哀悼、アイザック・ヘイズ


 ソウル・シンガー/作曲家/プロデューサー、アイザック・ヘイズが8月10日、テネシー州メンフィスの病院で亡くなった。享年65。
 アイザック・ヘイズは作曲家としての才が冴えた。
 彼の残した数作が、ソウル・ミュージック界に部類の宝玉を与えていることを思いながら、その偉業をYouTubeで振り返らん。


Shaft (1971)予告編
哀悼、アイザック・ヘイズ_c0005419_0214878.jpg70年代の映画は、カーティス・メイフィールドといい、サミュエル・ホイといい、音楽が相当すげえ。この空気感は何だ。


Soul Man by The Blues Brothers
哀悼、アイザック・ヘイズ_c0005419_0212791.jpgサム・アンド・デイヴの曲をブルース・ブラザーズがカバー。ジョン・ベルーシとダン・アイクロイドによるサタデーナイト・ライブでの秀逸なダンスがYouTubeで見られたのだが、残念ながら今は削除されている。秀逸なギターはスティーヴ・クロッパー(白人)。


Hold On I'm Coming by Sam and Dave
哀悼、アイザック・ヘイズ_c0005419_0225423.jpg最強のソウル・チューン。いいダンス。バックはブッカー・T&The MG's。デヴィッド・ポーターとSTAXのスタジオで作曲をしている時、トイレに行ったポーターをせっかちなヘイズが急かすと、「ちょっと待って、今行くから(Hold On, I'm Coming)」と答えた途端、ヘイズは「これだ!」と閃き、5分でこの曲を書いたという。

by ichiro_ishikawa | 2008-08-13 00:10 | 音楽 | Comments(0)  

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