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1986年の長渕

STANCE
この大阪城ホールはヤバい。
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Super Star
元気?の言い方がすげえいい。頑張って、もよい。
その二言及び行間にものすごいものが詰まつてゐる。
別れを乗り越えた男のギラギラした目がロック。
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Don't Cry My Love
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Stay Dream
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ボウイ
ONLY YOU
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1987年
ろくなもんじゃねえ

何の矛盾もない
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1988年
とんぼ

1989年
天河大弁財天社シークレットギグ
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1990年
巡恋歌

カラス、JEEP




by ichiro_ishikawa | 2017-07-20 22:15 | 音楽 | Comments(0)  

あの頃の長渕の後期がApple Music入り


なんとApple Musicに『Live '89』以降のアルバムとシングルが入つた。
これまでなぜか1996年『家族』以降(大麻以降)のカタログしかなかつたのが、なぜかここに来て「あの頃の長渕」の後期が全部入つた。もちろん『Captain of the Ship』もである。
シングル「Run」B面の「愛してるのに」('93大阪城ホール)、シングル「巡恋歌 '92」なども嬉しい。また、シングル「JEEP」B面の「女よ、ごめん」は、アルバムとは全く違ふアコギバージョン(アルバムより先にリリース)で、25年ぶりに聴いた。

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今朝は早速「じめじめと暗く腐った憂鬱な人生を俺は憎んでばかりいた」で始まる「Captain of the Ship」を聴きながら電車通勤。武蔵小金井から荻窪までかかつた。フリージャズなみ。


今後順次遡つてファースト『風は南から』まで、西武球場でのライブアルバムやシングルも含め、全カタログが入ることを願はん。

by ichiro_ishikawa | 2017-07-11 00:26 | 音楽 | Comments(0)  

1985年の挫折


長渕剛といへば1978〜1991年(+『Captain of the Ship』)で、特に1986〜87にその頂点を見るが、その前年、1985年といふのは特異な年である。ターニングポイントといつてもよい。

1984年までにドラマ「家族ゲーム」「家族ゲーム2」を終了させ、フォークからポップへと転身していた長渕は、MTVの常態化もあつて日本の歌謡界が空前のロックブームにあつた中で、「弾き語りに限界を感じ」(1986年のラジオでの発言)、まづ3月30日に「久しぶりに俺は泣いたんだ」、7月22日に「勇次」といふ2枚のシングルをリリースし、8月22日に、ロックサウンドに完全にシフトしたアルバム『Hungry』をリリースする。
その文体変革の実験は、8月26日の千葉県文化会館を皮切りに、Band of Spiritsを率いた全国コンサートツアー「LIVE'85 - '86 HUNGRY」にて遂行されていく。

しかしながら、この悲痛な実験は失敗に終はる。「あの頃の長渕」において、唯一の失敗である。
弾き語りに限界を感じ、時代のロックの流れに身体が反応したこのツアーでは、「愛してるのに」など既発曲のアレンジが、とてもひどいのであつた。
特異な年といふのはこの点においてである。
メロディを外してトーキングブルーズ調にアレンジするのはよいが、ブルーズでなく、トーキングロックになつてしまつてゐて、トーキングロックといふのはありえないので、実にひどいしろものなのであつた(そもロック調で創られた『Hungry』収録曲はとてもよい)。

おそらく、このひどさは、長渕がキャリアで初めて、自分を失くしてしまつたことからくる。
そして、この「無理」に、身体が答へを出した。

1986年1月22日の日本武道館公演を最後に、過労によりダウン。重度の鬱状態のため残り全ての公演をキャンセルしたのであつた。

しかし、このダウンにより長渕は、ポップ、ロックを通過して原点回帰を果たした、「レース」をはじめとする「弾き語り名曲」群を大量に創りあげ、それは『Stay Dream』として結実することになる。

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そして、11月11日には大阪城ホールより『LIVE'86〜'87 STAY DREAM』がスタート。1987年2月25の、再びの大阪城ホールでの「伝説の」追加公演が『LAST CRIME』と題して開催され、見事すぎる復活を遂げた。

さらに、4月10日には主演4作目の連続ドラマ『親子ジグザグ』(TBS系列)が放映開始、8月5日、最高傑作アルバム『LICENSE』をリリース。同年末の第29回日本レコード大賞で、アルバム大賞を獲得する。




by ichiro_ishikawa | 2017-07-09 20:43 | 音楽 | Comments(0)  

長渕剛 バラッドベスト5


9. 花菱にて
(『LICENSE』1987)29.45〜


8.
(『JEEP』1990)


7. シェリー
(『昭和』1989)


6.
(『JAPAN』1991)



5. 俺たちのキャスティング・ミス
(『STAY DREAM』1986)


4. PLEASE AGAIN
(『LICENSE』1987)4.38〜


3. パークハウス 701 in 1985
(『LICENSE』1987)10.04〜


2. Time Goes Around
(『HOLD YOUR LAST CHANCE』1984)9.37〜


1. 何の矛盾もない
(『LICENSE』1987)42.23〜


by ichiro_ishikawa | 2017-07-08 18:51 | 音楽 | Comments(0)  

BOØWYファン分布図


アンチBOØWY、もしくはBOØWY興味なし世代といふのも存在していて、分類すると以下のやうになる。

・BOØWY全盛期の1986〜87年、および1988年のラストギグズから90年代半ば(氷室LA移住、布袋「スリル」でお茶の間に登場する前、主にコンプレックス、ギタリズム期まで)においてすでに25歳を超えていた(すでにいい大人)層
=1969年以前生まれの人間

・氷室=ナルシスト、布袋=強面アニキといふ各ソロ中期以降のキャラ時に初めて氷室と布袋を知つた層
=1980年以降生まれの人間

・インテリゲンチャ

・80年代において洋楽志向のロックファン

・そもクラシックファン

・そもジャズファン

・ハイブロウなサブカルファン
・ロッキングオン系

・女性



では逆にどの層がBOØWYファンかといふと、

・1970年代生まれ(現在38〜47歳)及びその子供(21世紀生まれ、現在ティーン)
・上記のうち地方及び都市郊外在住者
・上記のうち不良
・上記のうち男
・上記のうち歌謡曲ファン

つまり結構限定的である。
しかし各年200万人超えの団塊ジュニア(1971〜74生まれ)を擁する分厚いボリュームゾーンでもある。

団塊世代を擁する1940年代生まれをリアルタイムのコア層とするビートルズに近い。
活動時期も、ビートルズがポップ黄金時代の60年代、かたやBOØWYがバブル80年代といふ、時代の空気も近い。
活動期間もほぼ6年と近い。絶頂期に解散し、メンバーがソロとしても第一線で活躍中といふのも同じ。

違ふ点は、ビートルズは、インテリゲンチャや、洋楽志向のロックファン(ビートルズ自体がそも洋楽だ)、そもクラシックファン、そもジャズファン、ハイブロウなサブカルファン、ロッキングオン系(社長からして超フリークだ)、そして女性からも支持されてゐるところだらう。つまりビートルズはアンチや興味なし層がゐない。これはすげえ。

しかし、アンチがゐると余計に力が高まる(=政治の専売特許、といふか本質)といふこともあるやうに、ファンは選民意識も抱いてゐる。といふのがBOØWYファンが熱狂的であり衰へない理由でもある。
以上。




by ichiro_ishikawa | 2017-06-13 09:50 | 音楽 | Comments(0)  

1986年の位置関係



1986年、俺は中3なわけだが、そのとき他の連中がどういふ位置にあつたのか、検証する。

中3
(夏の総合体育大会 地区予選 第二回戦敗退)

おニャン子クラブ 高校生

中山美穂 16歳
「色・ホワイトブレンド」「クローズ・アップ」「JINGI・愛してもらいます」「ツイてるねノッてるね」「WAKU WAKUさせて」

荻野目洋子 18歳
「フラミンゴ in パラダイス」「Dance Beatは夜明けまで」「六本木純情派」

小泉今日子 20歳
「100%男女交際」「夜明けのMEW」「木枯しに抱かれて」

中森明菜 21歳
「DESIRE -情熱-」

吉川晃司 21歳
「キャンドルの瞳」「MODERN TIME」「すべてはこの夜に」

松田聖子 24歳
(長女出産)

とんねるず 25歳
「歌謡曲」「やぶさかでない」「寝た子も起きる子守唄」「人情岬」

布袋寅泰 24歳
『JUST A HERO』『BEAT EMOTION』(BOØWY)

氷室京介 26歳
『JUST A HERO』『BEAT EMOTION』(BOØWY)

モリッシー 26歳
『Queen Is Dead』(The Smith)

ボノ 26歳
『The Joshua Tree』(U2)録音

マイケル・スタイプ 26歳
『Lifes Rich Pageant』(R.E.M.)

山下久美子 27歳
『1986』

サーストン・ムーア 28歳
『EVOL』(Sonic Youth)

長渕剛 30歳
『STAY DREAM』

エルヴィス・コステロ 32歳
『King of America』『Blood and Chocolate』

忌野清志郎 35歳
『the TEARS OF a CLOWN』(RCサクセション)

デイヴィッド・ボウイ 39歳
『Never Let Me Down』録音

ミック・ジャガー、キース・リチャーズ 43歳
『Dirty Work』(The Rolling Stones)

ポール・マッカートニー 44歳
『Press to Play』

ボブ・ディラン 45歳
『Knocked Out Loaded』

母 46歳
ジョン・レノン 46歳(生きてゐれば)

父 51歳
エルヴィス・プレスリー 51歳(生きてゐれば)



考察

・今の俺は上記の誰よりも年上
・ツッパリの中山美穂、たかだか一個上ちけ
・中森明菜、吉川晃司はすげえ上と思つてゐたがまだ21歳だつたちけ
・氷室、スタイプ、モリッシー、ボノは黄金の1960年生まれ組でロックシンガー当たり年
・この時の氷室と布袋の映像を46歳のいま見ても20個下とは到底思えない。10個上に見える。




by ichiro_ishikawa | 2017-06-13 09:22 | 音楽 | Comments(0)  

偶然ヒムロック

MacBook AirでYouTube自動再生をしたまま風呂に入り、
上がつて見ると当然まだ再生され続けてゐたので、
うぜえと思つてストップを押したら偶然この画像。
(CASE OF HIMURO 15th Anniversary Special Live Disc3)

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by ichiro_ishikawa | 2017-06-13 01:08 | 音楽 | Comments(0)  

“GIGS” CASE OF BOØWY


“GIGS” CASE OF BOØWYは、1987年7月31日の神戸ワールド記念ホールと、8月7日の横浜文化体育館にて行われた各4時間に及ぶBOØWYの集大成的ライブで、その模様は1987年10月5日にリリースされたビデオ『“GIGS” CASE OF BOØWY1~4』に収められた。
録音も済んでゐて翌9月に発売されることになつてゐた最終アルバム『PSYCHOPATHは』からは、先行発売されたばかりであつたシングル「MARIONETTE」と「PLASTIC BOMB」、「RENDEZ-VOUS」(のちリリースのコンプリートに初収録)のみが披露された。ので、全貌とはいへないが、ほぼ全貌が見て取れる。

“GIGS”CASE OF BOØWY 1

01. INTRODUCTION ~ IMAGE DOWN
02. BABY ACTION
03. 1994-LABEL OF COMPLEX-
04. LIKE A CHILD
05. BEAT SWEET
06. LONDON GAME
07. NO N.Y.


“GIGS”CASE OF BOØWY 2

01. Honky Tonky Crazy
02. わがままジュリエット
03. BAD FEELING
04. WORKING MAN
05. B・BLUE
06. BLUE VACATION
07. ON MY BEAT


“GIGS”CASE OF BOØWY 3

01. DANCING IN THE PLEASURE LAND
02. FUNNY BOY
03. THIS MOMENT
04. B・E・L・I・E・V・E
05. CLOUDY HEART
06. ONLY YOU


“GIGS”CASE OF BOØWY 4

01. SUPER-CALIFRAGILISTIC-EXPIARI-DOCIOUS
02. MORAL
03. PLASTIC BOMB
04. MARIONETTE
05. INSTANT LOVE
06. JUSTY
07. Dreamin'


このビデオは各30分、全4巻で、YouTubeのなかった当時、レンタルビデオの全盛期において、BOØWYのプロモーションビデオとして全国の中高生の間で爆発的に流通した。
特に1988年4月4日、5日のLAST GIGS以後、つまり解散後に、全盛期の模様が一望できる貴重な映像作品として最も流通したこの1~4のビデオによって、BOØWYは早くも「伝説のバンド」となった。

これは2枚組のレーザーディスクとしてもリリースされてゐたが、2001年11月28日にはそれを音源化した2枚組CD『“GIGS” CASE OF BOØWY』が出た。
氷室と布袋のソロ活動やコンプレックスと並行してBOØWYのビデオ映像を何百回と観てゐた多くの人間にとつて、このCD版は「単なる音源」として軽視された。

DISC 1

01. INTRODUCTION ~ IMAGE DOWN
02. BABY ACTION
03. MORAL
04. BAD FEELING
05. LIKE A CHILD
06. THIS MOMENT
07. わがままジュリエット
08. 1994 -LABEL OF COMPLEX-
09. BLUE VACATION
10. LONDON GAME
11. INSTANT LOVE
12. NO.NEW YORK
13. ホンキー・トンキー・クレイジー
14. ON MY BEAT


DISC 2

01. DANCING IN THE PLEASURE LAND (4:59)
02. FUNNY BOY (4:17)
03. PLASTIC BOMB (2:42)
04. MARIONETTE (3:31)
05. B・E・L・I・E・V・E (3:43)
06. CLOUDY HEART (4:20)
07. WORKING MAN (2:44)
08. B・BLUE (3:22)
09. SUPER-CALIFRAGILISTIC-EXPIARI-DOCIOUS (2:38)
10. JUSTY (3:44)
11. ONLY YOU (4:57)
12. BEAT SWEET (4:36)
13. DREAMIN' (4:41)


しかし、2007年12月24日、なんと10枚組DVDセット『“GIGS” BOX』がリリース。“GIGS” CASE OF BOØWYの全曲をコンプリートしたDVDはそのDisc1~3に収められ、同時にその音源たる3枚組CD『“GIGS” CASE OF BOØWY COMPLETE』もリリースされた(DVD版と同編集)。このDVD、CD版では改めてリミックスが施された。何と言つても「RATS」「 "16" 」「OH! MY JULLY PartI 」「TEENAGE EMOTION」「MY HONEY」「LET'S THINK 」といつた初期楽曲、「ROUGE OF GRAY」などの貴重映像は価値があつた。
※5年後の2012年12月24日には、Blu-spec盤として2牧組CDがリリース(収録曲数は同じ)。

DISC 1
01. INTRODUCTION ~IMAGE DOWN
02. BABY ACTION
03. RATS ※初
04. MORAL
05. GIVE IT TO ME ※初
06. "16" ※初
07. THIS MOMENT
08. わがままジュリエット
09. BAD FEELING
10. LIKE A CHILD
11. OH! MY JULLY PartI ※初
12. WORKING MAN
13. B・BLUE
14. TEENAGE EMOTION ※初
15. LONDON GAME
16. NO.NEW YORK

DISC 2
01. DANCING IN THE PLEASURE LAND
02. ROUGE OF GRAY ※初
03. RUNAWAY TRAIN ※初
04. B・E・L・I・E・V・E
05. CLOUDY HEART
06. INSTANT LOVE
07. FUNNY-BOY
08. MY HONEY ※初
09. LET'S THINK ※初
10. 1994 -LABEL OF COMPLEX-
11. PLASTIC BOMB
12. MARIONETTE
13. RENDEZ-VOUS ※初
14. SUPER-CALIFRAGILISTIC-EXPIARI-DOCIOUS
15. ハイウェイに乗る前に ※初
16. JUSTY
17. ホンキー・トンキー・クレイジー
18. DREAMIN'

DISC 3
01. BEAT SWEET
02. BLUE VACATION
03. ONLY YOU
04. ON MY BEAT


そして、来る2017年8月7日、“GIGS” CASE OF BOØWY30周年として、7月31日の神戸ワールド記念ホールと、8月7日の横浜文化体育館のそれぞれの完全セットリストを新たにトラック・ダウンしてコンプリート収録した4枚組CDがリリースされるといふ。

・DISC 1
1.INTRODUCTION
2.IMAGE DOWN
3.BABY ACTION
4.RATS
5.MORAL
6.GIVE IT TO ME
7."16"
8.THIS MOMENT
9.わがままジュリエット
10.BAD FEELING
11.LIKE A CHILD
12.OH! MY JULLY PartI
13.WORKING MAN
14.B・BLUE
15.TEENAGE EMOTION
16.LONDON GAME
17.NO.NEW YORK
18.DANCING IN THE PLEASURE LAND
19.ROUGE OF GRAY
20.RUNAWAY TRAIN

・DISC 2
1.B・E・L・I・E・V・E
2.CLOUDY HEART
3.INSTANT LOVE
4.FUNNY-BOY
5.MY HONEY
6.LET'S THINK
7.1994 -LABEL OF COMPLEX -
8.PLASTIC BOMB
9.MARIONETTE
10.RENDEZ-VOUS
11.SUPER-CALIFRAGILISTIC-EXPIARI-DOCIOUS
12.ハイウェイに乗る前に
13.JUSTY
14.ホンキー・トンキー・クレイジー
15.DREAMIN'
16.BEAT SWEET
17.BLUE VACATION
18.ONLY YOU
19.ON MY BEAT

初披露曲の多数あった2007年12月24日の『“GIGS” CASE OF BOØWY COMPLETE』で、ケイスオブは全曲出し尽くしてゐて、もうないだらうと思つてゐたが、それが神戸と横浜のミックス版だつたといふのが盲点だつた。今回の「ジ・オリジナル」はそれぞれをそのまま分けてゐるといふ点がオリジナル。かうなつてくるともはやオフィシャルブートレグの世界だが、これを買ふなんていふ輩が果たしてゐるのだらうか。
俺は予約した。

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あと残されてゐるのは、
・テレビ出演集『BOØWY TV』
・名曲「ミッドナイト・デイト」などの未発表曲集『BOØWY UNRELEASED』
(それぞれ小出しにしながらどこかでコンプリート)

最終的には『BOØWY DEMO』といふデモテープ集が、メンバーの死後、リリースされることになるだらう。



by ichiro_ishikawa | 2017-06-12 22:13 | 音楽 | Comments(0)  

氷室カバー曲まとめ


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かういふ看板が高崎駅に掲示されてゐるらしく、すは再結成か?などネットで様々な憶測が飛び交つてゐる。7月26日には『JUST A HERO』 『BEAT EMOTION』『PSYCHOPATH』のLPが復刻される予定で、まだまだといふか永遠に「食へる」BOØWYビジネスの新たな一手であることは間違ひないが、確実なのは氷室の稼働はないといふことだ。

DA・KA・RAせめて過去を振り返らむ。

吉田拓郎「たどりついたらいつも雨降り」、デヴィッド・ボウイ「サフラジェット・シティ」、エルヴィス・コステロ「アクシデンツ・ウィル・ハプン」など、氷室は初期シングルB面によくカヴァー曲を収めていた。

どれもオリジナルの個性が極めて強い楽曲の選だが、そのいづれも完全に我が掌中に収めた、見事なヒムロック調を展開してゐる。氷室の癖の強い歌唱によればなんでも氷室になつてしまふといふことかもしれないが、オリジナルを凌駕するといふのはなかなかできることではない。

一方、レコードになつてゐないカヴァー曲といふものが少なからず存在する。レコードになつてゐないといふことは一回性が強いといふことで、つまり貴重といふことだが、youtubeに結構上がつてゐるので、ここにまとめておきたい。

あんたのバラード(ツイスト)
ケジメなさい(近藤真彦)

※以上2曲はロフトでのパーティの余興と思はれる

時間よ止まれ(矢沢永吉)
※打ち上げか何かの折りか

ひみつのアッコちゃん(アニメ主題歌)
※野外イベント
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恋人たちのキャフェテラス(柏原芳恵)
※CX「夜のヒットスタジオDELUXE」1986.3.3
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パッション(早見優)
※CX「夜のヒットスタジオDELUXE」1986.11.12
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クローズ・アップ(中山美穂)
※CX「夜のヒットスタジオDELUXE」1986.12.3
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Help!(The Beatles) with 吉川晃司
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Come Together(The Beatles) with v.a.
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Let's Spend The Night Together (The Rolling Stones) with v.a.
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Telegram Sam(T.Rex) with v.a.
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※以上4曲 NTV「メリークリスマスショー」1986.12.24


ソロ以降
Mony Mony(Tommy James and the Shondells)

Rebel Rebel(David Bowie)

上を向いて歩こう(坂本九)

Tokyo Cityは風だらけ(ARB)

黒く塗りつぶせ(矢沢永吉)



ちなみにBOØWY時、ライブでは初期において度々カヴァー曲も披露してゐて、それをまとめた音源があつたので、ここにあげておく。






by ichiro_ishikawa | 2017-06-03 13:31 | 音楽 | Comments(0)  

氷室の秀逸歌唱、マニアックなベスト5


ポピュラリティをきちつとした形で獲得できるロックのアルバムを作りたいなと思つて制作に入つたソロデビューアルバム『Flowers for Algernon』で、1988年の大晦日に日本レコード大賞「最優秀アルバム賞」を受賞した氷室は、年明けの東京ドームにてソロとしての凱旋ライブを行つた際のMCで、「できれば歌唱賞もほしかつたけど…人生いろいろの島倉さんには敵わなかつたつてことで」とエスプリを効かせて語つてゐる。

超シングアロングな歌メロ、少年不良漫画を地でいくルックスと並び、氷室のワイルド&セクシーな歌唱力といふのがBOØWYが圧倒的ポピュラリティを獲得した3大要因の一つであるが、前述の氷室のセリフからうかがへることは、氷室自身がその歌唱力の高さを自認してをり、それがロック界は言はずもがな歌謡界全体においてもトップレベルであると自負してゐたといふことである。

基本的にはロックにおいて歌唱力といふのは重要ではない。といふのもまづ歌メロといふものがロックにおいては不要で、それよりもギターのフレイズだつたりリフ、音色が問はれるもので、ボーカルはむしろそのギターとの絡み、合ひの手的な意味合いしかない。あるひはシャウトである。
だからロックといふのは本来マニアックなポップミュージックで、このマニアックとポップのせめぎ合ひが魅力なのであり、女子供を巻き込む圧倒的ポピュラリティを獲得することはさうさう起こらず、勢ひ地下活動が多くなるのだが、稀に歌メロや歌唱力をも伴つて勝負してくるミュージシャンが出てくる。いふまでもなく超絶グッドメロディと3人のボーカリストを擁したビートルズがその最たる例であるが、BOØWYの凄さ、真価とは、その土俵に立つて勝負して、かつ結果を残したといふことである。


とはいへボーカルは、身体の経年劣化といふ必然に抗えない宿命を背負つてゐて、氷室のボーカルのピークは81〜96年(21〜36歳)、特に86〜87年(26〜27歳)であるが、その頃の、数多ある凄さの中でも特筆すべき特徴の一つは、後年出なくなつた地声のままの超ハイトーンと、歌い出し直前、間、直後の息使いのワイルド&セクシーさである。

前置きが長くなつたが、といふことで氷室の歌唱力、マニアックなベスト5を以下にまとめん。


第2位
「Don't Ask Me」0:42、1:44、2:37
「♪ You ask me what I want, darlin」のオーバーダビングによる氷室ひとりハモりの上部。
(布袋といふ説もあるが氷室だと思ふ)

ハモりの音楽理論に疎いので正確に記せないのがもどかしいが、主旋律のオクターブ上かその少し下かを、押さえた超ハイトーンで、サビの前半部だけハモつてゐる。これがシビれる。
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第1位
「Fantastic Story」0:48
「♪ Fantastic Story」の「ry」のあとの息。

無理に近似値として文字化すれば、「Story-ahっ」の「y-ahっ」がだいぶワイルド&セクシー。
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by ichiro_ishikawa | 2017-05-23 09:24 | 音楽 | Comments(0)