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友部正人「一本道」


 横浜のジャズライブハウス、ドルフィーで、友部正人とジャズ・ピアニスト板橋文夫のデュオ・ライブを観た。人に誘われた。俺を誘った、その「人」、いい。俺は基本的に人を誘わないから、俺と交流を続けたいならば俺を誘うがいい。という性質もそろそろ直していく。
 板橋は1曲を除き友部の歌伴に徹したストイックさが良かった。時折覗かせるジャズ・フレイズには何度もはっとさせられた。ジャズの人は本当にすげえ。バンバンバザール福島康之が曲を提供した「年をとるってどんな感じ」も収録されている新作『歯車とスモークト・サーモン』をリリースしたばかりの友部は、相変わらず新曲でも歌詞が冴えていた。白眉はやはり「一本道」。凄まじい名曲、名演だった。終演後サインをもらって握手を交わした。俺がサインをもらったのは竹中直人、リリー・フランキー、バンバンバザール、装丁家・菊地信義についで生涯4人目だ。以下は、テレビでのライブ。

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by ichiro_ishikawa | 2008-04-27 02:03 | 音楽 | Comments(0)  

ゴトシと俺


 俺が「動く前に熟考する」気質であることは度々開陳して来たが、例えば、大学卒業前、就職活動をする際には、まず「働くとはどういうことか」を考える必要があった。講談社現代新書の黒井千次「働くということ」から入り、様々な書物に当たった。ここで俺らしいのは、友人や先輩なり身近な生身の人間には一切聞かなかったということで、そもそもそういう人が周りにいなかったのだけれど、だから、どうしても観念論になり、本質論になりがちだった。すると流れで、「他者とは何か」、「生きるとは何ごとか」、極まって「己とはなんぞ」までに至る。長考に入り、やっと腰を上げ、履歴書を買いに行くという塩梅であった。この時点で、すでにビジネスマンとして落第だ。おれが経営者なら絶対にこんな奴は雇わない。
 そんな中、小林秀雄は、「動く」と「熟考する」が二つのことではないこと、「黙って事に処せ」ということを、俺に知らせた。以来、俺は、熟考と動くを分けて考えず、黙って事に処しているつもりだ。
 つもりなので、本当はそうではない。そも、こういう内容のブログを書いている時点ですでに熟考もしていないし動いていないし、何より黙っていない。小林秀雄の文を抱きしめるのには、強靭な精神と肉体が必要とされる。

 働くというのは、つまるところ、他者に貢献する事だ。だから自分のやりたい事をやってもそれが他者になんらかの「利益」をもたらさなければ「仕事の」意味はなさない。百も承知だ。他者へ何らかの利益をもたらすために自分ができる事をする、これが仕事だろう。その、「何らかの利益」の「量」が多ければ、「ビッグビジネス」になるし、「質」が高ければ「いい仕事」、になる(とりあえず「何らかの利益」の定義は置いておく)。ほとんどの人は「量」と「質」、双方を求め、そこそこの「量」にそこそこの「質」のモノを提供しているというのが実情だろう。悪い仕事をビッグビジネスにしている人、いい仕事を細々とやっている人、いい仕事でビッグビジネスを作り上げている人は、ごく稀だろう。
 いい仕事でビッグビジネスを作り上げるのには大いなる才が必要で、俺にはハードルが高すぎるので、悪い仕事でビッグビジネスをするか、いい仕事を細々とやるかで、この10数年、いまだに揺れているのだが、やっぱり、いい仕事を細々とやっていきたいというのが本音だ。
で結局、まだ動いてはない。

by ichiro_ishikawa | 2008-04-26 17:01 | 日々の泡 | Comments(0)  

人殺し


 その漫画同様、視点が秀逸な和田ラヂヲの日記に、最近、ローリング・ストーンズの「Start Me Up」(81年)のPVがUPされていて、ミック・ジャガーの“変な衣裳”を槍玉に挙げていたのだが、それにしても、この頃のキース・リチャーズは人殺しみたいだな。
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by ichiro_ishikawa | 2008-04-26 01:33 | 音楽 | Comments(0)  

吉川晃司1984


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 吉川はやっぱりデビューの1984年から88年あたりが超かっけえ。
 というわけで、YouTubeで吉川の足跡を振り返らんとす。第1回は、「なんてったってアイドル」時代。
 てめえで自画自賛手紙を送りつけて大手芸能事務所、渡辺プロに、修道高校を中退して潜り込んだものの、なかなかデビューさせてもらえないことに業を煮やして社長室に殴り込んだ吉川。その破天荒さが故・渡辺社長に気に入られ、NOBODYのペンによるポップチューン「モニカ」と映画『すかんびんウォーク』の主演という、歌手&俳優ダブルデビューを果たした。トシちゃんやマッチ、聖子や明菜に混じって歌番組に出まくったが、誰よりも長い脚と、水球日本代表にも選ばれた肩幅、そして切れ味鋭いダンスで、他のアイドルたちを文字通り蹴散らし、歌謡界にロックが食い込むための風穴をこじ開けたと言ってもいい。

「モニカ」(1984年2月)
作詞:三浦徳子/作曲:NOBODY/編曲:大村雅朗
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「サヨナラは八月のララバイ」(1984年6月)
作詞:売野雅勇/作曲:NOBODY/編曲:大村雅朗
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「La Vie En Rose」(1984年9月)
作詞:売野雅勇/作曲:大沢誉志幸/編曲:大村雅朗
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次回、1985年では、ついにあのでかいグラサンを…! そして紅白でなんと…!

by ichiro_ishikawa | 2008-04-25 02:11 | 音楽 | Comments(1)  

下柳 7奪三振で4勝目

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 強豪中日に先日大敗して嫌な感じだった今日、下柳がみごと締めた。7回106球を投げて7奪三振。負け無しのの4勝目は、ヤクルト石川と並ぶ最多勝タイ。復帰して中継ぎで出て来た川上を叩いた新井の一発も効いた。今岡のタイムリーも嬉しい。相変わらず久保田が不安定だが、ど真ん中でも打者がのけぞる藤川170キロのストレートには誰も手が出まい。「あれ、お前そんなに野球好きだったっけ?」と、よく言われるが、俺は基本的にスポーツはブリバリで、野球、バスケ、サッカー、プロレス(〜83年まで)、ボクシングと、見るのもやるのも、すげえということを知っておくのはいいことだ。

by ichiro_ishikawa | 2008-04-24 01:04 | 日々の泡 | Comments(1)  

我田引水エセー これからの音楽シーン


 俺が、「技術」という教科を大の苦手としていたことを知っている人は、80年代に俺と交流があった人だが、そのほとんどは故人なので、「糸のこ」をとうとうマスターできなかった事や、プレパラートをどうしても割ってしまう事、プラモデルを一体も完成させたことがないといった事実は、俺が自ら開陳しない限り闇に葬られたままだ。
 専門の音楽に関しても、シーケンサーやシンセサイザーはおろか、リズムマシンもおぼつかなく、MTRがギリ使えるぐらい、という極端な技術音痴だ。
 とはいえ、その「技術がもたらす効力」という概念には、逆に人一倍関心があるという、これまた面妖な気質が、ことを厄介にしている。というわけで今回は、音楽と技術のシンクロニシティという見地から、今後の音楽シーンの短中期的な展望を鳥瞰した私見を述べん。

 音楽というのは、何をおいてもまず根本的にはミュージシャンの想像/創造力によるのだけれど、その形態が技術と切っても切れない関係にあることは、一面において確かなことだ。
 ブルーズのリズムがうねり出したR&Bが、40年代に勃興したのは、エレクトリック・ベースが誕生したことと密接に関係しているし、エレクトリック・ギターは言わずもがな、アンプの質の向上やエフェクターがロックの多様化に齎した影響は容易に察しがつこう。70年代のエレクトリック・ピアノやシンセサイザーも新しいR&B/ソウル、ジャズを生み、80年代のコンピューターや電子楽器の一般化もテクノやエレクトロニカを可能にし、ターンテーブルを楽器にした黒人はヒップホップを生み出し、それらが90年代にはミクスチャーとして花開きもし、あるいは、DJたちによる解体、再構築がクラブシーンを新たなステージに押し上げた。
 2000年代の今、そうした新たな動きに着目してシーンを見渡すと、真新しいものは何もないことに気がつく。すべての音楽に既聴感が伴いやしないか。技術面で言えば、顕在化しているのは、iTunes、YouTubeに代表されるデジタル・メディアだ。ほとんどの曲のさわりは試聴が可能となり、ユーザーは、クリック一つでダウンロードが可能。ジャケットの(いろいろな意味での)手触りは不要となり、アルバムという形態が無効となった。
 とはいえ、これは些事だ。この技術革新で特筆すべきは、過去のカタログが眼前に一望できるという環境の変化だろう。それまで専門誌を読み漁り、大小さまざまなレコード店に足しげく通って収集していた情報が、何もせずとも目の前にバーッと登場し、100年のポップミュージックの全貌を俯瞰できるだけでなく、カタログを実際に掘り起こすことが非常に容易になった。

 時代と寄り添いながら目まぐるしく進化の一方向に邁進してきたポップミュージックが、いよいよ打ち止めとなっている現在、ここらでじっくりと、過去の作品、アーティストを味わう方向に向っていきはしないか。すでに名盤とされているものの再吟味から、時代の潮流と合わなかった為スポットが当たらなかったもの、名盤の陰に隠れた逸品などなどをじっくり聴き込んでいくことは、物理的な時間も必要とされるし相当な収穫ともなるため、「シーン」になり得る動きと言えよう。
 これまでもフォークリバイバル、ブルーズの再発見、ジャグバンドの掘り起こし、80s再評価など、局地的に、あるいはブームとして見直しムーブメントが世間を席巻したことは度々あったが、これから、全体的、本格的に、「過去噛み締め」が爆発するのではないだろうか。
 レコードコレクターズがロッキング・オンを抜き、MOJOやUNCUTがNMEやRolling Stoneを凌駕していくのではないか。「ロック名盤100枚」の日々の更新プラス、それ以外の掘り起こし。これまで後ろ向きとされていた行為が、ポジティブな動きとして奨励されていく。DJの道具としての遺産の掘り起しとは違う、鑑賞の為の掘り起こしが一層盛んになっていくはずだ。

by ichiro_ishikawa | 2008-04-22 02:15 | 音楽 | Comments(1)  

下柳 完投で3勝目


 5月に40歳となる左腕・下柳が、今日、4月16日(水)、完投で無傷の3連勝。
 現時点で、同僚の新助っ人アッチソンと並ぶ最多勝であると同時に、防御率も1.17でほぼトップ。
 この調子だと単純計算で30勝はいくことに。
 不惑にして完投というのは、陸上で言えば100mを9秒切る、みたいな事だ。
 ところで、下柳は、長崎・瓊浦高→八幡大中退→新日鉄君津→ダイエー→日本ハム→阪神、という、経歴が、いい。

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by ichiro_ishikawa | 2008-04-16 23:58 | 日々の泡 | Comments(0)  

考えるヒント2の迫力


 「考えるヒント」シリーズは、ヒデ、後期の随筆風批評集で、肩の力の抜けた、極力平易な文章で書こうと意識された、比較的とっつきやすい文章が並ぶのだけど、それでも「2」は、相当難しい。
 言葉自体はとても簡明なのだけれど、対象が荻生徂徠、伊藤仁斎、ニュートン、デカルト、孔子、福沢諭吉といった偉い学者の魂なだけに、たとえば俺は、120回読んだけれど今でも毎回1ページ読むのに1時間かかり、ヒデとそれら学者らの魂の交感に推参したいという願いは、そううまくは行かない。
 いずれも、要は、“専門語は要らぬ、誰にも備わる常識だけをフルに働かせて事に処すことが大事だ、その緊張を途切れないようにすることだけが真に難しく、そして全てだ”、という主調低音に貫かれているようなのだが、自分なりにカバーして歌ったり、奏でようと思うと、細部にして全体でもある微妙なソウルが掴みきれていない為、どこかもどかしさが残る。
 きわめて精緻で微妙で不可解な人間の奥部にある秘密は、そうそう明かされない。だが、ヒントはすでに、ここにある。とりあえず、前文書き取りを進め、暗誦していく。

「考えるヒント2」
c0005419_11364434.jpg忠臣蔵Ⅰ
忠臣蔵Ⅱ
学問
徂徠
弁明
考えるという事
ヒューマニズム
還暦
天という言葉
哲学
天命を知るとは
歴史
常識について
1961年~64年の『文芸春秋』に掲載された批評集。歴史、学問、常識についての慧眼がここに。大批評「常識について」も圧巻。

by ichiro_ishikawa | 2008-04-11 03:24 | 文学 | Comments(1)  

ヴァン・モリスン&スティーヴ・ウィンウッド


 エルヴィス・プレスリーやジョン・レノン、ミック・ジャガーの例を出すまでもなく、ロックはまさしく黒人音楽から生まれ出たのであるが、黒人のようにはどうしてもなれないという、その葛藤がロックの原動力でもあった。ビートルズやローリング・ストーンズ、キンクス、フーあたりから、70年代のデイヴィッド・ボウイやエルヴィス・コステロ、ポール・ウェラーらのポップネスは、強力な黒人愛の裏返しでもある黒汁コンプレックスから来るものでもある。
 一方、黒人コンプレックスを抱かずに、ただ自身のブラック気質と黒人愛にこそ忠実であったミュージシャンは、前述のミュージシャンほどのポピュラーな人気を獲得はし得ないが、その代わりに、より黒人寄りなロック・ファンには強く歓迎されてきた。地味に良作を生み続けている彼等はブルー・アイド・ソウルと呼ばれ、独自の道を歩んでいるが、その代表格がヴァン・モリソンとスティーヴ・ウィンウッドである。

c0005419_234267.jpgc0005419_2341942.jpg 来日していない最後の大物、ヴァン・モリスン(1945年、北アイルランド出身)。スペンサー・デイヴィス・グループ~トラフィック~ブラインド・フェイス~ソロと、華々しい職歴を誇るスティーヴ・ウィンウッド(1948年、英・バーミンガム出身)。エリック・バードン(アニマルズ~ウォー)、スティーヴ・マリオット(スモール・フェイセズ~ハンブル・パイ)と並ぶいわゆるブルーアイド・ソウル・ミュージシャンの重鎮ふたりが揃って新作をリリースする。
 何を放たれても、買って損はないことが保障されている彼らではあるが、ふたりとも天命はとうに知り得た、そして、耳順がったいま、どう出てくるかは、非常に興味があるところだ。とりあえず、ふたりの偉業を振り返らん。



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1. Astral Weeks (1968)
c0005419_22583198.jpg「ロックンロールから抜け出したかった」と本人が語る作品で、リリース当時は商業的に大失敗だったらしいが、今は名盤中の名盤として誰もが認める大アルバム。ジャズ的アプローチやフォークのニュアンスも濃厚で黒人音楽をオリジナルに昇華させた。


2. The Story of Them Featuring Van Morrison
c0005419_2313873.jpgビートの利いたパンクR&B、ゼムの、ヴァン・モリスン在籍時1964-66年に発表されたほとんどすべての曲、全49曲を網羅した2枚組コンピレーション。パティ・スミスなど数々の大物もカバーしている「Gloria」、ベックもサンプリングしている「It's All Over Now Baby Blue」(Bob Dylanのカバー)、「Out of Sight」、「I Can Only Give You Enything」ほか、気の利いた名曲がズラリ。


3. It's Too Late to Stop Now (1974)
c0005419_23134334.jpg1973年夏の米英ツアーを収録した、ソロ初期の集大成的2枚組ライヴ盤。ホーン、ストリングスを導入した11人編成の「カレドニア・オーケストラ」がバックを務める。ゼム時代からの代表曲に加え、R&B、ブルースの名曲も披露。


4. Tupelo Honey (1971)
c0005419_2315790.jpg大名盤。アイリッシュ・ソウル大爆発。


5. Into The Music (1979)
c0005419_23161627.jpgアイリッシュ・フォーク/カントリー調あり、ホーン、ストリングス等が利いたド・ソウルあり、名曲ぞろいの名作。


6. Irish Heartbeat (1988)
c0005419_23182636.jpgアイルランドの重鎮トラッドバンド、チーフタンズと組んだアイリッシュ・トラッド作。ソウルなボーカルでのトラッドがカッコイイ。モリスンは、ドラムとギターも披露。


7. Avalon Sunset (1989)
c0005419_23191797.jpg神をみてしまった人のソウル・ソング集。


8. Hymns To The Silence (1991)
c0005419_23194141.jpgジョージィ・フェームのオルガンが響き渡るアメリカン・ルーツ・ソウル。


9. Blowin' Your Mind! (1967)
c0005419_23201567.jpg「Brown Eyed Girl」「T.B.Sheets」「Spanish Rose」「Midnight Special」「He Ain't Give You None」と名曲満載のファースト・ソロ。この時期はどうしてもみんなサイケなジャケになるのな。


10. Veedon Fleece (1974)
c0005419_23204164.jpg愛妻ジャネット・プラネットと破局した傷心のモリソンが故郷ベルファストへ戻って製作した繊細なアルバム。この後、重度の麻薬中毒に。


11. Saint Dominic's Preview (1972)
c0005419_23214768.jpgコステロもカバーした「ジャッキー・ウィルソン・セッド」、ジャズ「アイ・ウィル・ビー・ゼア 」など名曲ぞろい。ソウルフルなボーカルを存分に堪能できる。


12. Moondance (1970)
c0005419_2322173.jpgホーン・セクションを導入しR&B的なグルーヴをよりフィーチャーしたPOP作。




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1. Mr. Fantasy (1967)
c0005419_23233629.jpgスティーヴ・ウィンウッド、ジム・キャパルディ、クリス・ウッド、デイヴ・メイスンの4人が結成したトラフィックの1st。何と言っても、ウィンウッドのソウルフルなヴォーカルがいい。時代の趨勢であったサイケデリックの調味を帯びているが、ウィンウッド自身も言っているように、「R&Bやブルーズ、ジャズ、フォーク、さらにはクラシックなど、あらゆる要素をブレンドした音楽」となっいる。


2. Traffic (1968)
c0005419_23235332.jpgウィンウッドの黒くソウルフルなヴォーカルが素晴らしいが、ギターのデイヴ・メイスンのカントリー風の作品もよい。


3. The Best Of Spencer Davis Group
c0005419_23242080.jpgスペンサー・デイヴィスがギターとヴォーカル、スティーヴ・ウィンウッドがリードヴォーカルとリードギター、キーボードとハーモニカ、そしてスティーヴの実兄マフ・ウィンウッドがベース、ピート・ヨークがドラムスの4人バンドのベスト。R&B色の強いサウンド、スティーヴの若くソウルなボーカルがいい。


4. Arc Of A Diver (1981)
c0005419_2325295.jpgソロ2作目にして、最高傑作。


5. Back In The High Life (1986)
c0005419_23252414.jpgソロ4作目。ジョー・ウォルシュ、チャカ・カーン、ナイル・ロジャース、ジェイムズ・イングラム、そしてジェイムズ・テイラーという豪華ゲストが参加したポップなAOR。大ヒット。


6. Steve Winwood (1977)
c0005419_23254223.jpgソロデビュー作。アンディ・ニューマークとウィリー・ウィークスという強力なリズムセクションがいい。


7. Blind Faith (1969)
c0005419_23255573.jpgブラインド・フェイスは、スティーヴ・ウィンウッドと、当時クリームのエリック・クラプトンとジンジャー・ベイカー、そしてファミリーのリック・グレッチの4人によるユニットで、その最初で最後のアルバム。全曲ボーカルはスティーヴ。「メンバーにスティーヴがいるのなら、リーダーは彼で僕は従うだけ」というのがクラプトンのスタンス。


8. Roll With It (1988)
c0005419_23261850.jpgソロ5作目。ジャケットは完全にアメリカ市場を意識したものだが、作風は相変わらずいい。

by ichiro_ishikawa | 2008-04-10 03:39 | 音楽 | Comments(2)  

R.E.M. ベスト5


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 2007年に、グランドマスター・フラッシュ・アンド・ザ・フューリアス・ファイヴ、ザ・ロネッツ、パティ・スミスらと共に「ロックの殿堂(The Rock and Roll Hall of Fame and Museum)」入りをし、授賞式ではパティ・スミスと、The Stoogesの「I Wanna Be Your Dog」を披露、着飾った業界関係者で埋まる客席にアンプをぶん投げたという、ソニック・ユースと並ぶアメリカン・オルタナティヴ・ロックの嚆矢、R.E.M.。昨年こっそりと、バンド初となるライブ盤(DVDとセット)を出していたかと思ったら、ここに来て3年ぶりとなる新作をいきなりリリース。本ブログでラップ特集をフィーチャーした際、「世界の終わり」をUPしたのを機に、地味にR.E.M.ブームが来ていたこともあり、改めて全アルバムを熟聴。1アルバムにつき1曲というしばりを課して、ここに、現時点のベスト5を記す。

18.At My Most Beautiful
Up (1998)
c0005419_3135988.jpgビーチ・ボーイズ色の強いR.E.M.史上最もロマンティックな曲。PVの演出がいい。


17.Bad Day
E.P.(2003)
c0005419_3143080.jpgもともと「PSA(public service announcement)というタイトルで80年代から演奏していた曲をワーナーからのベスト盤リリース時に録音し直した。


16.Imitation of Life
Reveal (2001)
c0005419_3145574.jpgマイケル・スタイプのダンスも秀逸な、凝ったPVがいい。


15.Crush With Eyeliner
Monster (1994)
c0005419_3152126.jpgソニック・ユースのサーストン・ムーアがバック・ボーカルで参加。PVの監督はスパイク・ジョーンズ。


14.Orange Crush
Green (1988)
c0005419_3154564.jpg古巣IRSレーベルをあとにしワーナー・ブラザーズと契約したメジャー第1弾アルバム(通算6作目)。


13.The Sidewinder Sleeps Tonite
Automatic For The People (1992)
c0005419_3161729.jpg「Drive」「Night Swimming」「Man On Thr Moon」「Everybody Hurts」など名曲ぞろいのアルバムだが、この曲はシングルのB面収録の元ネタ「Lion Never Sleep」もいい。


12.Driver 8
Fables Of The Reconstruction (1985)
c0005419_3165122.jpgIRSからの3枚目のアルバムの2ndシングル。IRSでの5枚がやはり、すげえいい。


11.Perfect Circle
Murmur (1983)
c0005419_3171810.jpg最高傑作のファーストから。97年に脱退したビル・ベリーの曲。アメリカン・ルーツ・ミュージックに造詣が深いR.E.M.ならではの超名曲。アルバムでのピーター・バックの12弦ギターも冴える。


10.So. Central Rain (I'm Sorry)
Reckoning (1984)
c0005419_3173248.jpgすげえいい。


9.Radio Free Europe
Murmur (1983)
c0005419_3174820.jpgデビュー曲。パンク。


8.E-Bow the Letter
New Adventures In Hi-Fi (1996)
c0005419_3175825.jpg名作『New Adventures In Hi-Fi』からのパティ・スミスとの共演曲。チベタン・フリー・コンサートでは、トム・ヨークが参加した。


7.Walk Unafraid
Up (1998)
c0005419_3192522.jpg『Up』は聴き込むほどに好きになって来た。こんな名曲もある。


6.I Believe
Life's Rich Pageant (1986)
c0005419_3194361.jpg超名曲。


5.The One I Love
Document (1987)
c0005419_320146.jpgすげえ名曲。


4.It's the End of the World as We Know It (And I Feel Fine)
Document (1987)
c0005419_32035100.jpg最高傑作。


3.Losing My Religion
Out Of Time (1991)
c0005419_321261.jpgこんな名曲ほかに知らない。


2.Country Feedback
Out Of Time (1991)
c0005419_3211214.jpgすげえいい曲。


1.Electrolite
New Adventures In Hi-Fi (1996)
c0005419_3212347.jpg最高にすげえ曲。

by ichiro_ishikawa | 2008-04-05 00:27 | 音楽 | Comments(3)