大人になつてから習得したこと2つ


50がらみの今でこそ人の話を聞くやうになつたが、
元来、人の話を聞くといふか教えを乞ふたり従ふのが苦手であり、むしろ反抗して逆を行くきらひがあつたため、一般的には子供の頃に正しく習得しておくやうなことを、おつさんになつてから自己流から正式なものに改めたといふ事例が大きいことで2つある。

1つは、バッテイングだ。右利きなので当然ハナからずつと右打ちで来たのだが、誰に習ふわけでもなく、見やう見真似の独学で行なつてゐたため、肘が開きがちで速球に振り遅れることに気づいたのは成人後である。
そこで、綺麗な、セオリー通りの打ち方に沿つて左打ちに転向した。二十歳前後のことだ。コツコツと素振りを重ね、一年かかつて一応習得。スイングがコンパクトになり速球に対応できるやうになつた。しかしいかんせんパワーが入らない。したがつて今では対戦ピッチャーのスピードに合はせて、スイッチヒッターとなつてゐる。

もう1つが箸の持ち方である。
これは40になるまでずつと鉛筆持ちで対処してゐた。あるときふと、この持ち方では豆が掴めないことに気づいた。鉛筆持ちだと箸先が平行線を辿り続けるため、細かいものを掴めず、これまではブツ刺してゐたのだが、ちよつとこれは下品ではないかと思ふやうになり、YouTubeで正しい箸の持ち方の動画を見ながら2年ぐらいかけて矯正した。
これはしんどかつた。最初は、早く食ひたいのに掴めないといふジレンマに悩まされたが、持ち前の精神力でグツと堪えながら、なんとか習得した次第だ。
いまでは生卵のはらわたのやうな白いものを易々と取り出せるまでになつた。
以上。

by ichiro_ishikawa | 2018-06-06 13:48 | 日々の泡 | Comments(0)  

名前
URL
画像認証
削除用パスワード

<< 石橋の新番組「タイムトンネル」視聴 睡眠 ザ・キング・オブ行為 >>