池田晶子「事象そのものへ!」 新装復刊

池田晶子「事象そのものへ!」 、新装復刊

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 1991年7月に法藏館書店より刊行された『事象そのものへ!』。新装復刊に際し再度の校訂がなされ、著作一覧・略歴が付されているとのこと。どうせなら文庫にしてほしかったな。500円で。法藏館版があれば購入する必要なし。ないならば、こっちのほうが良い。
 本書は、デビュー作『最後からひとりめの読者による埴谷雄高論』(河出書房新社、1987年)」に次ぐセカンド。「事象そのものへ」行っていて、ものすげえことになっている。全人類必読の大名著。ちなみに本ブログの創刊コンセプト「事象の本質を考える試み」はここから取った。

by ichiro_ishikawa | 2010-01-28 17:13 | 文学 | Comments(3)  

Commented by 希望 at 2010-01-29 18:47 x
「最後からひとりめの読者による埴谷雄高論」と「メタフィジカ!」を復刻してほしい。何なら全集でも可。
Commented by ichiro_ishikawa at 2010-01-30 04:23
法藏館の『事象そのものへ!』、3rd『メタフィジカ!』(1992年)、『最後からひとりめの読者による埴谷雄高論』の3冊が絶版のようでしたので本文修正しました。
Commented by 1729 akayama  at 2018-09-03 13:55 x
「事象そのものへ!」の≪発現する消失点[神]≫の抜き書き、

 ≪・・・意識が、・・・「なぜ」だけが、信仰でない事象そのも  のとしての「神」を、宇宙の涯まで追い詰めるだろう。≫
 ≪思想というものは、その本性として普遍性を志向する。・・・  たとえば数学がそうであるように、・・・普遍的であるという
  ことは、何ものでもないということに他ならない。何ものでも
  ないからこそ、それは勁いのだ。≫
  ≪そして神とは、他でもない私たち自身なのである。≫
  ≪・・・「在る」と「ない」との両極を一挙に見据える意識の
   力・・・それを語ることができないのは、「在る」と「な
   い」とを、「わかる」と「わからない」とを、同時に語るこ
   とばがないからだ。≫
  
      からの[数学の現象学]としての眺望を語る。
 
 ≪同時に語ることば≫ この『ことば』こそは【数学】で、『縮約(縮退)自然数』と観照(量化)できていよう。
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