連載 日本のジャズ史(10 最終回)エルヴィス'56


1956年、メンフィスにて黒人リズム&ブルーズやカントリー&ウェスタンを摂取してきたエルヴィス・プレスリーがサン・レコードでの2年の活動を経て大手RCAと契約。「ハートブレイクホテル」一発で全世界を変へる。同年、「ハウンドドッグ」「ブルースエードシューズ」と立て続けにシングルをリリースし、ロックンロールはジャズを完全に凌駕。その影響下、日本のポップミュージックシーンも全く新しい時代に入つていく。
ジャズはマイルズ・デイヴィスによるクール、モード、エレクトリックなどによる革命や、ラテン、ソウル、ブラジル、ロックとのクロスオーバーなどによるポップ化、フリーなどの前衛、芸術化へと向かふ。
ポップミュージックシーンはボーダーレスに混沌としながら深化し、80年代のヒップホップ、テクノをもつて総決算がなされていく。

エルヴィス・プレスリー「ハウンドドッグ」

ハタノオーケストラから二村定一、ディック・ミネ、藤山一郎をずつと聴き続けたあとに、これを聴いてみると、その衝撃がよく分かる。
本連載はこの衝撃をリアルに追体験するために長々と続けてきたのであつた。




by ichiro_ishikawa | 2018-11-19 11:06 | 音楽 | Comments(0)  

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