Elvis Costello ベスト5
声、ツラ、ギター、リズム、ダンス、曲、歌詞、歌、センス・オブ・ヒューモアと、すべて完璧なエルヴィス・コステロ。その初期〜中期の作品群からベストビデオを、満を持してセレクトした。5曲に絞ろうと思ったが、だいぶオーバーしてしまった。順位を付けようとしたが、全部1位になってしまったので、時系列に並べた。
Alison (1977)
初のテレビ出演映像らしい。デビューですでにこのレベル。
Red Shoes (Live TOTP 1977)
超初期。21歳。完成度たけえ。すでに超大物の兆し、はげの兆しが。
Pump It Up (1979)
ステップが秀逸。内股ロックの金字塔。
(I Dont Want To Go To) Chelsea (1979)
おそらく「Pump It Up」と同セッション。ステップが秀逸。
Rado Radio (1979)
リリース当時にサタデーナイトライブに出演したときの演出を、同番組再出演記念としてセルフ・パロディしたビースティ・ボーイズとの共演も、いい。
Oliver's Army (1979)
曲がすげえポップ。
Peace Love and Understanding (1980)
オリジナルはニック・ロウだが、コステロ・バージョンがやはり最もすげえ。遠くからゆっくりと歩いて来るオープニングの演出がすげえいい。エンディングで「Peace」のところでドラムスのピート・トーマスがピースサインを、「Love」でキーボードのスティーヴ・ナイーブがハートに拳をあて、「Understanding」で、ベースのブルース・トーマスが頭に指をあてる。
I Can't Stand Up For Falling Down (1980)
コステロとアトラクションズの面々のダンスがすげえ、いい。超秀逸。コステロのコート、シャツとチョッキもいい。
High Fidelity (1980)
本と映画にもなった佳曲。相変わらずステッブ、ダンスがすげえいい。マイクを上に投げたり、マイクを持つ指を小指から順に上げていく仕草もかっけえ。
Love For Tender (1980)
ステップ、指の動きがすげえいい。ロケ地もいい。
Possession (1980)
車のウィンドウをおろして歌い出す演出がいい。ロンドンの曇天もいい。コステロのコートもいい。
New Amsterdam (1980)
アクースティック・ギターと皮コートがいい。上の写真はモリッシーではなくコステロ。
Good Year For The Roses (1981)
初期の名バラッド。コステロの横の少年の居方もいい。
Clubland (1981)
地味にすげえいい曲。
Man Out of Time (1982)
PVがなかったので、TVのライブ。コステロは低音がものすげえいい。すげえ静かに盛り上がっている。
Everyday I Write The Book (1983)
超名曲。頭が切れているのが惜しい。グレーのスーツと黒いシャツがすげえかっけえ。相変わらずステップと手がいい。
Let Them All Talk (1983)
80年代はなぜか必ずサックスが入る。管の4人の近さがいい。「Dreamin'」のイントロはこの曲のパクリ(のはず)。
The Only Flame In Town (1984)
コステロはしゃべり声もすげえいい。イントロのコステロの指パッチンがかっけえ。ダリル・ホールと共演したこのPVはラモーンズの映画『ロックンロールハイスクール』のアラン・アーカッシュが監督。DVDでは、眼鏡をかけていないコステロ・バージョンの別PVが見られる。
Veronica (1989)
超感動。
コステロの解説やボーナストラックが秀逸。
by ichiro_ishikawa | 2008-03-30 15:08 | 音楽 | Comments(0)