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日本のロック名盤 オールタイムベスト5


その前に、今回のランキングから漏れたアーティストによる「死ぬほど名曲なシングル」ベスト5(リリース順)。

「スローバラード」RCサクセション
(1976年1月21日)
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「クリスマスイブ」山下達郎
(1980年12月5日)
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「街角トワイライト」シャネルズ
(1981年2月1日)
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「サマーツアー」RCサクセション
(1982年6月23日)
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「そして僕は途方に暮れる」大沢誉志幸
(1984年9月21日)
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「いっそセレナーデ 」井上陽水
(1984年10月24日)
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「ふたりの夏物語 -NEVER ENDING SUMMER-」
杉山清貴&オメガトライブ
(1985年3月6日)
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「バチェラー・ガール」稲垣潤一
(1985年7月1日)
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以下、1アーティストにつき1アルバムといふ縛りで、日本のロック名盤 オールタイムベスト5。


13.
『Stop Stop Rock'n Roll 』山下久美子
(1989年2月1日)
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12.
『complex』complex
(1989年4月26日)
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11.
『ギタリズムⅢ』布袋寅泰
(1992年9月23日)
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10.
『メモリーズ・オブ・ブルー』氷室京介
(1993年1月7日)
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9.
『SONGS』SUGAR BABE
(1975年4月25日)
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8.『4』バンバンバザール
(1999年)
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7.
『風街ろまん』はつぴいえんど
(1971年11月20日)
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6.
『NIAGARA MOON』大滝詠一
(1975年5月30日)
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5.
『STAY DREAM』長渕剛
(1986年10月22日)
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4.
『LISENCE』長渕剛
(1987年8月5日)
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3.
『JUST A HERO』BOØWY
(1986年3月1日)
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2.
『Reflections』寺尾聰
(1981年4月5日)
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1.
『A LONG VACATION』大滝詠一
(1981年3月21日)
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by ichiro_ishikawa | 2016-12-01 22:51 | 音楽 | Comments(0)  

2010年 音楽ベスト5

第9位
Le Noise
Neil Young
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Neil Young - Le Noise - The Film


第8位
Alan Lomax in Haiti (W/Book)
Various Artists
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第7位
National Ransom
Elvis Costello
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第6位
Olympia
Bryan Ferry
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第5位
Africa 50 Years of Independance 1960-2010 [Box Set]
Various Atists
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第4位
Live At Hollywood High/The Costello Show Vol. 2
Elvis Costello And the Attractions
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第3位
Witmark Demos: 1962-1964 the Bootleg Series 9
Bob Dylan
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第2位
Exile on Main St. [deluxe edition]
The Rolling Stones
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第1位
SIDE B
BAN BAN BAZAR
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by ichiro_ishikawa | 2010-12-29 22:50 | 音楽 | Comments(0)  

R.E.M. ベスト5


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 2007年に、グランドマスター・フラッシュ・アンド・ザ・フューリアス・ファイヴ、ザ・ロネッツ、パティ・スミスらと共に「ロックの殿堂(The Rock and Roll Hall of Fame and Museum)」入りをし、授賞式ではパティ・スミスと、The Stoogesの「I Wanna Be Your Dog」を披露、着飾った業界関係者で埋まる客席にアンプをぶん投げたという、ソニック・ユースと並ぶアメリカン・オルタナティヴ・ロックの嚆矢、R.E.M.。昨年こっそりと、バンド初となるライブ盤(DVDとセット)を出していたかと思ったら、ここに来て3年ぶりとなる新作をいきなりリリース。本ブログでラップ特集をフィーチャーした際、「世界の終わり」をUPしたのを機に、地味にR.E.M.ブームが来ていたこともあり、改めて全アルバムを熟聴。1アルバムにつき1曲というしばりを課して、ここに、現時点のベスト5を記す。

18.At My Most Beautiful
Up (1998)
c0005419_3135988.jpgビーチ・ボーイズ色の強いR.E.M.史上最もロマンティックな曲。PVの演出がいい。


17.Bad Day
E.P.(2003)
c0005419_3143080.jpgもともと「PSA(public service announcement)というタイトルで80年代から演奏していた曲をワーナーからのベスト盤リリース時に録音し直した。


16.Imitation of Life
Reveal (2001)
c0005419_3145574.jpgマイケル・スタイプのダンスも秀逸な、凝ったPVがいい。


15.Crush With Eyeliner
Monster (1994)
c0005419_3152126.jpgソニック・ユースのサーストン・ムーアがバック・ボーカルで参加。PVの監督はスパイク・ジョーンズ。


14.Orange Crush
Green (1988)
c0005419_3154564.jpg古巣IRSレーベルをあとにしワーナー・ブラザーズと契約したメジャー第1弾アルバム(通算6作目)。


13.The Sidewinder Sleeps Tonite
Automatic For The People (1992)
c0005419_3161729.jpg「Drive」「Night Swimming」「Man On Thr Moon」「Everybody Hurts」など名曲ぞろいのアルバムだが、この曲はシングルのB面収録の元ネタ「Lion Never Sleep」もいい。


12.Driver 8
Fables Of The Reconstruction (1985)
c0005419_3165122.jpgIRSからの3枚目のアルバムの2ndシングル。IRSでの5枚がやはり、すげえいい。


11.Perfect Circle
Murmur (1983)
c0005419_3171810.jpg最高傑作のファーストから。97年に脱退したビル・ベリーの曲。アメリカン・ルーツ・ミュージックに造詣が深いR.E.M.ならではの超名曲。アルバムでのピーター・バックの12弦ギターも冴える。


10.So. Central Rain (I'm Sorry)
Reckoning (1984)
c0005419_3173248.jpgすげえいい。


9.Radio Free Europe
Murmur (1983)
c0005419_3174820.jpgデビュー曲。パンク。


8.E-Bow the Letter
New Adventures In Hi-Fi (1996)
c0005419_3175825.jpg名作『New Adventures In Hi-Fi』からのパティ・スミスとの共演曲。チベタン・フリー・コンサートでは、トム・ヨークが参加した。


7.Walk Unafraid
Up (1998)
c0005419_3192522.jpg『Up』は聴き込むほどに好きになって来た。こんな名曲もある。


6.I Believe
Life's Rich Pageant (1986)
c0005419_3194361.jpg超名曲。


5.The One I Love
Document (1987)
c0005419_320146.jpgすげえ名曲。


4.It's the End of the World as We Know It (And I Feel Fine)
Document (1987)
c0005419_32035100.jpg最高傑作。


3.Losing My Religion
Out Of Time (1991)
c0005419_321261.jpgこんな名曲ほかに知らない。


2.Country Feedback
Out Of Time (1991)
c0005419_3211214.jpgすげえいい曲。


1.Electrolite
New Adventures In Hi-Fi (1996)
c0005419_3212347.jpg最高にすげえ曲。

by ichiro_ishikawa | 2008-04-05 00:27 | 音楽 | Comments(3)  

Elvis Costello ベスト5


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声、ツラ、ギター、リズム、ダンス、曲、歌詞、歌、センス・オブ・ヒューモアと、すべて完璧なエルヴィス・コステロ。その初期〜中期の作品群からベストビデオを、満を持してセレクトした。5曲に絞ろうと思ったが、だいぶオーバーしてしまった。順位を付けようとしたが、全部1位になってしまったので、時系列に並べた。


Alison (1977)
c0005419_181681.jpg初のテレビ出演映像らしい。デビューですでにこのレベル。


Red Shoes (Live TOTP 1977)
c0005419_18163113.jpg超初期。21歳。完成度たけえ。すでに超大物の兆し、はげの兆しが。


Pump It Up (1979)
c0005419_160084.jpgステップが秀逸。内股ロックの金字塔。


(I Dont Want To Go To) Chelsea (1979)
c0005419_16019100.jpgおそらく「Pump It Up」と同セッション。ステップが秀逸。


Rado Radio (1979)
c0005419_1604562.jpgリリース当時にサタデーナイトライブに出演したときの演出を、同番組再出演記念としてセルフ・パロディしたビースティ・ボーイズとの共演も、いい。


Oliver's Army (1979)
c0005419_161254.jpg曲がすげえポップ。


Peace Love and Understanding (1980)
c0005419_1614535.jpgオリジナルはニック・ロウだが、コステロ・バージョンがやはり最もすげえ。遠くからゆっくりと歩いて来るオープニングの演出がすげえいい。エンディングで「Peace」のところでドラムスのピート・トーマスがピースサインを、「Love」でキーボードのスティーヴ・ナイーブがハートに拳をあて、「Understanding」で、ベースのブルース・トーマスが頭に指をあてる。


I Can't Stand Up For Falling Down (1980)
c0005419_1621163.jpgコステロとアトラクションズの面々のダンスがすげえ、いい。超秀逸。コステロのコート、シャツとチョッキもいい。


High Fidelity (1980)
c0005419_1622918.jpg本と映画にもなった佳曲。相変わらずステッブ、ダンスがすげえいい。マイクを上に投げたり、マイクを持つ指を小指から順に上げていく仕草もかっけえ。


Love For Tender (1980)
c0005419_1624816.jpgステップ、指の動きがすげえいい。ロケ地もいい。


Possession (1980)
c0005419_16368.jpg車のウィンドウをおろして歌い出す演出がいい。ロンドンの曇天もいい。コステロのコートもいい。


New Amsterdam (1980)
c0005419_1633184.jpgアクースティック・ギターと皮コートがいい。上の写真はモリッシーではなくコステロ。


Good Year For The Roses (1981)
c0005419_1634961.jpg初期の名バラッド。コステロの横の少年の居方もいい。


Clubland (1981)
c0005419_164611.jpg地味にすげえいい曲。


Man Out of Time (1982)
c0005419_1643119.jpgPVがなかったので、TVのライブ。コステロは低音がものすげえいい。すげえ静かに盛り上がっている。


Everyday I Write The Book (1983)
c0005419_1645183.jpg超名曲。頭が切れているのが惜しい。グレーのスーツと黒いシャツがすげえかっけえ。相変わらずステップと手がいい。


Let Them All Talk (1983)
c0005419_1651181.jpg80年代はなぜか必ずサックスが入る。管の4人の近さがいい。「Dreamin'」のイントロはこの曲のパクリ(のはず)。


The Only Flame In Town (1984)
c0005419_1652946.jpgコステロはしゃべり声もすげえいい。イントロのコステロの指パッチンがかっけえ。ダリル・ホールと共演したこのPVはラモーンズの映画『ロックンロールハイスクール』のアラン・アーカッシュが監督。DVDでは、眼鏡をかけていないコステロ・バージョンの別PVが見られる。


Veronica (1989)
c0005419_1654933.jpg超感動。



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「ヴェリー・ベスト・オブ・エルヴィス・コステロ」
コステロの解説やボーナストラックが秀逸。

by ichiro_ishikawa | 2008-03-30 15:08 | 音楽 | Comments(0)  

左腕ベスト5

 意外にも俺は大のスポーツ観戦好きで、実際の試合はほとんど観ないがネット上の防御率ランキングなどをかなり長時間眺める。いま、一番好きな記録はホールドだ。
 だが、さらに意外なことに、やる方はもっと好きなのだった。現在は歳なので一切やらぬが、多分やれば、かなりすごいことになるのではないか。

 下柳(39)の阪神残留が決定し、すげえ嬉しい。俺は、下柳のことがダイエー時代からずっと好きなのだった。
 左腕で、足が長くて、ツラ構えがすげえかっけえ。
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 同じ左で、阪神が実質的に優勝した1992年の抑え、田村と同じぐらいすげえ好きだ。田村は、投げ方と表情がすげえかっけかった。
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by ichiro_ishikawa | 2008-01-22 22:54 | 日々の泡 | Comments(0)  

80s歌謡曲ベストテン



 幼少時分から教会で黒人ゴスペル・クワイヤーの一員として活動していたこともあってか、音楽への興味は人一倍早かったあたしだが、意識的にてめえから求めるようになった音楽原体験はと言うと、やはり80s歌謡曲にあると言わねば嘘をついていることになろう。10代後半の地下室の手記時代から半ば故意に歌謡曲に背を向けていたが、ここへ来て、ラブ・ザ歌謡曲熱が再燃。グワッグワッと聴き直す日々が続いている。歌詞、音、声、そしてカタルシス、やっぱり80s歌謡曲はとんでもない。アメリカの60sブリルビル・ポップをどうしても彷彿とさせるのであった。

 80年代は5つの季節に分けられる。

1=1980年
2=1981~83年
3=1984、1985年
4=1986、1987年
5=1988、1989年

1980年は、さすがにまだ70年代を引きずっているのが特徴。フュージョン、AOR、クロスオーヴァー色が強く、つまり、本格、技巧指向の名残があり、そこにポップの波が少しだけ来ている。
もんた&ブラザーズ 「ダンシング・オールナイト」
クリスタルキング 「大都会」
久保田早紀「異邦人」
五十嵐浩晃 「ペガサスの朝」
沢田研二 「TOKIO」

1981~83年は、大ポップ時代である。とにかく弾けたグッド・メロディが世界を支配している。余談だが、ジャンプとプロレスとジャッキー・チェン、そしてザベストテンが最高潮に達した時だ。
寺尾聰「ルビーの指環」(1981)
松田聖子「夏の扉」(1981)
松山千春「長い夜」(1981)
松任谷由実「守ってあげたい」(1981)
南佳孝「スローなブギにしてくれ」(1981)
矢野顕子「春咲小紅」(1981)
薬師丸ひろ子「セーラー服と機関銃」(1981)
シャネルズ「ハリケーン」(1981)
石川ひとみ「まちぶせ」(1981)
松田聖子 「赤いスイートピー」(1982)
中森明菜 「少女A」(1982)
坂本龍一・忌野清志郎「い・け・な・いルージュマジック」(1982)
サザンオールスターズ 「チャコの海岸物語」(1982)
中島みゆき 「悪女」(1982)
山下久美子「赤道小町ドキッ」(1982)
一風堂「すみれSeptember Love」(1981)
シュガー「ウエディング・ベル」(1982)
杏里「CAT'S EYE」(1983)
松田聖子「瞳はダイアモンド」」(1983)
中森明菜「禁区」」(1983)
安全地帯「ワインレッドの心」(1983)
THE ALFEE「メリーアン」(1983)
YMO「君に、胸キュン。」(1983)
RATS&STAR「め組のひと」(1983)
原田知世「時をかける少女」(1983)
長渕剛「GOOD-BYE 青春」(1983)
小泉今日子「半分少女」(1983)

1984、1985年は、原色、カラフルな時だ。パワーステーション的ドラム&ベース、シンセ。ニューアカ、スキゾ、軽チャーが全盛を極め、思想までもがファッション化。根暗、冬の時代である。
チェッカーズ「涙のリクエスト」(1984)
中森明菜「飾りじゃないのよ涙は」(1984)
吉川晃司「モニカ」(1984)「サヨナラは八月のララバイ」(1984)「ラ・ヴィアンローズ」(1984)
サザンオールスターズ「ミス・ブランニュー・デイ」(1984)
杏里「悲しみがとまらない」(1984)
小泉今日子「渚のはいから人魚」(1984)
郷ひろみ「2億4千万の瞳」(1984)
高橋真梨子「桃色吐息」(1984)
舘ひろし「泣かないで」(1984)
安全地帯「恋の予感」(1984)
チェッカーズ「あの娘とスキャンダル」(1985)
小泉今日子「魔女」「なんてったってアイドル」(1985)
C-C-B「Romanticが止まらない」(1985)「Lucky Chanceをもう一度」(1985)
安全地帯「悲しみにさよなら」(1985)
TOM★CAT「ふられ気分でRock'n Roll」(1985)
吉川晃司「にくまれそうなNEWフェイス」(1985)「RAIN DANCEが聞こえる」(1985)
とんねるず「雨の西麻布」(1985)
杉山清貴&オメガトライブ「ふたりの夏物語」(1985)
大沢誉志幸「そして僕は途方に暮れる」(1985)
アン・ルイス「六本木心中」(1985)
レベッカ「フレンズ」(1985)
小林明子「恋におちて」(1985)
おニャン子クラブ「セーラー服を脱がさないで」(1985)
荻野目洋子「ダンシング・ヒーロー」(1985)
斉藤由貴「卒業」(1985)
松田聖子「天使のウィンク」(1985)
BOOWY「ホンキー・トンキー・クレイジー」(1985)

1986、1987年は、ポップ感はそのままに、一転して色彩は黒になる。ロック到来。初めてロックが歌謡界に食い込んできた。DCブランド、ブラックスーツ。
BOOWY「Bad Feelin'」「Only You」(1986)
中森明菜「DESIRE -情熱-」(1986)
KUWATA BAND「BAN BAN BAN」「スキップ・ビート」「ONE DAY」「MERRY X'MAS IN SUMMER」(1986)
TUBE「シーズン・イン・ザ・サン」(1986)
小泉今日子「夜明けのMEW」(1986)「木枯しに抱かれて」(1986)
石井明美「CHA-CHA-CHA」(1986)
荻野目洋子「ダンシング・ヒーロー」(1986)
本田美奈子「1986年のマリリン」(1986)
小林旭「熱き心に」(1986)
とんねるず「やぶさかでない」(1986)
テレサ・テン「時の流れに身をまかせ」
中山美穂「クローズ・アップ」(1986)「WAKU WAKUさせて」(1986)
安全地帯「プルシアンブルーの肖像」(1986)
池田聡「モノクローム・ヴィーナス」(1986)
杉山清貴「さよならのオーシャン」(1986)
レベッカ「ラズベリー・ドリーム」(1986)
吉川晃司「キャンドルの瞳」(1986)「MODERN TIME」(1986)
1986オメガドライブ「君は1000%」(1986)
おニャン子クラブ「じゃあね」(1986)「お先に失礼」(1986)
国生さゆり「バレンタイン・キッス」(1986)
新田恵利「冬のオペラグラス」(1986)「不思議な手品のように」(1986)
長渕剛「ろくなもんじゃねえ」(1987)
BOOWY「Marionette」(1987)
小泉今日子「木枯しに抱かれて」(1987)「水のルージュ」(1987)「キスを止めないで」(1987)
とんねるず「迷惑でしょうが・・・」(1987)「嵐のマッチョマン」(1987)「大きなお世話サマー」(1987)
桑田佳祐「悲しい気持ち (Just a man in love)」(1987)
南野陽子「話しかけたがった」(1987)
中山美穂「WAKU WAKUさせて」「50/50」(1987)「派手!!!」(1987)
安全地帯「じれったい」(1987)
今井美樹「野性の風」(1987)
鈴木聖美withラッツ&スター「ロンリー・チャップリン」(1987)

1988、1989年は、80年代が死に向って行く時代である。下手な自作自演でロックと称し悦に入る輩が急増し、歌謡曲は蔑視の対象に。パーティは終わり、壁は崩れ、ソ連は崩壊する。歌謡界は、嘘がばれ、硬派、リアリズム、シニシズムの世に変わっていく。90年代のDJによる拡大再生産時代へと移ろって行くのだった。
長渕剛「とんぼ」(1988)「激愛」(1989)
氷室京介「ANGEL」(1988)
COMPLEX「BE MY BABY」(1989)
浜田麻里「Heart and Soul」(1988)
山下達郎「GET BACK IN LOVE」(1988)
玉置浩二「キ・ツ・イ」(1989)
ザ・タイマーズ「デイ・ドリーム・ビリーバー」(1989)
ユニコーン「大迷惑」(1989)
レベッカ「One More Kiss」(1989)
矢沢永吉「SOMEBODY'S NIGHT」(1989)
氷室京介「SUMMER GAME」「MISTY」(1989)
THE BLUE HEARTS「TRAIN-TRAIN」(1988)
バービーボーイズ「目を閉じておいでよ」 (1989)
小泉今日子「Fade Out」(1989)
森高千里「17才」(1989)
Wink「淋しい熱帯魚」(1989)
今井美樹「彼女とTIP ON DUO」(1988)
南野陽子「吐息でネット」(1988)


というわけで、2007年の今から見た80年代の日本歌謡曲ベストテン。
ロック・サイド
①寺尾聰「ルビーの指環」(1981)
②大沢誉志幸「そして僕は途方に暮れる」(1985)
③安全地帯「ワインレッドの心」(1983)「悲しみにさよなら」(1985)
④南佳孝「スローなブギにしてくれ」(1981)
⑤シャネルズ「ハリケーン」(1981)
⑥坂本龍一・忌野清志郎「い・け・な・いルージュマジック」(1982)
⑦玉置浩二「キ・ツ・イ」(1989)
⑧鈴木聖美withラッツ&スター「ロンリー・チャップリン」(1987)
⑨中島みゆき 「悪女」(1982)
⑩一風堂「すみれSeptember Love」(1981)
⑪山下久美子「赤道小町ドキッ」(1982)
⑫YMO「君に、胸キュン。」(1983)
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ポップ・サイド
①小泉今日子「半分少女」(1983)「渚のはいから人魚」(1984)「夜明けのMEW」(1986)「木枯しに抱かれて」(1986)
②舘ひろし「泣かないで」(1984)
③松田聖子「夏の扉」(1981)「天使のウィンク」(1985)
④斉藤由貴「卒業」(1985)
⑤中山美穂「クローズ・アップ」(1986)「WAKU WAKUさせて」(1986)「派手!!!」(1987)
⑥KUWATA BAND「BAN BAN BAN」「スキップ・ビート」「ONE DAY」「MERRY X'MAS IN SUMMER」(1986)
⑦サザンオールスターズ「ミス・ブランニュー・デイ」(1984)
⑧桑田佳祐「悲しい気持ち (Just a man in love)」(1987)
⑨杏里「CAT'S EYE」(1983)
⑩C-C-B「ないものねだりのI Want You」(1986)「Lucky Chanceをもう一度」(1985)
⑪松任谷由実「守ってあげたい」(1981)
⑫松山千春「長い夜」(1981)
⑬TOM★CAT「ふられ気分でRock'n Roll」(1985)
⑭とんねるず「迷惑でしょうが・・・」(1987)
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番外編
BOφWY長渕吉川ベストテン

①BOφWY「Only You」(1986)
②吉川晃司「モニカ」(1984)
③COMPLEX「BE MY BABY」(1989)
④長渕剛「ろくなもんじゃねえ」(1987)
⑤氷室京介「ANGEL」(1988)
⑥吉川晃司「サヨナラは八月のララバイ」(1984)
⑦吉川晃司「にくまれそうなNEWフェイス」(1985)
⑧吉川晃司「ラ・ヴィアンローズ」(1984)
⑨長渕剛「とんぼ」(1988)
⑩長渕剛「GOOD-BYE 青春」(1983)
⑪吉川晃司「RAIN DANCEが聞こえる」(1985)
⑫吉川晃司「すべてはこの夜に」(1986)

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by ichiro_ishikawa | 2007-10-12 01:46 | 音楽 | Comments(4)  

BOX-SETベスト5


 ボックス・セットは、究極の大人の買い物だ。あれは、すげえ。3枚から多いものだと10枚がワンセットになっているというボックス。子供は買えまい。
 だがここでいう「大人」には、経済的な意味合いは無い。ボックスセットはワンテーマだ。ワンテーマを徹底的に掘り下げる、という行為はやはり大人だけに許されるものなのだ。読書もそうだろう。子供は好奇心の固まりで、とにかく元気だからあっちこっち飛び回って乱読、乱聴に走る。いわば無我夢中で模索する季節だ。だが元気のねえ大人は、もういろいろなことを諦めているし、自分の個性ってやつと本質的な意味で本格的に戦っているから、ひとつのことをじっくりゆっくり嗜むことをこそ、より欲する。「ちょっと80年代の歌謡曲にうもれてえ」、「ジャズをいいスピーカーで一日中あびていてえ」、「狂ったギターにやられてえ」「ああ、黒汁にまみれてえ」。
 ボックス・セットには、ピンだとそこそこだがまとまるとすげえ、という例もあるが、今回は、ピンでも相当すげえのに、まとまるといよいよとんでもねえ、そんなボックス・セット、ベスト5を綴らん。

第13位
竹中直人の恋のバカンス 初回限定版DVD-BOX

c0005419_159247.jpg竹中直人による、ビシバシステム、きたろう、温水洋一らとのコント集。ボン梶本、べっちん兄弟、ナン男らが登場。笑いのレベルで言えば「東京イエローページ」の方が格段に上でそちらのBOX化を望むが、これもまだまだ秀逸だ。


第12位
We're Gonna Rock: We're Gonna Roll

c0005419_1594055.jpg40〜50年代の、これからロックが登場せんとする息吹が感じられる秀逸なボックス。


第11位
テオ・アンゲロプロス全集 DVD-BOX I、II

c0005419_202193.jpgアンゲロプロスは、タルコフスキーと並ぶ、ボックスでじっくり全部観たいシネアストだ。


第10位
The Doo Wop Box

c0005419_20331.jpgロック前夜、アメリカのストリートを賑わしたブラック・ドゥーワップ・グループの秀逸なソングを101曲も集めた。


第9位
The Specialty Story

c0005419_204812.jpg終戦直後のLAで、ジャンプ・ブルース、初期R&B、ゴスペル、初期ロックンロールの名曲を多数輩出したスペシャルティ・レーベルのボックス。


第8位
Hitsville USA: The Motown Singles Collection 1959-1971

c0005419_22478.jpg南部のスタックスに比べるとよりスウィートなR&B/ソウルを手掛けたモータウンのヒットソング集。


第7位
Doctors, Professors, Kings and Queens: The Big Ol' Box of New Orleans

c0005419_221614.jpgすげえブラック・ミュージックの宝庫、ニューオーリーンズのすげえ曲たちをグワッと集めた。


第6位
Back to Mono (1958-1969)
Brill Building Sound
c0005419_222728.jpgc0005419_11442175.jpgポップ職人、フィル・スペクターの大事な仕事のすべてが詰まったボックスと、50末~60年のアメリカ・メインストリームのポップの集大成。ポップ・メロディーがとんでもねえ。


第5位
Mr.BOO ! DVD-BOX (5,000セット限定生産)

c0005419_231312.jpgサモ・ハン・キン・ポーと並ぶ香港コメディの最高峰、マイケル、サミュエル、リッキーのホイ3兄弟による名作セット。広川太一郎の吹き替えが素晴らしい。ビートルズ研究家・サミュエル・ホイの音楽も秀逸。


第4位
あしたのジョー、あしたのジョー2COMPLETE DVD-BOX


c0005419_232369.jpg俺の根っこにはどうしたって矢吹丈がある。幼稚園で観たジョーで人生が決まった、と言ってしまっても、もうよい。申し訳ないが、ジョーは俺だ。


第3位
Atlantic Rhythm & Blues 1947-1974
The Complete Stax-Volt Singles 1959-1968

c0005419_233499.jpgc0005419_261921.jpgアトランティック、スタックスこそブラック・ミュージックの頂点やもしれぬ。この2ボックス(全17枚)をずーっと聴いていると、血が黒くなる。


第2位
Anthology Of American Folk Music (Edited By Harry Smith)

c0005419_24232.jpg現存するポップ・ミュージックのおそらく一番古い音源集。今の音楽の根っこはすべてここに。


第1位
小林秀雄全集

c0005419_243356.jpg本はこれと、あとは池田晶子全著作さえあれば、後は焼いちまってもいい。というぐらいすげえボックスセット。

by ichiro_ishikawa | 2007-09-26 01:49 | 音楽 | Comments(0)  

俺とディラン

他のすべてを忘れて、キーツやメルヴィルを読んだり、
ウッディ・ガスリーやロバート・ジョンソンを
聴いた方がいい。(ボブ・ディラン)

ボブ・ディランがやっとわかった。
ディランは天才詩人なのだった。

何を今更と訝る向きもあろうが、はたして本当に今更か。

まず天才というのは、詩人にかかる形容ではない。
詩人だが、詩才が特に凄いわけではない。
いや凄いは凄いが、モリッシーやマイケル・スタイプの方がよほど凄い。
つまり、天才で、詩人なのだ、ディランは。

ディランは詩に重きを置くミュージシャンではない。
ずば抜けて歌とギターがうまい詩人なのだ。
実は、歌わなくても、ギターが無くてもいい。本人にとっては。
瞬間的にキラッと輝くが、とりたててアレンジもフックも無い単調な音楽で、
これといった抑揚も無く、8番ぐらいまで歌うディラン。
それは詩こそがすべてだからだ。

天才は、歌とギターと作曲にある。
ディランはすべて直感で創造している。
知的なアーティストというのが、そも誤解であった。
インテリではない。むしろバカなのやもしれぬ。
あれら諸作はすべて思いつきなのだった。鼻歌がそのまま名曲になっちまうのだった。
コンセプトなどない。ジャケットなども適当だ。

そのようにディランを思うと、
すっとディランが己が脳髄だが心だかになじんで来るのが感じられた。

地味で朴訥としてシンプルで、きらびやかなメロディも何の抑揚もない音楽だのに、ぐわっとハートをわしづかみにするとてつもない旋律。何の変哲も無いただのストロークだのに、ざらざらと疾走していくギター、しゃがれた汚いダミ声なのに、きらきらと美しいボーカル。それは戦前の黒人ブルースマンの身も蓋もない直截性、アメリカン・ルーツ・ミュージックの生の肌触りを彷彿とさせるばかりではなく、今にも何処かに駆け出していきそうな性急さと、どこにも行けないという焦燥が混ぜこぜになった、これぞロックという輝きがあるのである。ビートルズやコステロのようなメロディー・メイカーとは確実に違う種類の、作曲家、ギタリスト、そしてシンガーとしての恐るべき才能に、ディランは溢れている。

というわけで、ディラン名曲名演、ベスト5。

13.
Desolation Row
Recorded Aug 2, 1965
from Highway 61 Revisited ; Released Aug 30, 1965

c0005419_216212.jpg『ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム』から始まるロック化3部作の第2弾『追憶のハイウェイ61』のラストを飾る名曲。10番まである大作だ。邦題は「廃墟の街」。ニョーヨークの街を走るタクシーの中で書いたという。ディランの詩、ボーカルとハーモニカ、どれもすさまじく、リリカル。さらに特筆すべきは、マイク・ブルームフィールドのギターだ。当時ポール・バタフィールド・ブルース・バンドの一員だったブルームフィールドは、このアルバムで大活躍を見せるが、ディランから誘われたツアーへの参加は固辞。「みんな大スターになるんだろうな。でも僕はただブルースをやりたいだけなんだよ……」と言い残して去ったという。ブルームフィールドについてはこのサイトに詳しい。


12.
Love Minus Zero/No Limit
Recorded Jan 14, 1965
from Bringing It All Back Home ; Released March 22, 1965

c0005419_2152255.jpgロック化3部作の第1弾『ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム』収録。これまで言わば「一元的な」歌を歌ってきたが、今回は「三次元的な」ものにしようと思い、象徴的な表現も多く使って多層的な歌を書いたとは、本人の弁。美しく切ない珠玉のラブ・ソングだ。



11.
Stuck Inside of Mobile with the Memphis Blues Again
Recorded Feb 16, 1966
from Blonde on Blonde ; Released May 16, 1966

c0005419_2141886.jpgロック化3部作の第3弾にして、ロック史上初の2枚組アルバムにして、名盤中の名盤と名高い『ブロンド・オン・ブロンド』収録。このジャケットのディランの髪形に誰もが憧れたが、日本人には無理だった。1-6-4-5のコード進行の中、1のCsus4、5のG 11thが効いたすげえナンバー。ひとつのパターンを繰り返すだけのギター、ボーカルがとんでもない。


10.
Mr. Tambourine Man
Recorded Jan 15, 1965
from Bringing It All Back Home ; Released March 22, 1965

c0005419_2152255.jpgバーズによるカバー・ヴァージョンの方が有名な傑作。天然のディランは、バーズのカバーを聴いて、「お、きゃつらもいい曲作るな」と言ったとか言わなかったとか。


9.
One of Us Must Know (Sooner or Later)
Recorded Jan 25, 1966
from Blonde on Blonde ; Released May 16, 1966

c0005419_2141886.jpgバックはザ・バンド(当時はホークス/ドラムは、ミッキー・ジョーンズ)。


8.
It's All Over Now, Baby Blue
Recorded Jan 15, 1965
from Bringing It All Back Home ; Released March 22, 1965

c0005419_2152255.jpgアクースティック・ギターとハーモニカによる弾き語りに、アクセントでさりげなく入るエレクトリック・ギターがいい。とてつもないハーモニカを聴かせるブートレグvol.4『ライブ・アット・ロイヤル・アルバートホール(Live 1966)』(実際はマンチェスターのフリー・トレード・ホールの公演)でのバージョンもいい。


7.
All Along the Watchtower...
Recorded Nov 6, 1967
from John Wesley Harding ; Released Dec 27, 1967

c0005419_216515.jpgジミ・ヘンドリックスによるカバー・ヴァージョンも有名な傑作。ジミヘンのカバーを聴いて、「お、奴もいい曲作るな」と言ったとか言わなかったとか。前述の「タンブリンマン」といい、いずれもカバーの方がいいのだが、とすると、ディランは名デモ・テープ家ともいえる。ザ・バンドとの共演アルバム『Before The Flood』でのバージョンは、ロビー・ロバートソンの疾駆ギター、リヴォン・ヘルムの踊るドラミングが素晴らしい。


6.
Blowin' In The Wind
Recorded: Jul 9, 1963
from The Freewheelin' Bob Dylan ; Released: May 27, 1963

c0005419_2155926.jpgシンプル・イズ・ベストの代表的名曲。これだけで一生食える。「答えは風の中」というサビのフレーズも、そんな大したフレーズではないが、ゴロがいいのが何より。「Yes'n〜」というのは、「そう、で」と訳すといい。前述したザ・バンドとの共演アルバム『Before The Flood』でのアップ・バージョンも秀逸。


5.
Subterranean Homesick Blues
Recorded Jan 14, 1965
from Bringing It All Back Home ; Released March 22, 1965

c0005419_2152255.jpgビデオクリップも秀逸な元祖ラップ。


4.
Hurricane
Recorded Oct 24, 1975
from Desire ; Released Jan 16, 1976

c0005419_2134752.jpgディラン一流のパンク・ロック。ニューヨーク・パンク、ピストルズが爆発する直前に、ローリング・サンダー・レビューと並行して、ディランはこのパンクを放っている。8分34秒、11連の詩からなる大作で、最初は、1975年11月にシングルのA面 、B面に分けてリリースされた。ディランの鬼気迫る叩きつけるようなボーカル、かき鳴らすギター、これまた攻撃的なスカーレット・リヴェラの飛び交うバイオリン。1966年6月17日に起こった殺人事件の容疑者として逮捕された、黒人プロボクサーのルービン・ハリケーン・カーターの冤罪を主張した歌だ。アコースティックギターのカッティングではじまり、リズムセクションが加わり、ジプシー・ヴァイオリンの哀調を帯びたメロディーが絡んでくるといよいよこれはただ事ではなくなる。


3.
Tangled Up In Blue
Recorded Dec 30, 1974
from Blood on the Tracks ; released Jan 20, 1975

c0005419_2145629.jpg邦題「ブルーにこんがらがって」は名訳。シンプルな力強さに満ちている。


2.
Like a Rolling Stone
Recorded Jun 16, 1965
from Highway 61 Revisited ; Released Aug 30, 1965

c0005419_216212.jpgアル・クーパーの偶然のオルガンが、何か素晴らしいことが起こるという胸騒ぎを掻き立てる。C-D-E-F-Gというだんだんと上がっていくコード展開も、高揚感を誘う。「Rollin' Stone」という言葉は、マディ・ウォーターズの曲が初出のようだが、それを拝借してバンド名に冠したストーンズ、そしてこのボブ・ディラン、さらにカウンター・カルチャー誌として出発したヤン・ウェナーの雑誌のタイトルとなり、もはやロックの代名詞となったが、この曲ではむしろ「How Does It Feel ?」の方が重要だ。マーティン・スコセッシは、この曲が爆発する瞬間をハイライトにした長尺ドキュメンタリー『ボブ・ディラン ノー・ディレクション・ホーム』を2005年に作った。


1.
I Want You
Recorded Mar 9, 1966
from Blonde on Blonde ; Released May 16, 1966

c0005419_2141886.jpg1-3-6-5-1の黄金のコード進行でギターリフが展開していくポップチューン。だがそんなコード進行を意に介さないボーカルライン。この組み合わせが単なるポップソングに括られない、ロックの輝きを放つ。「傷つけたりけなしたりすることでなく、勇気の出るようなことを言ってくれ」というディランらしく、不穏なボーカルながら音楽全体がキラキラしていて素晴らしい。

by ichiro_ishikawa | 2007-04-11 02:21 | 音楽 | Comments(0)  

いま最も勢いのある雑誌ベストテン

 
 俺がかなりの雑誌マニアだということは意外と知られていない。
70年代後半から80年代半ば、幼少〜ローティーン期には、肉親が勤める美容室に入り浸っていた関係もあって、そこに置いてあった女性週刊誌や少年・青年漫画誌、ファッション誌はもちろん、「POPEYE」「BRUTUS」といったマガジンハウス系、そして伝説の「シティ・ロード」から「ロードショー」「スクリーン」の類にはかなり親しんで来た。
 80年代後半から90年代半ば、高校〜20代中盤期には、マガジンハウスを離れ、rockin'on系にシフト。さらに欧米、アートかぶれだったので、カルチャー誌、文芸誌から洋雑誌までも積極的に手を伸ばしていた。

 そんな、雑誌カルチャーに一家言ある俺だが、30代に入ってから、めっきり雑誌への愛情が薄れてきた。ウェブサイトという新しいメディアの影響などというキャッチーな理由からでは全くなく、思うに、やはり、世の出来事に関心がなくなってきたのではあるまいか。社会人という、世俗にどっぷりまみれた生活を日々送っていると、仏・神系、イエス様やお釈迦様、天照大神、八百万の神といった宗教、あるいはソクラテスやプラトンといった哲学、吉田兼好とか荻生徂徠といった古典文学など、あまり生活に関係のない、いや、生活に直截的な作用はないが、それを根底で支え、深いところで必ずや作用しているであろう、いわば、存在自体の大前提、みたいなところにしかあまり興味が持てないのであった。
 DAKARA、もっぱら書籍である。
 情報など要らぬ。ビジュアルも要らぬ。生活の知恵など無用の長物。本質だけをグワッとえぐっていれば、応用は利くのである。
 そんな人間がセレクトした、いま、最も勢いのある雑誌、ベストテン。


5.UNCUT(英国・ IPC MEDIA)

c0005419_2171027.jpg世界中の音楽誌がダメな今、孤軍奮闘しているのがこのイギリスのオヤジ雑誌。OVER30、あるいは40を読者に想定していると思われるが、あからさまな回顧趣味ではなく、ある程度耳の肥えたオヤジにも響くものなら新人も紹介する、要は、真にいいものを取り上げるというスタンスがいい。


4.SIGHT(rockin'on)

c0005419_2173444.jpgラス・メイヤー特集で幕を開けた「H」が女子供向けのサブカル誌に堕し、欧米誌デザイン+トレント・レズナー表紙で勢いよく創刊された「buzz」も「JAPAN」みたいにナヨナヨしはじめ、本誌「rochin'on」も増井修・田中宗一郎・宮﨑広司を失って虫の息、最後の牙城「CUT」も変な日本映画寄りになった今、かつては赤線引いて熟読玩味していたrockin'on社の作品にまったく用がなくなる中、唯一すげえのが、この総合誌。ただ版型が変わったのが惜しい。


3.en-taxi(扶桑社)

c0005419_2175688.jpg「東京タワー」を生んだことで一躍有名になったが、アレは別格として、「文学の器」「作家の遺影を撮る」「ラスト・ワルツ」などいい企画が目白押し。丸山応挙や松方弘樹、大江慎也など、俎上に載せる題材も秀逸。判型が変わったのは、やや気に入らない。


2.芸術新潮(新潮社)

c0005419_2181580.jpg芸術というやつを切るには、高尚になるか、スノッブな感じにサブっぽく軽やかになるかのどちらかで、本当にくだらねえのだけれど、この雑誌は、なんといっても本質をこそ、グワッと抉っていこうという意気込み、そして、それを形にする手腕がすげえ。「日本の仏像誕生!」「おそるべし! 川端康成コレクション」「芭蕉から蕪村へ 俳画は遊ぶ」といった、切り口にすごく工夫がある。


1.サライ(小学館)

c0005419_2183366.jpg他のジジイ雑誌が、「若者がオッサンになった」という事実に即しただけの、処世術や趣味を扱うことに終始していて全然ダメなのに対し、「古都奈良」や「落語」、「孔子論語」「小倉百人一首」といった特集の素材が硬派で気が利いているのがまず良いし、なんといっても切り口が、すげえ。要は、料理の仕方がすげえ。

by ichiro_ishikawa | 2007-02-08 02:22 | 文学 | Comments(2)  

カウントダウン・マガジン vol.7

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 ロックな女。というと語義矛盾を感じる程、ロックというのは男特有のものだ。言うまでもなく、ここでのロックとは、音楽の形態ではなく、“居方”を指す。世界を見渡してみて、やはり女性でロックは少ないという事実に面接した。
ロックな女の条件とは、1.セクシー 2.かっけえ 3.ドラッギー 4.アルコホリック 5.ケンカがつええ 6.退屈するとちゃんと浮気する 7.ダンサブル 8.気違い 9.堕天使 10.フリーダム 11.ノーパン
 以上すべてを満たしつつ、かつそんな理屈を軽々と乗り越えて、傍若無人、破天荒に、中指立てて突き進む、愛すべきロックンロール・ビッチ、この10人。


6.
Chara(1991〜97)

c0005419_15404745.jpgデビューから、ストリート・スライダーズ土屋公平との991/2、『Junior Sweet』、「Duca」あたりまでのCharaは凄まじい。浅野忠信と結婚してしばらくは、ロックだったが、子供が生まれてロックじゃなくなったのが残念。母性愛が目覚めるとロックは死ぬ。

5.
山下久美子(1980〜88)

c0005419_15405997.jpg布袋寅泰を見い出し結婚して2年間、最強にロックだった。その様は布袋と松井恒松、ルースターズ池畑潤二を従えたライヴアルバム『Act Less』『Stop Stop Rock’n’Roll』に凝縮されている。BOφWYの「ダウンタウン・シャッフル」(’86年『Beat Emotion』収録)の「Busy !」の声を聴いただけでもその凄さはわかろうというもの。

4.
キム・ゴードン(1981〜)

c0005419_15411262.jpgパティ・スミスと結婚するためにニューヨークに出てきたサーストン・ムーアがパティ・スミス以上に強烈なロック女を発見、結婚に至った、その人。もはやかなりの年にもかかわらずボディ・コンシャス的ミニを身に纏う姿も秀逸。デザイン方面に手を染めるなどサブカル的な動きをしても、ロックでいられるその居方はすげえ。

3.
ポーリー・ジーン・ハーヴェイ(1991〜)

c0005419_15412518.jpg素晴らしいギターを鳴らす希有な女。ブスなのに露出趣味高く、アーティスト的な位置に行ける実力がありながら、ロックで居続ける。リズム&ブルースの土感覚が根底にあり、情念的でありながらクール。なによりその音楽の精度の高さが、凡百のパンクねえちゃんと一線を画す。

2.
コートニー・ラヴ(1989〜)

c0005419_15413874.jpgカート・コベインが惚れた女。コベイン死後、娘・フランシスを女手一つで育てるが、愛情はともかく、やはりフランシスは2の次、ロックという性癖から逃れることは出来ていない。モニターに片足を引っかけ、ノーパンでギターをかき鳴らしながらうなり声をあげる姿に、世界は悲鳴をあげた。c0005419_17391087.jpg

1.
Lovefoxxx(2003〜)

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彗星のごとく現れたブラジル産ロックの女王。やっている音楽はエレクトロ・ポップであるが、そんなことはどうでもいい。一挙手一投足がロック、遂にコートニーを超えるロックな女が登場した。


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CSS (Cansei de Ser Sexi) live at Shibuya DUO
16th Jan. 2007

1.CSS SUXXX
2.ALALA
3.FUCK OFF IS NOT THE ONLY THING YOU HAVE TO SHOW
4.MEETING PARIS HILTON
5.THIS MONTH, DAY 10
6.ALCOHOL
7.ACHO UM POUCO BOM
8.OFF THE HOOK
9.ART BITCH
10.MUSIC IS MY HOT, HOT SEX
11.LET'S MAKE 'N' LISTEN TO DEATH FROM ABOVE

encore
1.PATINS
2.PRETEND WE'RE DEAD (cover song of L7)


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by ichiro_ishikawa | 2007-01-15 00:14 | 音楽 | Comments(1)