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PV「SIDE B」


 YouTube上にバンバンバザールのチャンネルが出来ていた。そして、マジ傑作『SIDE B』から、名曲「情熱のありか」と佳曲「フジヤマ」のPVが上がっている。バンバンバザールは、和田ラヂヲが認め、ポカスカジャンに嫉妬され、おそらく知ったらリリー・フランキーも舌を巻くほど、「冗談」がすげえだけに、今後PVにも一層期待を寄せたい。

「情熱のありか」
「ありか」「すがしき」、という言葉がいい。「あなたの あなたのことを」「そして今 今、私は」の繰り返しがいい。一人称「私」がいい。「笑うけれど」「はにかむけれど」の「けれど」の譜割りがいい。↓ このライブバージョンもいいが、『SIDE B』の方がより、いい。


1〜2年ぐらい前からライブでは披露されていた名曲。初めは「情熱」のストレートさ、あまりにもポップなメロディに、若干あれ?と思ったが、『SIDE B』のスタジオバージョンを聴いて「そういうことってわけかい」とわかった。「どういうこと」かは言わぬ。己が耳で確かめられたし。


「フジヤマ」
1:40のブリッジ「浪裏には船が揺れて」。あと3:28の「僕の心はどこにあるの」の「の」がやばい。

by ichiro_ishikawa | 2010-08-30 23:56 | 音楽 | Comments(1)  

決定「小林秀雄賞」


第9回 小林秀雄賞受賞
「それでも、日本人は「戦争」を選んだ」
加藤陽子
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前回(2009年)の受賞作「日本語が亡びるとき 英語の世紀の中で」水村美苗と比べると、文学度は低いが、名著。本賞を取るだけあって、知識、答えではなく、考えるヒントがここにはある。選考委員のぶれのなさがうかがえる。

by ichiro_ishikawa | 2010-08-29 23:43 | 文学 | Comments(0)  

完結「小林秀雄全集」

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「小林秀雄全集 補巻III―註解 追補 下―」

by ichiro_ishikawa | 2010-08-26 02:25 | 文学 | Comments(0)  

公式サイト「海浜警邏隊ピーチ&チェリー」


「海浜警邏隊ピーチ&チェリー」公式サイトOPEN!
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神之真券総帥・神之凌一も出演

by ichiro_ishikawa | 2010-08-26 01:36 | 総務便り | Comments(0)  

弁明「みんなの党と俺」


 みんなの党を支持している俺に幻滅している輩が実に多いのは困ったことだ。

 ロック、あるいは文学と政治の相容れなさ、みたいな部分だろうか。ロックロック言ってる奴が、政治などと言うな、汚れる、という事なのだろうか。
 ところが、俺という存在自体がもう既にロックであるのだから、政治だろうが歌謡曲だろうが何を話題に挙げようが、俺のロックはいささかも損なわれる事はない。申し訳ないが、これは、しょうがない。そういうように生まれついている、としか言いようがない。

 と言うまでもなく、政治というのは、生活の管理だから、ロックや文学とはそも無関係で、ロック的、あるいは文学的に政治に関わる、というあり方は、考えてみればおかしな話なのだ。次元が違う。世界が違う。

 人生いかに生くべきか、という事を語るのが文学で、日常生活をいかに効率よく過ごすかの具体策を見いだすのが政治だ。文学は経験の一回性と特殊性を価値とする。政治、あるいは科学といった生活の為のもの、は特殊な経験を抽象し、一般化し、無限の効果を引き出そうとする。
 文学と政治はその役割を異にするどころか、真逆のベクトルにある。つまり文学者がその持ち分を全うすればするほど政治への関心はなくなるし、政治家が国のためになる仕事を果たせば果たすほど文学から遠く離れる。いわば、商売敵なのである。
 人間には、より快適な生活を求める、物質的存在としての生理的欲求と安全への欲求があるだけでなく、精神的存在としての真善美への欲求がある。パンなしには生きられないが、パンがあるだけでも生きられない。矛盾しまくっているというか、実に我が侭な存在だ。

 さて、なぜ、政治に口出すか。それはお前、風呂付きどころかクーラー付き、どころか書斎付きの部屋が心地好いし、原子爆弾が当たったら怪我するじゃないか。そうした、最低限満たされた生活を確保したい。ところが、平和ボケ甚だしい多くの日本人には分からんだろうが、明日、この生活が壊される危機に今瀕しているじゃないか。それほど、今の政治と官僚はお粗末じゃないか。
 まず衣食住と安全、これが確保できなければ、ロックも何もない。すなわちそれらを管理するのが使命であるところの政治に、その方面のやり手が登場しない事には、おちおちギターも弾いてられねえわけだ。
 じゃあもういい、お前らには任せられん。俺が政治全部やるから、君たちは床の雑巾がけでもしていなさい、と言って出馬しようとした矢先、「いや、旦那はそこでロックをやっててください、生活の管理は我々がやりますから」、と渡辺と江田が現れたというわけだ。

 「俺、みんなの党を支持、に幻滅」の理由の一つに、みんなの党は、今、旬であるらしい、そんなものに飛びつくのはらしくない、日和見だ、というのもあるらしい。そんな子供じみた批判に親切に答えれば、実はみんなの党がそんなに話題とは知らなんだ。
 俺は生活において他者と政治の話なぞしないため、みんなの党のことは、彼らの本と党HPでしかしらない。またTVがなく、新聞しか読んでいないため、新聞にみんなの党が登場することはほぼゼロなので、みんなの党は、「誰も知らない、あるいは知る人ぞ知る、超マニアックな党」だとばかり思っていた。10数もの議席もあるとも、知らなんだ。まあ、知識がないのは、俺は基本バカだからしょうがない。
 さらに、「みんなの党も結局は勝ち組の集まりとか、結局みんな金持ちだし〜」とかいう批判も、申し訳ないが、お話しにならない。
 政治の要は政策なのだ。

 みんなの党は政策が明確だ。手段と目的がはっきりしている。美辞麗句、永田町用語を一切使わない、徒党を組まない、浪花節に流されない。思想をイデオロギーに利用しない。政策が明確なら、そいつらがタリーズコーヒーの成功者だろうが離婚歴あるイケメンだろうが二世だろうが高給だろうが、党の名前をサザンからとっていようが(本当?)全然関係ないじゃないか。政治家は、文学的センスは不要。「国益(国民の生活)のため」に政策を講じるのが仕事だ。それが全う出来ている、或は地道に努力している奴には金と地位をまわしてやればいいじゃないか。けちくさい事言わずに。
 要するに一般国民の政治家、官僚批判はいつも低レベルで、単なる足の引っ張り合い、その心は僻み嫉み妬み。「俺も天下りてえ」。「金ほしい。あいつらずりい」。そいうことなんだな。国民が、こんなだからそりゃ政治もダメだわな、ということだ。

 渡辺と江田ももしかしたら、人生の一方の、そしてより本質的なものである、文学をやりたいのかも知れないじゃないか。それを捨てて、その対極である政治を全うしようという。しかもきちんと目的が把握できていて、具体的な手段と策がある。頼もしいし有り難いじゃないか。俺らはお陰で、「サイドB、ものすげえ…」と酩酊していられるのだから。

 なんか書いているうちに論旨が微妙にずれてきているような気もするが、それは、論理的に物事を考え実証していく思考回路に、そも、やや欠陥があるのと、集中力が最近、持続しないからだ。あとで推敲しよう。

by ichiro_ishikawa | 2010-08-25 12:25 | 文学 | Comments(1)  

クランクアップ「海浜警邏隊ピーチ&チェリー」


生と死を世俗的に見つめるドキュメンタリー短編「或る家族の肖像」でお馴染みの映画製作会社OUTSIDE productionによる完全自主資本アクション映画『海浜警邏隊ピーチ&チェリー』がクランクアップ。今秋、ミニシアター西荻窪「ペルーサ」にてロードショー! 予告編は「OUTSIDE TV」にてUP予定。カルトな匂いがプンプン。

c0005419_11433826.jpg「的場2着理論」でおなじみアルレッティ。役作りのため角刈りに。

c0005419_11431852.jpg神之真券総帥・神之遼一も出演。『エル・トポ』『ガルシアの首』的な質感を現出。

by ichiro_ishikawa | 2010-08-23 12:01 | 総務便り | Comments(0)  

UKニューウェーブ「MADNESS」


MADNESS「One Step Beyond 」
YouTubeのコメントにもあるが、
in-line marching at 0:54 and 1:30
awesome dancing at 0:32 and 2:02
が特に秀逸。あと冒頭の男のツラ。あとバンドの全員の動き。



この時代のUK、すげえいい。

by ichiro_ishikawa | 2010-08-17 19:43 | 音楽 | Comments(0)  

マジ傑作「B面 」

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 バンバンバザールの最新作『Side B』が、アナログ盤を先行してリリースとあいなった。
 前作『ウクレレバンバンバザール』(2008年)から2年ぶり、完全オリジナルアルバムとしては、2005年の『十』以来、実に5年ぶりとなる。
 その間は、ライブ・バンドとして毎日の様なライブ活動に加え、毎初秋に開催されている「勝手にウッドストック」というライヴ・イベント等の主催、尾藤イサオや有山じゅんじ、吾妻光良らと一曲ずつ共演した企画アルバム『One Day,One Month,One Year!』(2008年)やライブビデオ『SELF(VIDEO DE BAN BAN vol.3)』(2009年)のリリースもあったから、日々話題に事欠かないバンバンバザールではあったが、待望のという言葉が、お決まりの形容詞としてでなく文字通りの意味として立ち上がる、オリジナル・フルアルバムの登場だ。

 ジャケットがとてつもなく素晴らしいゆえ、ジャケットを部屋に飾るためにも、高価なアナログ版を即決で購入したのが、吉と出た。なんとCDも付属されている(ITunesへの取り込みが容易)という事と、サウンドがもろアナログ向けの手触りなのであった。

 内容は、ズバリ、ものすげえ。
 『SIDE B』というタイトルは単なる洒落に留まらず、一生愛すと決めたくなる珠玉のB面(B Side)集という趣がある。裏も表もねえCD、シングルでは「カップリング」と称されるそれは、レコード盤では、B面といい、音楽ファンなら、ビートルズの「Get Back」のB面「Don't Let Me Down」という例を持ち出すまでもなく、隠れた名曲とか、渋い佳曲というイメージを持つ人が多いはず。この新作は、キャッチーだがすぐ食傷してしまうことも多いA面曲を超え、じわっといつまでも抱きしめていたいB面曲的ナンバーのオンパレードとなっている。
 一聴してハートをズキュンと射抜く類いのものではないけれど(A-2「情熱のありか」あたりはややAぽいが)、「悪くない」から「おや?」、そして「こ、これは…!」、ついには「ものすげえ、すげえぇ!」と叫んでしまう曲がひしめくのだからものすげえ。現に、アナログで10回聴いたあと、裏返すのが面倒くせえから、付属のCDに切り替えて、それこそ寝るときもかけているもんだから、起きたときもそれが流れているという、まさに24時間ずっとリピートで聴いている、ここ数日の俺であった。

 前述したようにCDだとA面とB面の境がないため、アナログとCDではその音質以外に、構成の違いというものも立ち現れてくる。アナログでは、黒川修のボーカル曲でA面がおわり、「一泊、部屋はあるかい?」というリフレインが小気味いい小品でB面が幕を開けるのだが、裏返すという行為がもたらすこの間がすごく重要だ。黒川修のトム・ジョーンズ的、いやらしい世界で終わったあと、「なんかこのままでは終わりたくない気持ち悪さ」を引きずったまま、富やんのジャズ・ギターが響く小粋なナンバーで、「さあ第二部の始まり」というワクワク感が爆発する。バンバンバザールは、いつもこの幕開けのワクワク感を大事にしていて、ライブでもオープニングの登場の仕方にずっとこだわってきている。「4」の前後のライブでは、マッドネスのジャケットのような登場で「こんにちは」に入るという寸劇で始まっていた。
 そして、もはや言わずもがな、歌詞。その『B面』のA面の1曲目、「好事魔」というフレーズがリフレインされるこの言葉のセンスはどうだ。あるいは「いがさん」に続き「田代」という名字が登場する青春抒情曲では、「戸山ハイツ」が飛び出し、サールシー・アクセションの「スローバラード」の「市営グラウンド」を彷彿とさせるどころか、全体の文脈において超えてしまっている気すらする。
 
 ものすげえという衝動のあまり、やや言葉を書きなぐる感じで第一報を入れてしまったが、この傑作、いずれ全曲解説を近いうちにせざるを得ない。俺の研究・批評心をくすぐりまくる「仕掛け」に対して細かくちまちま解説していきつつ、一曲一曲、そして全体の、その本質をズバッと射抜かんとす。というか、直覚した「この感じ(That Feeling)」を言葉にして整えずには、おちおち眠れない。

by ichiro_ishikawa | 2010-08-16 01:44 | 音楽 | Comments(0)  

直感「文学とロック」


 朝日新聞が夏休み読書特集としてロックファンの視点で文学をみる記事を掲載していた(8/15付け朝刊)。
 ミュージシャンでは、サンボマスターのボーカル&ギター、音楽評論家・湯浅学、乙女派文筆家・嶽本野ばらなどが、取材を受けている。

 文学好きにしてロック好きの俺にこそズッぱまりの企画だと、素人は思うだろう。
 だが、俺にとってこの企画は不快極まりなく、毎週切り抜いている当読書欄、この日ばかりは捨てた。おそらくこういう人は多いはずだ。
 軽薄な、今風の言葉遣いで、切り込むプロデュースが、さむざむしい。次のような見出しだけで、嘔吐しそうだ。

 賢治の詩集、乗りやすい
 井伏鱒二やばいでしょ
 リズムチェンジは句読点で
 「坊ちゃん」はパンク

 なぜ、音楽、ことロックというと、こうした若者言葉になり、軽薄なノリ重視のトーンになるのか。
 「文学は、一見高尚で敷居が高く感じるかもしれないけれど、こうしたロック、ポップの人がハマるとおり、実は若者にこそ身近なもの、すごくポップなものなんだよ」、と示したいのだろうか。しかし、これが、まったくの逆効果。
 ロック、イコール反抗、非体制的な解釈が凡庸、浅薄にすぎると同様、ロック、イコール、いきがった軽薄なノリというイメージに当て込むのも、相当、人生の手抜きだ。

 とまれ、ロックは文学とか言ってはダメだし、文学もロックとか口走ってはならない。

by ichiro_ishikawa | 2010-08-15 18:20 | 文学 | Comments(0)  

クランクイン「海浜警邏隊ピーチ&チェリー」


映画製作会社「OUTSIDE production」による
完全オリジナル最新作品『海浜警邏隊ピーチ&チェリー』、
ついにクランクイン。
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by ichiro_ishikawa | 2010-08-14 02:54 | 総務便り | Comments(0)