2017年 09月 19日 ( 1 )

 

アメリカのドライと日本のウェット


大滝詠一が昔何かのインタビューで、「プレスリーは受けなかつた、それよりポール・アンカやニール・セダカだつた、日本の音楽界に影響を与へたのは」的な事を言つてゐて、ほほうと思つた。

ザックリと言へば、プレスリーはⅠーⅣーⅤーⅠのスリーコードで、後者はⅠーⅥーⅣーⅤーⅠと、キーがCならⅥ度のAmを挟むと。そこが日本人の琴線に触れるのだと。さういう事を言つていた。

このCからAmに行つてからのF、G、C。
昨今ではJ-popヒットの王道(カノンコード?)として認知されてゐるやうに、6度のマイナーが切なさを醸す。これが甘い。カフェ・オ・レだ。ブラックやエスプレッソを好む向きには、ちといただけない。

プレスリー、といふかそれ以前のアメリカンルーツミュージックの、特に7thでのスリーコード(つまりはブルーズ?)ベースの、ザクッとした乾いた感じが、やはりロックだと思ふ。


by ichiro_ishikawa | 2017-09-19 09:45 | 音楽 | Comments(0)