿らん。

The Jam「In the city」(1977)
c0005419_1563478.jpgスモール・フェイセズ、ザ・フーといったモッズ(黒人R&Bフリークのイギリス白人)に憧れたパンク時代。こんな髪形が決まるのはポール・ウェラーだけ。

The Jam「Art School」(1977)
c0005419_1561377.jpg細身のスーツ、スカーフといった着こなしは、ピストルズなどと一線を画すスタイリッシュさがある。その辺、黒人ビ・バップの影響を受けたアメリカのビートニクと通ずるものがある。

The Jam「Heatwave」(1979)
c0005419_157012.jpgマーサ・リーブス&バンデラスのカバー。モータウンやスタックスといったR&Bの大ファンぶりが露骨に出ているが、どうもロックになってしまう。

The Jam「Move On Up」(1982 granada tv)
c0005419_1571912.jpgカーティス・メイフィールドのカバー。やっぱロックになっちまってる。

The Style Council「Walls Come Tumbling Down」(1985)
c0005419_158925.jpgその時、自分にジャストなものをやる、ウェラーのやり方は、いい。ジャズ、R&Bをやりたいウェラー。当時はお洒落サウンド扱いされたが、スタイル・カウンシルはソウル・ミュージック。でもどうしてもまだロック。ところでこの髪形すげえいい。

Paul Weller「Sunflower」(1993)
c0005419_1575261.jpgソロとなってようやくぐっとR&Bに辿り着く。でもロック。ウェラーはそこがいい。

Paul Weller「Echoes Round The Sun」(2008)
c0005419_1210504.jpgノエル・ギャラガー参加。ニューアルバム『22 Dreams』からの先行シングル。昨年は、英女王から与えられるCBE(Commander Of The British Empire/大英帝国上級勲爵士)の称号を辞退するなど、大御所という棺おけに片足突っ込みかけたがとどまった。

by ichiro_ishikawa | 2008-06-12 01:48 | 音楽 | Comments(0)  

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