駅改札のタッチパネル考


なぜかねてより駅の自動改札のタッチパネルの位置を通路の内側(側面)に設置するよう提言をしてゐるかと言へば、俺は例によつて常に急いてゐるため、カバンやケツポケからSuicaなり定期券なりをいちいち取り出して上部のパネルにタッチしてる暇すら惜しいわけで、もしパネルが側面にあればSuicaらをカバン、ないしケツポケに入れたまま、クイッと尻を側面のタッチパネルに寄せるだけで通過できるといふのに、といふ事由による。2秒ぐらい節約できるのではないか。

しかしながら一向に採用される気配がないので、試しにケツポケにSuicaを入れたまま、上部のタッチパネルに気持ち寄せてみたところ、確りタッチしてないにもかかはらずピッと反応してみごと通過できた。
念には念を入れ、改札を出るときも同様にやつてみたところ、やはり通過できた。タッチパネルの認識範囲は案外広いことが判明。側面設置を採用しないのは、そんな几帳面にパネルに合はせなくても行けるんだよ、でも大つぴらにさう言つてしまふとアレなんで、だから察しろよ、といふ事だと分かつた。



by ichiro_ishikawa | 2018-05-09 19:41 | 日々の泡 | Comments(0)  

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