リッチー・フレイの歌の艶


最近はずつと音楽モードで、本も読まず映画も観ずひたすら音楽ばかり聴いてゐる。Apple Musicにて旧作の膨大なストックから、ボブ・ディランのブートレグシリーズ、『ホワイトアルバム』やジョン・レノンのソロの周年企画盤といつた、中高年を露骨に狙つた、購入するのが躊躇はれる高価ボックスセットに、ゲスの極み乙女。的な新作まで、何でも手軽に聴けるといふ、これまでにない音楽環境が整つてきてゐることが大きい。朝起きてから身支度の最中、移動中と、ずつと聴いてゐる。風呂でさへBluetooth接続の防水スピーカーで聴いてゐる。1日の終はりには、iPhoneで薄く流しながら寝る。

本も相変はらず手軽ではあるが、脳髄の何処かをフルに駆使するから疲れるし、何しろ目を使ふ。映画は映画館に足を運ばねばならず、鑑賞に2時間かかるなど、意を決せねばならぬ度合ひが高い。そも、「2時間の余暇」がない。

そんなわけでここ半年はずつと音楽オンリーなわけだが、とりわけヘビーローテションであるのが、バッファロー・スプリングフィールド、さらに中でもリッチー・フレイ。Apple Musicのプレイリストにリッチー作曲集、リッチー歌唱集、リッチーベスト、リッチーベストオブベストなどを作つて、すでに500回は再生してゐる。

といふわけで、ベストオブ・リッチー・フレイを、ちよつとしたカテゴライズを施して、YouTubeにて聴いていきたい。
※バラッド三部作などは大滝詠一のカテゴライズで、リッチーの艶に気づいたのも大滝のラジオの影響であることを付しておく。


作曲デビュー作
「A Child's Clame to Fame
Baffalo SpringfieldBaffalo Springfield』1966


バラッド三部作1

「Sad Memory」

(Richie Furay)

Buffalo Springfield『Again』1967



バラッド三部作2
「First Love」
(Richie Furay)
POCO『Pickin' Up The Pieces』1969


バラッド三部作3
「It's So Hard to Wait」
(Neil Young, Richie Furay)
Baffalo Springfield『Last Time Around』1968


(参考)Bobby Vinton





スティーブン・スティルズ楽曲の

リッチー・フレイによる歌唱


「Go and Say Goodbye」

and Steve

Buffalo Springfield『Buffalo Springfield』1966



「Sit Down, I Think I Love You」

and Steve

Buffalo Springfield『Buffalo Springfield』1966


「Everybody's Wrong」

with Steve and Neil

Buffalo Springfield『Buffalo Springfield』1966



「Baby Don't Scold Me」

and Steve

Buffalo Springfield『Buffalo Springfield』1966



「Hung Upside Down」

Buffalo Springfield『Again』1967




ニール・ヤング楽曲の

リッチー・フレイによる歌唱


「Nowadays Clancy Can't Even Sing」

with Steve and Neil

Buffalo Springfield『Buffalo Springfield』1966



「Flying on the Ground Is Wrong」

with Steve and Neil

Buffalo Springfield『Buffalo Springfield』1966



「Do I Have to Come Right Out and Say It」

with Steve and Neil

Buffalo Springfield『Buffalo Springfield』1966


「On The Way Home」

& STEVE

Buffalo Springfield『Last Time Around』1968


 


自作曲


「Kind Woman」
(Richie Furay)
Baffalo Springfield『Last Time Around』1968



「Merry-Go-Round」

Buffalo Springfield『Last Time Around』1968



POCO 

「Pickin' Up The Pieces」


「Make Me Smile」


「Hurry Up (Now Tell Me)」


「Honky Tonk Downstairs」




# by ichiro_ishikawa | 2018-11-07 10:37 | 音楽 | Comments(0)  

中山美穂 80s読本


前投稿にて超大作「日本の歌謡曲オールタイムベスト」(全4回)をやつたが、選の線引きが難しかつた。客観的な基準を設けたのだが、思ひ入れが客観的データを改竄しようとする。1人の歌手につき1曲というシバリも、松田聖子や中森明菜などにおいては無理が生じる。「レコード売上枚数」や「世間へのインパクト」を優先して選出したが、「こつちの方が明らかに良い曲」といふ「俺の目」が客観に抗つて行くのを鎮めるのには難儀した(独り相撲)。

また、「老人にも受け入れられる」といふ基準においてロックをどう扱ふかといふ問題もあつた。今回の「歌謡曲」の定義は「ポピュラーミュージック、大衆音楽」であり、つまりロックも入る。しかしロックの牙のやうなものは老人を害することがしばしばあるのである。清志郎の牙は害する。しかし尾崎の牙は受け入れられる。このあたりになるともはや客観性は失はれてゐると言はざるを得ない。証明できないからだ。確信しかない。

そんなこんなで、掬へなかつた歌手、楽曲は多々あるのだが、中でも特筆すべきが中山美穂である。
何が問題だつたかといふと、中山はいきなりの連ドラ主演、松本隆&筒美京平からの楽曲提供と、鳴り物入りのデビューで最初から完成してゐたのだけれど、初期は他の大物歌手に阻まれてかトップヒットとはなつてゐない。彼女の中での最も人口に膾炙した一曲となると「ユーアーマイオンリーシャイニングスター」、あるいはワンズとの共演作「世界中の誰よりきつと」にならう。だが、それらは「俺の中」で「終はつた」中山美穂であり、歌詞及び楽曲のクオリティが相対的に低いと感じるのであつた。タイトルを見ても下記の曲との差は歴然としてゐる。平成に入りつまらぬ曲が売れるやうになつたと言へる。かといつてよりセールスの落ちる曲をランクインさせるわけにもゆかぬ。さうしたヂレンマをひとり密かに抱へては苦悶してゐたのが、中山美穂においてであつた。

といふことで、「手の届きさうな綺麗なお姉さん」になる以前の「手の届かない生意気オンナ」であつた、「あの頃の中山美穂」を検証する。
※[データ]は主にウィキペディアから拾ひ編集
※YouTubeの下のキャプションが俺の説明。


「C」 

1st 1985年6月21日

作詞:松本隆/作曲:筒美京平

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[ゴールドディスク]

第27回日本レコード大賞(最優秀新人賞)

第23回ゴールデン・アロー賞(最優秀新人賞) 

[チャート最高順位]

オリコン 週間12位/1985年度年間67位

ザ・ベストテン 15位

[データ]

本人主演TBS系ドラマ『夏・体験物語』主題歌。 『ザ・ベストテン』(今週のスポットライト)、『ザ・トップテン』(話題曲コーナー)、『夜のヒットスタジオ』等多くの音楽番組で披露。 2ヶ月後には同タイトルのファーストアルバムも発売。 

初回プレス版は、イエロークリア盤、ピクチャーレーベルとなつてをり、またジャケットには「『夏・体験物語』主題歌」の表記が無い。 

松本隆は中山のデビュードラマ『毎度お騒がせします』を見て作詞を志願、中山の同期新人でもある本田美奈子のレコーディングに加はつてゐた作曲の筒美京平の元へ行き自ら作曲を依頼した。松本が中山側へコンタクトを取つた時には既に中山の歌手デビューの話は決まつてをり、当初デビュー曲の作曲家は林哲司の予定だつた。尚、林はカップリングの「スピード・ウェイ」を手がけてゐる。 

ジャケットではドラマ『毎度おさわがせします』で当時付いていた不良イメージを払拭する為に、水色と白の服にピンクのバックで爽やかさと可愛らしさを演出した(当時のプロデューサー)。


1982年、小金井市立緑中学の1年時より雑誌モデルやCMなどの芸能活動をしてゐた中山は、1985年1月、おそらくは芸能活動のため都心に転校してゐた板橋第五中学3年時の3学期にドラマ『毎度お騒がせします』で女優デビュー。中学卒業後、モデル事務所からバーニング傘下のボックスコーポレーションに移籍し、同年6月に歌手デビューを果たす。都立北園高校定時制1年の夏である。

上記データにもあるが、ドラマを見て虜になつた、あの松本隆が自ら作詞を志願し筒美京平を誘ふといふ圧倒的なデビューであつた。その年1985年の新人賞を女優、歌手として総ナメにした。




生意気

2nd 1985年10月1日

作詞:松本隆/作曲:筒美京平

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[チャート最高順位]

オリコン 週間8位

ザ・ベストテン 11位

ザ・トップテン 10位


デビューから4ヶ月後、芸能活動に専念するため高校1年を2学期で中退。その秋、早くもセカンドシングルを放つ。当時のアイドルは一季節ごとにシングルを放つてゐた。オリコンで8位も、まだ音楽番組にはランクインできず。



BE-BOP-HIGHSCHOOL

3rd 1985年12月5日

作詞:松本隆/作曲:筒美京平

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[チャート最高順位]

オリコン 週間4位/1986年度年間54位

ザ・ベストテン 5位

[データ]

本人主演の東映映画『ビー・バップ・ハイスクール』主題歌。 『ザ・ベストテン』に初ランクイン。


デビューの1年目の冬には早くも映画『ビーバップ・ハイスクール』(同時上映『野蛮人のように』)で主演デビュー。少年キング連載『湘南爆走族』と並び、当時の男子中高生に大人気を誇つてゐたヤングマガジン連載漫画の実写化である。小泉今日子をモデルとした泉今日子役であつた。1985年は松田聖子が結婚し、中森明菜、小泉今日子、中山美穂による超ハイレベルなトップアイドル争いが繰り広げられてをり、中山は3番手だつた。



色・ホワイトブレンド

4th 1986年2月5日

作詞・作曲:竹内まりや

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[チャート最高順位]

オリコン 週間5位/1986年度年間38位

ザ・ベストテン 5位

[データ]

自身が出演したCM、資生堂'86春のキャンペーンソング。CMのキャッチコピーも曲タイトル同様「色・ホワイトブレンド」。 

竹内まりやが楽曲を提供し、シングルで初の売上20万枚超え。 レコーディングの際、竹内が当時まだ小さかつた子供を夫の山下達郎に預けてスタジオを訪れ、英語の発音や唄い方などを中山に指導した。 


通つてゐれば高校1年の3学期、4枚目のシングルを放つ。松本隆&筒美京平コンビから一転、竹内まりやである。生意気ツッパリ路線とは別の側面を演出し、芸風に幅をもたせた。楽曲はまりや流石の名曲であるが最高位5位。



クローズ・アップ

5th 1986年5月16日

作詞:松本隆/作曲:財津和夫

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[チャート最高順位]

オリコン 週間4位/1986年度年間95位

ザ・ベストテン 4位

歌のトップテン 3位


通つてゐれば高校2年の1学期、竹内まりやが窮屈だつたか再び生意気路線で松本隆を招聘、作曲はなんとチューリップ財津和夫。ここから次の「JINGI」までが、第一次全盛期であらう。最高位は『歌のトップテン』でじわつと3位まで浮上。『夜のヒットスタジオ』にBOØWYで出演した氷室京介が、そのオープニングメドレーにて歌つた曲でもある。




JINGI・愛してもらいます

6th 1986年7月15日

作詞:松本隆/作曲:小室哲哉

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[チャート最高順位]

オリコン 週間4位/1986年度年間89位

ザ・ベストテン 10位

[データ]

自身主演の東映映画『ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎哀歌』主題歌。 

デモテープを作つた小室哲哉は「イントロ、Aメロ、Bメロ、サビとコード進行が全部同じだ、同じ4小節が4つ並んでゐる」と自分の力量の無さに打ちのめされてゐたが、それをクレッシェンドに上げていつた大村雅朗の仕上げ方に衝撃を受けた(ディスクユニオン刊「作編曲家 大村雅朗の軌跡 1951-1997」梶田昌史・田渕浩久著 168P)。


通つてゐれば高校2年の夏休み直前、ビーバップ第二弾の主演&主題歌で、作曲は当時まだ駆け出しの小室哲哉。松本隆と小室の組合せは分業制ならでは。上記データにあるやうに、小室と大村雅朗という作編曲チームの功績は大きい。「月面で宙返りした顔のくせにマドンナを口説く度胸は表彰もん」といふ、松本隆が「ビーバップに寄る」といふアクシデントも奏功してゐる。



ツイてるねノッてるね

7th 1986年8月21日

作詞:松本隆/作曲:筒美京平

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[ゴールドディスク]

第28回日本レコード大賞(金賞) 

[チャート最高順位]

オリコン 週間3位/1986年度年間51位

ザ・ベストテン 3位/1986年度年間24位

歌のトップテン 3位

[データ]

資生堂 '86秋のキャンペーンソングに起用され、CMには中山美穂本人も出演。 

前作「JINGI・愛してもらいます」から僅か1ヶ月でのリリース。 各音楽ランキングで初のトップ3入り。


通つてゐれば高校2年の夏休み、7枚目のシングル。中山美穂の最高傑作。再びの松本隆&筒美京平により、中山美穂が完成した瞬間である。最高位は初のトップ3。レコード大賞金賞も受賞。ここから第二次全盛期に入る。BOØWYでいふ「B.Blue」。



WAKU WAKUさせて

8th 1986年11月21日

作詞:松本隆/作曲:筒美京平

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[ゴールドディスク]

第16回FNS歌謡祭(優秀歌謡音楽賞) 

[チャート最高順位]

オリコン 週間3位/1986年12月度月間1位/1987年度年間17位

ザ・ベストテン 3位

歌のトップテン 2位/1987年度年間9位

[データ]

本人主演フジテレビ系ドラマ『な・ま・い・き盛り』主題歌。 


通つてゐれば高校2年の秋、第二次松本隆&筒美京平の第2弾。これも最高傑作。BOØWYでいふ「ONLY YOU」。



「派手!!!」

9th 1987年3月18日

作詞:松本隆/作曲:筒美京平

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[チャート最高順位]

オリコン 週間2位/1987年度年間24位

ザ・ベストテン 4位

歌のトップテン 3位

[データ]

本人主演のTBS系ドラマ『ママはアイドル』主題歌。 松本隆・筒美京平による最後の作品。


第二次松本隆&筒美京平三部作の最終作にして3連続の最高傑作。通つてゐれば高校2年の3学期。



50/50

10th 1987年7月7日

作詞:田口俊/作曲:小室哲哉

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[チャート最高順位]

オリコン 週間2位/1987年度年間23位

ザ・ベストテン 2位/1987年度年間12位

歌のトップテン 1位/1987年度年間14位

[データ]

作曲の小室哲哉は一アイドルから社会現象になりつつあつた中山に向けて、「自分のメロディーをより多くの人に知つてもらふチャンスだ」と必死になつて作つた結果、自然とテンションが上がつて「ちよつと攻撃的なメロディになつた」と振り返つてゐる(角川書店刊『月刊カドカワ』1992年11月号136P)。 

間奏を中心として、楽曲全体がカリプソ調のサウンド。 

『歌のトップテン』で初の首位を獲得、翌週も首位を守り2週連続首位獲得となつた。


小室哲哉によるリベンジ。作詞は田口俊。どういふ経緯での起用か不明だが、松本隆にくらべると言葉が刺さらない。しかし一番いいときであつた中山美穂当人の力で魅力的な曲に仕上がつてゐる。通つてゐれば高校3年、17歳の夏である。



CATCH ME

11th1987年10月7日

作詞・作曲:角松敏生

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[チャート最高順位]

オリコン 週間1位/1987年度年間38位

ザ・ベストテン 2位

歌のトップテン 2位

[データ]

本人主演フジテレビ系ドラマ『おヒマなら来てよネ!』主題歌。実際にドラマで使用されていたのはAlbum Version。 

初のオリコン週間首位獲得曲。 


まさかの角松敏生の抜擢で、歌詞も曲も洗練されてゐるが、やはり言葉が刺さらない。綺麗にまとまりすぎてゐるからか。しかしこれも絶頂期の圧倒的な中山の魅力で遂にオリコン初の1位を獲得。

俺の判断では中山美穂はここがピークで、以降は、相対的に言へば「ふつうにとても綺麗なお姉さん」になつて行く。

通つてゐれば高校3年、17歳の秋。

じつに14〜17歳といふ、アルチュウル・ランボオばりの早熟をみせた奇跡の3年間であつた。








# by ichiro_ishikawa | 2018-11-05 19:49 | 音楽 | Comments(0)  

日本の歌謡曲オールタイムベスト 1985-88(終)


「Romanticが止まらない」 

C-C-B 1985年1月25日

作詞:松本隆/作曲:筒美京平



「卒業」

斉藤由貴 1985年2月21日

作詞:松本隆/作曲:筒美京平



「ミ・アモーレ〔Meu amor é・・・〕」

中森明菜 1985年3月8日

作詞:康珍化/作曲:松岡直也


「セーラー服を脱がさないで」 

おニャン子クラブ 1985年7月5日

作詞: 秋元康/作曲・編曲: 佐藤準



「恋におちて -Fall in love-」

小林明子 1985年8月31日

作詞:湯川れい子/作曲:小林明子



「雨の西麻布」

とんねるず 1985年9月5日

作詞:秋元康/作曲:見岳章


「ダンシング・ヒーロー (Eat You Up)」

荻野目洋子 1985年11月21日

訳詞:篠原仁志/作曲:A.Kate - T.Baker/編曲:馬飼野康二



「DESIRE -情熱-」

中森明菜 1986年2月3日

作詞:阿木燿子/作曲:鈴木キサブロー



「時の流れに身をまかせ」

テレサ・テン 1986年2月21日

作詞:荒木とよひさ/作曲:三木たかし



「雪國」

吉幾三 1986年2月25日

作詞・作曲:吉幾三 



「ガラス越しに消えた夏」

鈴木雅之 1986年2月26日

作詞:松本一起/作曲:大沢誉志幸 



「命くれない」

瀬川瑛子 1986年3月21日

作詞:吉岡治/作曲:北原じゅん



「CHA-CHA-CHA」

石井明美 1986年8月14日

作詞:G.BOIDO/日本語訳詞:今野雄二/作曲:B.REITANO, B.ROSELLINI, F.BALDONI, F.REITANO/編曲:戸塚修



「ツイてるねノッてるね」 

中山美穂 1986年8月21日

作詞:松本隆/作曲:筒美京平



「夏の終りのハーモニー」

井上陽水・安全地帯 1986年9月25日

作詞:井上陽水/作曲:玉置浩二



「人生いろいろ」

島倉千代子 1987年4月21日

作詞:中山大三郎/作曲:浜口庫之助



「とんぼ」

長渕剛 1988年10月26日

作詞・作曲:長渕剛



「少年時代」 

井上陽水 1990年9月21日

作詞・作曲: 井上陽水



# by ichiro_ishikawa | 2018-11-04 18:07 | 音楽 | Comments(0)  

日本の歌謡曲オールタイムベスト 1980-84



「ランナウェイ」

シャネルズ 1980年2月25日

作詞 : 湯川れい子/作曲: 井上忠夫



「昴 -すばる-」

谷村新司 1980年4月1日

作詞・作曲:谷村新司



「ダンシング・オールナイト」

もんた&ブラザーズ  1980年4月21日

 作詞:水谷啓二/作曲:もんたよしのり



「青い珊瑚礁」
松田聖子 1980年7月1日
作詞 : 三浦徳子/作曲:小田裕一郎 



「みちのくひとり旅」

山本譲二 1980年8月5日

作詞:市場馨/作曲:三島大輔



「さよならの向う側」 

山口百恵 1980年8月21日

作詞:阿木燿子/作曲:宇崎竜童



「乾杯」

長渕剛 1980年9月5日

作詞・作曲:長渕剛



「万里の河」

チャゲ&飛鳥 1980年9月25日

作詞・作曲:飛鳥涼



「スニーカーぶる~す」
近藤真彦 1980年12月12日

作詞:松本隆/作曲:筒美京平  



「ツッパリHigh School Rock'n Roll (登校編)」

横浜銀蝿 1981年1月12日

作詞・作曲:タミヤヨシユキ



「ルビーの指環」

寺尾聰 1981年2月5日

作詞:松本隆/作曲:寺尾聡/編曲:井上鑑



「春咲小紅」 

矢野顕子 1981年2月1日

作詞:糸井重里/作曲:矢野顕子



「もしもピアノが弾けたなら」

西田敏行 1981年4月1日

作詞:阿久悠/作曲:坂田晃一



「夏の扉」

松田聖子 1981年4月21日

作詞:三浦徳子/作曲:財津和夫



「まちぶせ」

石川ひとみ 1981年4月21日

作詞・作曲:荒井由実



「お嫁サンバ」 

郷ひろみ 1981年5月1日

作詞:三浦徳子/作曲:小杉保夫



「守ってあげたい」

松任谷由実 1981年6月21日

作詞・作曲:松任谷由実/編曲:松任谷正隆



「キッスは目にして!」 

ザ・ヴィーナス 1981年7月25日

作詞:阿木燿子/作曲:ベートーヴェン/編曲:井上大輔



「悪女」

中島みゆき 1981年10月21日

作詞・作曲:中島みゆき




「完全無欠のロックンローラー」

アラジン 1981年11月14日

作詞・作曲:高原茂仁



「ウエディング・ベル」 

Sugar 1981年11月21日 

作詞・作曲:古田喜昭



「セーラー服と機関銃」

薬師丸ひろ子 1981年11月21日

作詞:来生えつこ/作曲:来生たかお



「シルエット・ロマンス」

大橋純子 1981年11月25日

作詞:来生えつこ/作曲:来生たかお



「赤いスイートピー」 

松田聖子 1982年1月21日

作詞 : 松本隆/作曲:呉田軽穂(松任谷由実)



「い・け・な・いルージュマジック」

忌野清志郎+坂本龍一 1982年2月14日

作詞・作曲:忌野清志郎、坂本龍一



「赤道小町ドキッ」

山下久美子 1982年4月1日

作詞:松本隆/作曲:細野晴臣



「聖母たちのララバイ」

岩崎宏美 1982年5月21日

作詞:山川啓介/作曲:木森敏之、John Scott



「待つわ」

あみん 1982年7月21日

作詞・作曲:岡村孝子



「すみれ September Love」

一風堂 1982年7月21日

 作詞:竜真知子/作曲:土屋昌巳



「少女A」

中森明菜 1982年7月28日

作詞 : 売野雅勇/作曲:芹澤廣明 



「さざんかの宿」

大川栄策 1982年8月1日

作詞:吉岡治/作曲:市川昭介



「3年目の浮気」

ヒロシ&キーボー 1982年8月21日

作詞・作曲 佐々木勉



「夏をあきらめて」

研ナオコ 1982年9月5日

作詞・作曲:桑田佳祐



「春なのに」

柏原芳恵 1983年1月11日

作詞・作曲 中島みゆき



「君に、胸キュン。」

YMO 1983年3月25日

作詞:松本隆/作曲:細野晴臣、坂本龍一、高橋幸宏



「想い出がいっぱい」

H2O 1983年3月25日

作詞:阿木燿子/作曲:鈴木キサブロー



「め組のひと」

ラッツ&スター 1983年4月1日

 作詞:麻生麗二/作曲:井上大輔



「時をかける少女」

原田知世 1983年4月21日

作詞・作曲 松任谷由実



「CAT'S EYE」

杏里 1983年8月5日

作詞:三浦徳子/作曲:小田裕一郎



「ワインレッドの心」

安全地帯 1983年11月25日

作詞:井上陽水/作曲:玉置浩二



「15の夜 (THE NIGHT)」

尾崎豊 1983年12月1日

作詞・作曲:尾崎豊



「クリスマス・イブ」

山下達郎 1983年12月14日

作詞・作曲:山下達郎



「つぐない」

テレサ・テン 1984年1月21日

作詞:荒木とよひさ/作曲:三木たかし



「涙のリクエスト」

チェッカーズ  1984年1月21日

作詞 : 売野雅勇/作曲: 芹澤廣明



「モニカ」

吉川晃司 1984年2月1日

作詞:三浦徳子/作曲:NOBODY



「2億4千万の瞳」 

郷ひろみ 1984年2月25日

作詞:売野雅勇/作曲:井上大輔



「渚のはいから人魚」

小泉今日子 1984年3月21日

作詞:康珍化/作曲:馬飼野康二



「誘惑光線・クラッ!」

早見優 1984年3月31日

作詞:松本隆/作曲:筒美京平



「雨音はショパンの調べ」

小林麻美 with C-POINT 1984年4月21日

作詞・作曲:Gazebo P.Giombini/日本語詞:松任谷由実



「ふたりの愛ランド」

石川優子とチャゲ 1984年4月21日

作詞:チャゲ、松井五郎/作曲:チャゲ



「桃色吐息」

高橋真梨子 1984年5月21日

作詞:康珍化/作曲:佐藤隆



「そして僕は途方に暮れる」

大沢誉志幸 1984年9月21日

作詞: 銀色夏生/作曲: 大沢誉志幸



「六本木心中」

アン・ルイス 1984年10月5日

作詞:湯川れい子/作曲:NOBODY



「Woman "Wの悲劇"より」

薬師丸ひろ子 1984年10月24日

作詞:松本隆/作曲:呉田軽穂



「いっそセレナーデ」 

井上陽水 1984年10月24日

作詞・作曲: 井上陽水



「ふられ気分でRock'n' Roll」 

TOM★CAT 1984年11月14日

作詞・作曲 TOM


「飾りじゃないのよ涙は」

中森明菜 1984年11月14日

作詞・作曲:井上陽水



「俺ら東京さ行ぐだ」

吉幾三 1984年11月25日

作詞・作曲:吉幾三





# by ichiro_ishikawa | 2018-11-03 23:39 | 音楽 | Comments(0)  

日本の歌謡曲オールタイムベスト100 70年代編


「笑って許して」

和田アキ子 1970年3月25日

作詞:阿久悠/作曲:羽根田武邦/編曲:馬飼野俊一



「戦争を知らない子供たち」
ジローズ 1971年2月5日
※1970年8月23日大阪万博で初披露、11月5日「全日本アマチュア・フォーク・シンガーズ」名義でシングルカット
作詞:北山修/作曲:杉田二郎


「よこはま・たそがれ」

五木ひろし 1971年3月1日

作詞:山口洋子/作曲:平尾昌晃 



「また逢う日まで」

尾崎紀世彦 1971年3月5日

作詞:阿久悠/作曲:筒美京平



「あの素晴しい愛をもう一度 (TO BE TOGETHER AGAIN)」 
加藤和彦と北山修 1971年4月5日
作詞:北山修/作曲:加藤和彦 


「さらば恋人」 

堺正章 1971年5月1日

作詞:北山修/作曲:筒美京平



「おふくろさん」

森進一 1971年5月5日

作詞:川内康範/作曲:猪俣公章



「17才」

南沙織 1971年6月1日

作詞: 有馬三恵子/作曲: 筒美京平


「結婚しようよ」

よしだたくろう 1972年1月21日

作詞・作曲:吉田拓郎



「あの鐘を鳴らすのはあなた」

和田アキ子 1972年3月25日

作詞: 阿久悠/作曲:森田公一



「女のみち」

宮史郎とぴんからトリオ 1972年5月10日

作詞:宮史郎/作曲:並木ひろし



「男の子女の子」 

郷ひろみ 1972年8月1日

作詞:岩谷時子/作曲:筒美京平



「喝采」

ちあきなおみ 1972年9月10日

作詞:吉田旺/作曲:中村泰士



「そして、神戸」 

内山田洋とクール・ファイブ 1972年11月15日

作詞:千家和也/作曲:浜圭介



「わたしの彼は左きき」

麻丘めぐみ 1973年7月5日

作詞:千家和也/作曲:筒美京平



「神田川」 

かぐや姫 1973年9月20日

作詞:喜多条忠/作曲:南こうせつ



「氷の世界」 

井上陽水 1973年12月1日

作詞・作曲:井上陽水



「古い日記」 

和田アキ子 1974年2月25日

作詞:安井かずみ/作曲:馬飼野康二



「ひと夏の経験」

山口百恵 1974年6月1日

作詞:千家和也/作曲:都倉俊一/編曲:馬飼野康二



「シクラメンのかほり」

布施明 1975年4月10日

作詞・作曲 小椋佳



「時の過ぎゆくままに」

沢田研二 1975年8月21日

作詞:阿久悠/作曲:大野克夫



「北の宿から」

都はるみ 1975年12月1日

作詞:阿久悠/作曲:小林亜星



「木綿のハンカチーフ」

太田裕美 1975年12月21日

作詞:松本隆/作曲:筒美京平



「時代」 

中島みゆき 1975年12月21日

作詞・作曲:中島みゆき



「およげ!たいやきくん」

子門真人 1975年12月25日

作詞:高田ひろお/作曲:佐瀬寿一



「スローバラード」

RCサクセション 1976年1月21日

作詞・作曲:忌野清志郎、みかん



「酒と泪と男と女」

河島英五 1976年6月25日

作詞・作曲:河島英五



「津軽海峡・冬景色」

石川さゆり 1977年1月1日

作詞:阿久悠/作曲:三木たかし



「北国の春」

千昌夫 1977年4月5日

作詞:いではく/作曲:遠藤実



「UFO」

ピンク・レディー 1977年12月5日

作詞:阿久悠/作曲:都倉俊一



「微笑がえし」

キャンディーズ 1978年2月25日

作詞:阿木燿子/作曲:穂口雄右



「時間よ止まれ」

矢沢永吉 1978年3月21日

作詞:山川啓介/作曲:矢沢永吉



「飛んでイスタンブール」

庄野真代 1978年4月1日

作詞:ちあき哲也/作曲:筒美京平



「ガンダーラ GANDHARA」

ゴダイゴ 1978年10月1日

作詞:奈良橋陽子(日本語詞:山上路夫)/作曲:タケカワユキヒデ



「巡恋歌」

長渕剛 1978年10月5日

作詞・作曲:長渕剛



「夢想花」

円広志 1978年11月21日

作詞・作曲:円広志



「YOUNG MAN (Y.M.C.A.)」

西城秀樹 1979年2月21日

日本語詞:あまがいりゅうじ/作曲:Jacques Morali



「魅せられて」

ジュディ・オング 1979年2月25日

作詞:阿木燿子/作曲:筒美京平



「いとしのエリー」

サザンオールスターズ 1979年3月25日

作詞・作曲:桑田佳祐



「舟唄」

八代亜紀 1979年5月25日

作詞:阿久悠/作曲: 浜圭介



ラヴ・イズ・オーヴァー」

欧陽菲菲 1979年7月1日

作詞・作曲:伊藤薫



「関白宣言」

さだまさし 1979年7月10日

作詞・作曲:さだまさし



「大阪で生まれた女」

BORO 1979年8月1日

作詞・作曲:岡山準三&BORO



「異邦人 -シルクロードのテーマ-」

久保田早紀 1979年10月1日

作詞・作曲:久保田早紀



「贈る言葉」

海援隊 1979年11月1日

作詞:武田鉄矢/作曲:千葉和臣



「大都会」

クリスタルキング 1979年11月21日

作詞:田中昌之・山下三智夫・友永ゆかり/作曲:山下三智夫/編曲:船山基紀



「さよなら」 

オフコース 1979年12月1日

作詞・作曲:小田和正




# by ichiro_ishikawa | 2018-11-03 23:35 | 音楽 | Comments(0)  

日本の歌謡曲オールタイムベスト100 50-60年代編


番外編

新相馬節
福島県相馬地方の民謡)


「オッペケペー節」
川上音二郎 1889年


「カチューシャの唄」

松井須磨子 1914年

作詞:島村抱月、相馬御風/作曲:中山晋平



「東京行進曲」

佐藤千夜子 1929年5月1日

作詞:西條八十/作曲:中山晋平



「銀座の柳」

四家文子 1932年

作詞:西條八十、作曲:中山晋平



「赤城の子守唄」
東海林太郎 1934年
作詞:佐藤惣之助/作曲:竹岡信幸




日本の歌謡曲オールタイムベスト
50-60年代編

基準:
・日本人の誰もが「知つてゐる」こと
・歌詞とメロディが立つてゐる「歌」であること
・老若男女、特に「老」にも受け容れられること
・敵を作らない、否定はされないこと

「青い山脈」
藤山一郎 1949年
作詞:西條八十/作曲:服部良一



「買い物ブギー」
笠置シヅ子 1950年6月15日
作詞・作曲:服部良一(作詞は村雨まさを名義)



「テネシー・ワルツ」 

江利チエミ 1952年1月

訳詞:和田壽三/作曲:ピー・ウィー・キング



「リンゴ追分」

美空ひばり 1952年5月1日

作詞:小沢不二夫/作曲:米山正夫



「お祭りマンボ」

美空ひばり 1952年8月15日

作詞・作曲:原六朗



「お富さん」 

春日八郎の1954年8月

作詞:山崎正/作曲:渡久地政信


 「東京ナイト・クラブ」

フランク永井と松尾和子 1959年7月

作詞:佐伯孝夫/作曲:吉田正



「銀座の恋の物語」

石原裕次郎・牧村旬子 1961年1月

作詞:大高ひさを/作曲:鏑木創



「上を向いて歩こう」 

坂本九 1961年10月15日

作詞:永六輔/作曲:中村八大



「ふりむかないで」 

ザ・ピーナッツ 1962年2月

作詞:岩谷時子/作曲:宮川泰



「恋のバカンス」

ザ・ピーナッツ 1963年4月

作詞:岩谷時子/作曲:宮川泰



「高校三年生」
舟木一夫 1963年6月5日
作詞:丘灯至夫/作曲:遠藤実


「こんにちは赤ちゃん」

梓みちよ 1963年11月1日

作詞:永六輔/作曲:中村八大  



「あゝ上野駅」

井沢八郎 1964年5月

作詞:関口義明/作曲:荒井英一



「ろくでなし」 

越路吹雪 1965年7月

訳詞:岩谷時子/作曲:サルヴァトール・アダモ



「函館の女」

北島三郎 1965年11月10日

作詞:星野哲郎/作曲:島津伸男



「君といつまでも」

加山雄三 1965年12月5日

作詞:岩谷時子/作曲:弾厚作



「ラブユー東京」
黒沢明とロス・プリモス 1966年4月1日
作詞:上原尚/作曲:中川博之


「ブルー・シャトウ」 

ジャッキー吉川とブルー・コメッツ 1967年3月15日

作詞:橋本淳/作曲:井上忠夫



「天使の誘惑」

黛ジュン 1968年5月1日

作詞:なかにし礼/作曲:鈴木邦彦



「グッド・ナイト・ベイビー」

ザ・キング・トーンズ 1968年5月1日

作詞:ひろ・まなみ(大日方俊子)/作曲:むつ・ひろし



「ブルーライト・ヨコハマ」
いしだあゆみ 1968年12月25日
作詞:橋本淳/作曲:筒美京平

# by ichiro_ishikawa | 2018-11-03 14:44 | 音楽 | Comments(0)  

ジェニーハイ ミニアルバム


ジェニーハイ ミニアルバム
1. 片目で異常に恋してる
2. ランデブーに逃避行
3. 強がりと弱虫
4. スーパーマーケットフレンド
5. ジェニーハイのテーマ
6. 東京は雨

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ジェニーハイ・トレイン










# by ichiro_ishikawa | 2018-11-01 00:33 | 音楽 | Comments(0)  

シリーズ うまい言ひ換へ


本ブロムは、
個人的な備忘録、データ管理および思考整理の場とはいへ、
公に晒してゐるゆゑ、
ネガティブ、ヘイト的なことは書かないやうにしてゐることに加へ、言葉遣ひにもきはめて気を使ふため、
「うまい言ひ換へ」へのアンテナは今夜もバリサンなわけだが、最近引つかかつたのは、ある著名な歌人が60年代の論争にて使つてゐた以下の言葉。

どうかと思ふ
それは違ふ
腹立つ
ムカつく
嫌ひ
死ねばいい


愉快ではない





# by ichiro_ishikawa | 2018-10-30 15:45 | 日々の泡 | Comments(0)  

Richie Furay 名唱集


Go and Say Goodbye

(Stephen Stills)

Lead Vocal:Richie Furay & Stephen Stills



Sit Down, I Think I Love You

(Stephen Stills)

Lead Vocal:Richie Furay & Stephen Stills



Nowaday Clancy Can't Even Sing
(Neil Young)


Flying on The Ground Is Wrong
(Neil Young)


Do I Have to Come Right Out and Say It
(Neil Young)


Hung Upside Down

(Stephen Stills)

Lead vocal: Richie Furay (verses), Stephen Stills (choruses).



Sad Memory


On The Way Home
(Neil Young)


It's So Hard To Wait
(Neil Young & Richie Furay)


Merry-Go-Round


Kind Woman


First Love












# by ichiro_ishikawa | 2018-10-29 00:14 | 文学 | Comments(0)  

リッチー・フレイのボーカルの艶

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バッファロー・スプリングフィールドの、他のバンドにはない魅力とは、スティーブン・スティルズのR&B、ニール・ヤングのリリカルなフォーク、そしてリッチー・フレイのカントリーバラッド、そこにジェームズ・バートンやジャック・ニッチェなども加はり、これらが一体となつて、アメリカンポップミュージックの集大成としてのエレクトリックサウンドのロックを奏でてゐるといふところだらう。
奥が深く切り口が多様で何度聴いても飽きることがない。

そんな多彩な要素の中でいまのヒットは、リッチー・フレイ(大滝詠一はレコード会社表記のフューレイでなくフレイと発音してるので真似する)の艶のあるボーカルである。
大滝詠一のラジオ「GO! GO! NIAGARA」でのバッファロー・スプリングフィールド特集を聴いての影響だ。

それまでバッファローといへば、各メンバーのその後の活躍ぶりも影響してか、御多分に洩れずスティルズとヤング、「ブルーバード」や「ミスター・ソウル」、アルバムでいへば『アゲイン』といふのがおおよその評価だつたのだが、大滝は、「リッチー・フレイのボーカルに影響を受けた」「最高傑作は『ラスト・タイム・アラウンド』だ」と言ふ。ひいてはそのフレイがバッファロー後にジム・メッシーナと結成したPOCOも高く評価してゐる。
全くウラをつかれた形だつたし、大滝が言ふならそれが正しいのだらうと、何度も聴き返したが、それでもなかなかピンと来なかつた。

それがApple Musicにリッチー・フレイ集といふプレイリストを作つて1ヶ月間、四六時中聴いてゐたら、ついに分かつた。リッチー・フレイのボーカルとカントリーソング及びバラッドの良さが。そして『ラスト・タイム・アラウンド』の傑作さ加減が。ポコが。そしてはっぴいえんど及び大滝詠一ソロの意図が。

てめえの耳を過信して、あるひはてめえの趣味を尊重るあまり、先入観はもつてのほか、ちよつと聴いて趣味に合はないなと捨ててしまふことの勿体無さ、ポップミュージックとはいへ全身を耳にして何度も聴き込まねば本当の良さはわからないものだといふことが分かつた。てめえの趣味や感性といつたものがいかにあてにならず陳腐でつまらぬものか、思ひ知つた。










# by ichiro_ishikawa | 2018-10-28 10:00 | 音楽 | Comments(0)