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バトルクリークブロー 予告編

本ブログ愛読者7〜8人に朗報!

 俺が週末起業のベースメントとしてこつこつ進めてきた「バトルクリークブロー(仮)」というウェッブマガザンの年内リリースが決定。
 俺が心底惚れている執筆陣をギャランティー出世払いという人徳で迎え、真に批評に耐え得る事象や本質だけを、鋭く深い洞察力で編集していく試みだ。
 骨子は「月刊 俺」。俺が一切の妥協をせず徹底的に独りよがりで編集・執筆していく事がそろそろ世に受け入れられる頃あいだ、という英断に基づくリリースとなる。
 毎日の目標アクセス数は50。最終的には100まで持っていきたい。広告も募集(特にトヨタとか資生堂とかドバイ原油とかでかいとこ)。

Superfly Web Magazan
バトルクリークブロー


特集
一般・専門誌/ウェブで絶対お目にかかれないすげえ切り口とイカした文章でまとめあげる(すげえイントロベストテン、1959、などをまずは予定)。洋雑誌などからのパクりも。

連載
■4コマウェブ漫画
「本末転倒くん Mr.putting the cart before the horse(仮)」
■ウェッブドラマ(映像配信)
「Runaway Highway 2(仮)」
■批評・香港映画論
「第1回 サモ・ハン・キンポーの左ジャブ」(仮)
■感想・小林秀雄というラブソング「第1回 歴史」(仮)
■全文書き取り・小林秀雄
■映画レビュー
■音楽レビュー
■文学レビュー
■小説「35の昼(仮)」
■架空インタビュー「第1回 ジョン・コルトレーン」(仮)

■英語レッスン「新しいカタカナ キャントじゃなくてケーイン(仮)」
■人生相談「武司くん(72)に訊け(仮)」
■お手軽クッキング「ばばあのレシピ(仮)」

マネージメント・ミュージック・リンク
■Julie Electro
■Jumping Route 10 Band


Coming Sooner or Later
(One Of Us Must Know)!! 
乞うご期待

by ichiro_ishikawa | 2007-11-22 02:05 | 総務便り | Comments(1)  

マイブーム07晩秋


 最近ずっと保坂和志を読んでいるが、いい。
 著者近影ではいつも猫を抱いていて、かつ早稲田出身、という僅かな情報だけで勝手に「村上春樹くさい」と敬遠していたが、数年前にたまたま読んだ『この人の域』がすごくよくて、以来、ちょくちょく気にしてはいた。さらに『<私>という演算』とか『世界を肯定する哲学』、『小説の自由』、『小説の誕生』といった著書が、露骨に哲学・批評寄りの文学者という位置を示していたし、「感傷的な小説が大嫌い」といった発言も目にするにつけ、かなり信用するに至った。
 保坂は小説家だが、その主題は、「ある」と「ない」であり、常に「考える」を考えていて、たとえば「死」は「ない」から考えられない、と、誠実に考えている。最近読んだ『羽生』という批評では、文庫版あとがきを茂木健一郎が書いていて、案の定、ベルクソンを引用している小林秀雄を引用していたりと、やはりつながった。
画家は目があるから見るのではない。
目があるにもかかわらず見るのだ。(小林秀雄)

by ichiro_ishikawa | 2007-11-14 02:23 | 文学 | Comments(0)  

晩秋の日曜に心に去来した雑感

 世間的なコミュニケーションにおいては、軽い球をポンポンとキャッチボールしていくことが軋轢を生まず円滑にその場をやり過ごす上で大事なわけだけれど、当然のことながらそんなことばかりしていても、要領が良くなるだけで、人間の深みというか、豊穣さのようなものは全く増さないことは言わずもがなだ。
 軽くポンポンと投げたり受け取ったりできない、その人が全人格を賭したような重い球を、時間をかけて、じっくりと受け取りたいし、発したいと思う。その重さとは、本質的には人を明るく楽しくさせる、とてつもなくポジティーフなものだのだが、一見にはわかりづらく、極めてシリアスなので、やはり生活においては忌み嫌われる厄介なものなのだろう。だが、やはりその重い球のやりとりからしか真のコミュニケーションは生まれないのは事実だ。
 文学とか音楽とか映画とか美術といった芸術というのは、そういう重い球の最たるものだ。他人と共有しがたい、名状しがたい、あるものが、そこには刻まれている。俺が一番大事にしているものは、その交換不可能な、顕在化しにくい、じっくりと時間をかけなければ生まれもせず得られもしない、傍目には主観的と切り捨てられてしまうような、非常に不確かで曖昧だが、確実に存在するあれ、である。
 保坂和志の新刊『「三十歳までなんか生きるな」と思っていた』を読んで、心が共振したので、同じことをてめえの言葉で綴ったみた。

by ichiro_ishikawa | 2007-11-12 01:53 | 日々の泡 | Comments(1)