2009年 12月 31日 ( 3 )

 

所信表明「2010年、未知との遭遇」


 年が変わると、心機一転、やり直し、ということを、半ば、外部に強制されているがごとく出来るから都合がいい。2009年は未曽有の危機に瀕したが、負けが込んだ顔になり、ゲボを吐き、便を垂れ流し、この上ない異臭を発するようになり、殆どの人が去っていく中、なお、というか、だからこそそばにいてくれた、器のでかい人間たちに感謝。恩はかいす。
 2010年は、30代最後の年というある意味節目でもあり、通年よりも大事にというか意識的に過ごさんとす。
 器量を上げるため、今年、為したいことを書いてみむ。
 
 1.水平に広がる。異物との接触を積極果敢に試みていく。異質、未知に触れ、感応していく。来るものを拒まず、去るものを追う。
 2.何かを数書き、自信作を売り込む。
 3.2年目となる競馬予想チーム「ベッラレイア」の経営を軌道に乗せる。
 4.万葉集から山家集、山田航まで、短歌をぐっと血にする。
 5.精神を陶冶する良書を編集出版する。「文学」を世に出す。
 6.他者のために生きる、為す。恋人、肉親、友人は当然、誤解を恐れずに言えば、社会、国家のために身を粉にする。
 7.早寝、早起きをする。

by ichiro_ishikawa | 2009-12-31 21:47 | 日々の泡 | Comments(0)  

激名曲「いっそセレナーデ」

作詞・作曲 井上陽水

  Am7 D7  GM7 Em7
甘い口づけ 遠い思い出
  Am7    D6 B on D# Em
夢のあいだに 浮かべて泣こうか
   Am7 D7  GM7  Em7
忘れたままの 恋のささやき
  Am7   D6 B on D# Em7
今宵ひととき 探してみようか
D     C      Em
恋の歌が 誘いながら 流れてくる
   D     C
そっと眠りかけたラジオからの
Em        A7
さみしい そして かなしい
    D     B   Em
いっそ やさしい セレナーデ

風の便りの途絶えた訳を
誰に聞こうか それとも泣こうか
君の事を 思うたびに 聞こえてくる
そっと淡い恋が揺れるごとに
さみしい そして かなしい
いっそ やさしい セレナーデ

甘い口づけ 遠い思い出
夢のあいだに 浮かべて泣こうか


by ichiro_ishikawa | 2009-12-31 03:36 | 音楽 | Comments(0)  

メモ「小説を読むとは」


 福田和也が、ヘーゲルを引用しつつ、いい事を書いていたので、抜粋的に再構成。

 経験とは、自分の真実を失う事。つまり、これが自分なんだという自認と足場が崩壊し、自己が自己として、自分に対して持っていた信頼感なりあてにしていた気持ちが雲散霧消してしまう事。それは自分の、つまりは不特定のエゴの視点と視界から見てきた事の崩壊に他ならない。
 成熟をするとは様々な経験を積んでいく事だとすれば、その自分の真実の崩壊後になお、自分の姿を見つめて生きていこうと努力をするという事だ。
 小説は、様々な「自分の真実」の喪失を、つまりは成熟への入り口を描いている。
 書物の名前を値するもの、それを真剣に読む者は、まず失う。同時に、世界が自分が、その本を開く前と違って見える。

by ichiro_ishikawa | 2009-12-31 00:46 | 文学 | Comments(0)