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1981年の明るさ


1985〜86で日本の歌謡界がロック一色に染まる前夜の1980〜84はアイドルポップスが大爆発した時代で、ビートルズ前夜のブリルビルポップを彷彿させるわけだが、紛れもなくその先駆けは松田聖子のデビューであつた。
その後、河合奈保子か追随し、中森明菜、早見優、小泉今日子といつた才能が続々登場して、黄金期を作り上げることになる。ここでは1981年の明るさを象徴する2曲にスポットを当てたい。

松田聖子
「夏の扉」
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河合奈保子
大ヒット「スマイル・フォー・ミー」
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レコード版、ブリッジの「♪あなただけよ他には何も見えないの もつとそばにゐさせて 肩が触れ合ふくらい」の時のベースとギターもいい。
作詞の竜真知子は、矢沢ファミリーで、初期吉川をも手がけたNOBODY相沢行夫の妻。


共演 松田聖子×河合奈保子
「ふりむかないで」
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by ichiro_ishikawa | 2017-07-23 13:01 | 音楽 | Comments(0)  

1986年の長渕

STANCE
この大阪城ホールはヤバい。
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Super Star
元気?の言い方がすげえいい。頑張って、もよい。
その二言及び行間にものすごいものが詰まつてゐる。
別れを乗り越えた男のギラギラした目がロック。
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Don't Cry My Love
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Stay Dream
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ボウイ
ONLY YOU
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1987年
ろくなもんじゃねえ

何の矛盾もない
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1988年
とんぼ

1989年
天河大弁財天社シークレットギグ
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1990年
巡恋歌

カラス、JEEP




by ichiro_ishikawa | 2017-07-20 22:15 | 音楽 | Comments(0)  

あの頃の長渕の後期がApple Music入り


なんとApple Musicに『Live '89』以降のアルバムとシングルが入つた。
これまでなぜか1996年『家族』以降(大麻以降)のカタログしかなかつたのが、なぜかここに来て「あの頃の長渕」の後期が全部入つた。もちろん『Captain of the Ship』もである。
シングル「Run」B面の「愛してるのに」('93大阪城ホール)、シングル「巡恋歌 '92」なども嬉しい。また、シングル「JEEP」B面の「女よ、ごめん」は、アルバムとは全く違ふアコギバージョン(アルバムより先にリリース)で、25年ぶりに聴いた。

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今朝は早速「じめじめと暗く腐った憂鬱な人生を俺は憎んでばかりいた」で始まる「Captain of the Ship」を聴きながら電車通勤。武蔵小金井から荻窪までかかつた。フリージャズなみ。


今後順次遡つてファースト『風は南から』まで、西武球場でのライブアルバムやシングルも含め、全カタログが入ることを願はん。

by ichiro_ishikawa | 2017-07-11 00:26 | 音楽 | Comments(0)  

1985年の挫折


長渕剛といへば1978〜1991年(+『Captain of the Ship』)で、特に1986〜87にその頂点を見るが、その前年、1985年といふのは特異な年である。ターニングポイントといつてもよい。

1984年までにドラマ「家族ゲーム」「家族ゲーム2」を終了させ、フォークからポップへと転身していた長渕は、MTVの常態化もあつて日本の歌謡界が空前のロックブームにあつた中で、「弾き語りに限界を感じ」(1986年のラジオでの発言)、まづ3月30日に「久しぶりに俺は泣いたんだ」、7月22日に「勇次」といふ2枚のシングルをリリースし、8月22日に、ロックサウンドに完全にシフトしたアルバム『Hungry』をリリースする。
その文体変革の実験は、8月26日の千葉県文化会館を皮切りに、Band of Spiritsを率いた全国コンサートツアー「LIVE'85 - '86 HUNGRY」にて遂行されていく。

しかしながら、この悲痛な実験は失敗に終はる。「あの頃の長渕」において、唯一の失敗である。
弾き語りに限界を感じ、時代のロックの流れに身体が反応したこのツアーでは、「愛してるのに」など既発曲のアレンジが、とてもひどいのであつた。
特異な年といふのはこの点においてである。
メロディを外してトーキングブルーズ調にアレンジするのはよいが、ブルーズでなく、トーキングロックになつてしまつてゐて、トーキングロックといふのはありえないので、実にひどいしろものなのであつた(そもロック調で創られた『Hungry』収録曲はとてもよい)。

おそらく、このひどさは、長渕がキャリアで初めて、自分を失くしてしまつたことからくる。
そして、この「無理」に、身体が答へを出した。

1986年1月22日の日本武道館公演を最後に、過労によりダウン。重度の鬱状態のため残り全ての公演をキャンセルしたのであつた。

しかし、このダウンにより長渕は、ポップ、ロックを通過して原点回帰を果たした、「レース」をはじめとする「弾き語り名曲」群を大量に創りあげ、それは『Stay Dream』として結実することになる。

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そして、11月11日には大阪城ホールより『LIVE'86〜'87 STAY DREAM』がスタート。1987年2月25の、再びの大阪城ホールでの「伝説の」追加公演が『LAST CRIME』と題して開催され、見事すぎる復活を遂げた。

さらに、4月10日には主演4作目の連続ドラマ『親子ジグザグ』(TBS系列)が放映開始、8月5日、最高傑作アルバム『LICENSE』をリリース。同年末の第29回日本レコード大賞で、アルバム大賞を獲得する。




by ichiro_ishikawa | 2017-07-09 20:43 | 音楽 | Comments(0)  

名曲「エイリアンズ」

聴けば聴くほどじわじわきて、何度聴いても飽くことがないといふ名曲が世にはあつて、この「エイリアンズ」はその代表で、ある一季節の空気をも運んできて、切ない。


Goose house
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ORIGINAL LOVE
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キリンジ(当人)
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by ichiro_ishikawa | 2017-07-09 01:25 | 音楽 | Comments(0)  

長渕剛 バラッドベスト5


9. 花菱にて
(『LICENSE』1987)29.45〜


8.
(『JEEP』1990)


7. シェリー
(『昭和』1989)


6.
(『JAPAN』1991)



5. 俺たちのキャスティング・ミス
(『STAY DREAM』1986)


4. PLEASE AGAIN
(『LICENSE』1987)4.38〜


3. パークハウス 701 in 1985
(『LICENSE』1987)10.04〜


2. Time Goes Around
(『HOLD YOUR LAST CHANCE』1984)9.37〜


1. 何の矛盾もない
(『LICENSE』1987)42.23〜


by ichiro_ishikawa | 2017-07-08 18:51 | 音楽 | Comments(0)  

BOØWYファン分布図


アンチBOØWY、もしくはBOØWY興味なし世代といふのも存在していて、分類すると以下のやうになる。

・BOØWY全盛期の1986〜87年、および1988年のラストギグズから90年代半ば(氷室LA移住、布袋「スリル」でお茶の間に登場する前、主にコンプレックス、ギタリズム期まで)においてすでに25歳を超えていた(すでにいい大人)層
=1969年以前生まれの人間

・氷室=ナルシスト、布袋=強面アニキといふ各ソロ中期以降のキャラ時に初めて氷室と布袋を知つた層
=1980年以降生まれの人間

・インテリゲンチャ

・80年代において洋楽志向のロックファン

・そもクラシックファン

・そもジャズファン

・ハイブロウなサブカルファン
・ロッキングオン系

・女性



では逆にどの層がBOØWYファンかといふと、

・1970年代生まれ(現在38〜47歳)及びその子供(21世紀生まれ、現在ティーン)
・上記のうち地方及び都市郊外在住者
・上記のうち不良
・上記のうち男
・上記のうち歌謡曲ファン

つまり結構限定的である。
しかし各年200万人超えの団塊ジュニア(1971〜74生まれ)を擁する分厚いボリュームゾーンでもある。

団塊世代を擁する1940年代生まれをリアルタイムのコア層とするビートルズに近い。
活動時期も、ビートルズがポップ黄金時代の60年代、かたやBOØWYがバブル80年代といふ、時代の空気も近い。
活動期間もほぼ6年と近い。絶頂期に解散し、メンバーがソロとしても第一線で活躍中といふのも同じ。

違ふ点は、ビートルズは、インテリゲンチャや、洋楽志向のロックファン(ビートルズ自体がそも洋楽だ)、そもクラシックファン、そもジャズファン、ハイブロウなサブカルファン、ロッキングオン系(社長からして超フリークだ)、そして女性からも支持されてゐるところだらう。つまりビートルズはアンチや興味なし層がゐない。これはすげえ。

しかし、アンチがゐると余計に力が高まる(=政治の専売特許、といふか本質)といふこともあるやうに、ファンは選民意識も抱いてゐる。といふのがBOØWYファンが熱狂的であり衰へない理由でもある。
以上。




by ichiro_ishikawa | 2017-06-13 09:50 | 音楽 | Comments(0)  

偶然ヒムロック

MacBook AirでYouTube自動再生をしたまま風呂に入り、
上がつて見ると当然まだ再生され続けてゐたので、
うぜえと思つてストップを押したら偶然この画像。
(CASE OF HIMURO 15th Anniversary Special Live Disc3)

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by ichiro_ishikawa | 2017-06-13 01:08 | 音楽 | Comments(0)  

コステロが何をまくし立ててゐたのか判明


やたらとMCが長く、おそらくはウィットに富んだジョークで会場を笑ひに包んでゐた、昨年のコステロDetourツアー来日公演。俺の英語リスニング力では1割も理解できず、悶々と人見記念講堂を後にしたのであつたが、なんとそのMCを翻訳したサイトをいまさら発見。
一読後、これがわからなかつたらこのライブの良さは何も伝はらないなと思つた。目隠しして美術館を巡つてゐたやうなものだ。

by ichiro_ishikawa | 2017-06-06 10:10 | 音楽 | Comments(0)  

氷室カバー曲まとめ


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かういふ看板が高崎駅に掲示されてゐるらしく、すは再結成か?などネットで様々な憶測が飛び交つてゐる。7月26日には『JUST A HERO』 『BEAT EMOTION』『PSYCHOPATH』のLPが復刻される予定で、まだまだといふか永遠に「食へる」BOØWYビジネスの新たな一手であることは間違ひないが、確実なのは氷室の稼働はないといふことだ。

DA・KA・RAせめて過去を振り返らむ。

吉田拓郎「たどりついたらいつも雨降り」、デヴィッド・ボウイ「サフラジェット・シティ」、エルヴィス・コステロ「アクシデンツ・ウィル・ハプン」など、氷室は初期シングルB面によくカヴァー曲を収めていた。

どれもオリジナルの個性が極めて強い楽曲の選だが、そのいづれも完全に我が掌中に収めた、見事なヒムロック調を展開してゐる。氷室の癖の強い歌唱によればなんでも氷室になつてしまふといふことかもしれないが、オリジナルを凌駕するといふのはなかなかできることではない。

一方、レコードになつてゐないカヴァー曲といふものが少なからず存在する。レコードになつてゐないといふことは一回性が強いといふことで、つまり貴重といふことだが、youtubeに結構上がつてゐるので、ここにまとめておきたい。

あんたのバラード(ツイスト)
ケジメなさい(近藤真彦)

※以上2曲はロフトでのパーティの余興と思はれる

時間よ止まれ(矢沢永吉)
※打ち上げか何かの折りか

ひみつのアッコちゃん(アニメ主題歌)
※野外イベント
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恋人たちのキャフェテラス(柏原芳恵)
※CX「夜のヒットスタジオDELUXE」1986.3.3
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パッション(早見優)
※CX「夜のヒットスタジオDELUXE」1986.11.12
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クローズ・アップ(中山美穂)
※CX「夜のヒットスタジオDELUXE」1986.12.3
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Help!(The Beatles) with 吉川晃司
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Come Together(The Beatles) with v.a.
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Let's Spend The Night Together (The Rolling Stones) with v.a.
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Telegram Sam(T.Rex) with v.a.
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※以上4曲 NTV「メリークリスマスショー」1986.12.24


ソロ以降
Mony Mony(Tommy James and the Shondells)

Rebel Rebel(David Bowie)

上を向いて歩こう(坂本九)

Tokyo Cityは風だらけ(ARB)

黒く塗りつぶせ(矢沢永吉)



ちなみにBOØWY時、ライブでは初期において度々カヴァー曲も披露してゐて、それをまとめた音源があつたので、ここにあげておく。






by ichiro_ishikawa | 2017-06-03 13:31 | 音楽 | Comments(0)