左利きと俺

利き腕ならぬ利き耳というものがどうやらあるらしく、耳に関して俺は左利きであることが判明した。
右手に持った携帯を左耳にあてている俺の姿を正面から見た人間から、なんでスケ番刑事みたいに?と問われ、そういやいつも無意識に左耳にあてているな、と初めて気づいた次第だ。

試しに右にあててみると、著しく聞こえが悪い。全く聞こえないといっても強ち大げさではない。
以下、考察結果。
俺は元来「超右利き」で、バスケでも右手のドリブルは田臥クラスだが、左は常人並と、極端な開きがあったし、握力、肩力、パンチ力、キック力その他、右だけプロ並、ペンも右手だととてつもなく達筆で、絵筆を持たせれば岡本並み。だが左では極端に「全く」何も出来ないのだった。
つまり右に異常なパワーを注ぎすぎているため、「比較的、受動的な機能」である聴力は、バランスをとって左が異様に自然発達したのだ。だから俺に何かを音声で伝えたい輩は意識して気持ち左に立たれたし。
体の部位単位でもオール・オア・ナッシングな俺、もうすぐ40歳、初夏。

by ichiro_ishikawa | 2011-05-23 21:08 | 日々の泡 | Comments(0)  

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