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ジェニーハイ「片目で異常に恋してる」


川谷絵音がプロデュースとギターをつとめるジェニーハイがシングルを出しPVが公開された。絵音印のものすげえいい曲で、中嶋イッキユウのルックスがよい。あと相変はらず絵音のギターがよい。ボーカルもドラムもベースもピアノも、アレンジもすべてよい。



ただ、この曲を、ほないこかのドラム、休日課長のベース、そしてチャンマリのピアノでも聴いてみたいと思つてしまふことは否めない。

ものすごくよいのだが、全体として何かちよつとだけ物足りないな、とずつと考へてゐて、ピアノが上手すぎてグルーヴがないからか?といふ結論にひとまづ達してゐる。それが新垣隆の個性だからといふ意図でのプロデュースだらうし、これはこれでとてつもなく完成度は高いが、チャンマリロスに襲われる。

歌詞もとてもよい。作り物で、職業作家的な仕事なのだが、こなれてゐて、これはこれでよい。

ボーカルが、絵音の紡ぐ歌詞とリズムに微妙に噛み合つてをらず、つまりイッキュウは絵音の世界観、文体を掴みきれてゐないのだが、これは絵音のメロディとリズムがとてつもなく難しいから仕様がなく、逆に難しさに必死に付いていかうとしてゐるギリギリの様がキュート。そのズレがよい。

途中で、語りパートがあり、イッキュウに続き絵音Pも入つてくるが、その声にビビる。
絵音の声が素晴らしいことを再発見。

結論としては、すげえいいい曲でボーカルが可愛い。
それだけでもよいし、演奏も各人のキャラもよい。
相当よいバンドだ。
そして、ゲスがやはりものすげえといふことが、より浮き彫りになる。






by ichiro_ishikawa | 2018-03-24 12:05 | 音楽 | Comments(0)  

RCサクセションの本質


RCサクセションの俺は遅れてきたフアンであるし、RCはすでにビートルズやストーンズばりのレジェンドだから相当マニアックなフアンも大勢ゐて、てめえなど到底お呼びでないからかうしたごく私的なブロムとはいへ何かを書くのは憚られる。
のだが、ここに来て「RCサクセションが今さらマイヘビーローテションになつてゐるのは何故か」を解明せずにはをれず、ちよつと考察してみんとす。

俺とRCといふところから始めると、俺の初RCは、RC本体でなはなく清志郎であつた。小学4年のとき、坂本龍一との共作シングル「い・け・な・いルージュマジック」を「歌のトップテン」で観たのが最初で、いい歌だと思つた。
挑発的なパフォーマンスがカッコいいと思つたやもしれぬ。なんか、ロックの人つてこんななんだ、と思つたはずだ。人生で初めて見たロックの人がこの時の清志郎だつた。漫画では矢吹丈とすでに出会つてゐて、実在のロックの人は清志郎だつた。
ロックの人は型にはまらず破天荒で男でも化粧とかしていろいろ搔きまわす存在、といふ認識を得た。
そこからほどなく、次の出会いはやはり歌のトップテンでの、今度はRCサクセションで、シングル「サマーツアー」だつた。抜群に曲がよいと思つた。

その後、俺は小学校高学年、中学生となり、以降あまりRCサクセションは見かけなくなつた。たぶんシングルヒットの類がなかつたから、テレビの音楽番組を唯一の情報源としてゐた少年の眼、耳には入らなかつたのだと思はれる。

洋楽もアンテナに引つかかる高校生になつたころ、『COVERS』が出て、放送禁止、発売禁止騒ぎが千葉の片田舎の少年の耳にも入つてきた。久々に見た清志郎は、相変わらず歌ひたいことを歌つてるなと思つた。その後、タイマーズ、HIS、2-3'sと、いよいよやりたい事を好きなやうにやつてゐるな、との思ひで追ひかけていたとき、すでにRCを休止してゐた清志郎は盟友仲井戸麗市と『グラッドオールオーバー』といふライブ盤を出し、渋谷陽一のラジオに清志郎がその宣伝に出てゐるのを聴き、そこではオーティスレディングやサムクツクのことばかり語つてゐて、遅ればせながら、清志郎はロックといふかソウル、リズム&ブルーズなんだなと思ひ知つた。
ストーンズかと思つてゐたがむしろビートルズで、ロックとソウルは白人と黒人といふ違ひでしかないのだなと気づいた。

今でこそ当たり前の話ではあるが、当時俺はまだ大学生で、同時代のロック、そしてそこから60〜70sのロックを遡つて貪つてばかりゐたから、まだポップミュージック全体を俯瞰できてゐなかつた。

なにはとまれ、そこから俺は、ブラックミュージックへ入つていくことになつたわけだ。ピーター・バラカンの著書からディスコグラフィを見ては一枚づつアルバムを紐解き、レイ・チャールズあたりが元祖なのだなと知り、そこから戦前ブルーズ、フォークロアまでへと分け入つたのだつた。

さうするとフォークとブルーズがやはり白人と黒人との違ひでしかなく、フォークとロックもアクースティックかエレクトリックかの違ひでしかないことに気づく。これは大雑把な認識だが、間違ひでもないだらう。
そんなときRCの『初期のRCサクセション』および70年代の音源を聴き、衝撃を受けたのだつた。
フォークからロックへの転向は、ディラン、T-REX、長渕と枚挙に暇ないし、時代、流行の必然と簡単に考へてゐて、RCもさういふことなのだと思つていたが、RCを聴いて、フォークにロック、ソウルは宿り、ロックやソウルにフォークは宿ることを感じたのだつた。

RCのフォークはロックでありリズム&ブルーズでありソウルであり、その78年以降のロックバージョンは、フォークでありブルーズであると思い知る。むしろフォーク時代の方が楽器や演奏がシンプルな分、ロックが剥き出しになつてゐる。

さういふわけでいまは、「宝くじは買はない」「僕の好きな先生」「三番目に好きなもの」、そしてやはり「スローバラード 」、この4曲がRCサクセションなのだと思つてゐる。
「ステップ!」「雨上がりの夜空に」「トランジスタ・ラジオ」「サマーツアー」「いいことばかりはありやしない」「多摩蘭坂」といつたおそるべき名曲群もフォークとして蘇る。

ロック、ソウル、リズム&ブルーズは、その味付けである。



by ichiro_ishikawa | 2018-03-18 00:48 | 音楽 | Comments(0)  

RCサクセションの全シングルとアルバム収録の関係まとめ


RCサクセションの全シングルが、どういつた時系列でどのアルバムに収録されたかをまとめる。
※ライブアルバムは除く(『RHAPSODY』は例外的に入れる)


「宝くじは買わない 'CAUSE I'M FALLIN' IN LOVE/どろだらけの海」(1970.3)
 →『ハードフォーク・サクセション』(1982.3)※「どろだらけの海」のみ
 →BEST OF RC SUCCESSION 1970-1980』(1990)※「宝くじは買わない」のみ

 →『Wonderful Days 1970-80』(2005)※「宝くじは買わない」のみ

 →『KING OF BEST』(2015)※「宝くじは買わない」のみ

 →『初期のRCサクセション+4』(2015)
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「涙でいっぱい/イエスタディをうたって」(1970.12)
 →『ハードフォーク・サクセション』(1982.3)※「イエスタデイをうたって」のみ
 →『BEST OF RC SUCCESSION 1970-1980』(1990)※「イエスタデイをうたって」のみ
 →『Wonderful Days 1970-80』(2005)※「涙でいっぱい」のみ
 →『初期のRCサクセション+4』(2015)
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「ぼくの好きな先生/国立市中区3-1(返事をおくれよ)」(1972.2)
 →『初期のRCサクセション』(1972.2)
 →『ハードフォーク・サクセション』(1982.3)※「ぼくの好きな先生」のみ
 →『BEST OF RC SUCCESSION 1970-1980』(1990)※「ぼくの好きな先生」のみ

 →『ゴールデン・ベスト』(2002)※「僕の好きな先生」のみ

 →『Wonderful Days 1970-80』(2005)※「僕の好きな先生」のみ
 →『KING OF BEST』(2015)※「僕の好きな先生」のみ
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「キミかわいいね/あの歌が想い出せない」(1972.7)
 →『ハードフォーク・サクセション』(1982.3)
 →『Wonderful Days 1970-80』(2005)※「キミかわいいね」のみ
 →『楽しい夕​​に+4』(2015)
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「三番目に大事なもの/けむり」(1972.12)
 →『ハードフォーク・サクセション』(1982.3)
 →『BEST OF RC SUCCESSION 1970-1980』(1990)※「けむり」のみ
→『SUPER BEST』(1998)※「三番目に大事なもの」のみ
 →『楽しい夕​​に+4』(2015)
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「スローバラード/やさしさ」(1976)
 →『シングル・マン』(1976、ポリドール)※別バージョン
 →『NEW BEST NOW』(1987)※「スロー・バラード」のみ
 →『BEST OF RC SUCCESSION 1970-1980』(1990)※「スローバラード 」のみ

 →『ソウルメイツ』(1995)

 →『ゴールデン・ベスト』(2002)※「スロー・バラード」のみ

 →『ゴールデン☆ベスト RCサクセション』(2004)

 →『Wonderful Days 1970-80』(2005)

 →『KING OF BEST』(2015)※「スローバラード 」のみ

 →『シングル・マン+4』(2015)
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「わかってもらえるさ/よごれた顔でこんにちは」(1976) 
 →『EPLP』(1981.6)
 →『BEST OF RC SUCCESSION 1970-1980』(1990)
 →『ソウルメイツ』(1995) ※「わかってもらえるさ」のみ
 →『ゴールデン☆ベスト RCサクセション』(2004)
 →『Wonderful Days 1970-80』(2005)※「わかってもらえるさ」のみ
 →『シングル・マン+4』(2015)
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「ステップ! /上を向いて歩こう」(1979.7) 
 →『RHAPSODY』(1980.6)※「上を向いて歩こう」のみ
 →『EPLP』(1981.6)
 →『ソウルメイツ』(1995)
 →『Wonderful Days 1970-80』(2005)
 →『PLEASE+4』(2015)
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「雨あがりの夜空に/君が僕を知っている」(1980.1)
 →『RHAPSODY』(1980.6)※「雨あがりの夜空に」のみ
 →『EPLP』(1981.6)
 →『NEW BEST NOW』(1987)※「雨あがりの夜空に」のみ
 →『BEST OF RC SUCCESSION 1970-1980』(1990)
 →『ソウルメイツ』(1995)
 →『ゴールデン・ベスト』(2002)※「雨あがりの夜空に」のみ
 →『ゴールデン☆ベスト RCサクセション』(2004)※「雨あがりの夜空に」のみ
 →『Wonderful Days 1970-80』(2005)
 →『KING OF BEST』(2015)
 →『PLEASE+4』 (2015)
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「ボスしけてるぜ/キモちE」(1980.5)
 →『RHAPSODY』(1980.6)
 →『EPLP』(1981.6)
 →『BEST OF RC SUCCESSION 1970-1980』(1990)※「キモちE」のみ
 →『ソウルメイツ』(1995)
 →『ゴールデン☆ベスト RCサクセション』(2004)
 →『Wonderful Days 1970-80』(2005)
 →『KING OF BEST』(2015)※「キモちE」のみ
 →『BLUE+2』(2015)
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「トランジスタ・ラジオ/たとえばこんなラブソング」(1980.10)
 →『PLEASE』(1980.12)※「トランジスタ・ラジオ」は別バージョン
 →『EPLP』(1981.6)
 →『NEW BEST NOW』(1987)※「トランジスタ・ラジオ」のみ
 →『BEST OF RC SUCCESSION 1970-1980』(1990)※「トランジスタ・ラジオ」のみ
 →『ソウルメイツ』(1995) ※「トランジスタ・ラジオ」(Long Size)のみ
 →『ゴールデン・ベスト』(2002)※「トランジスタ・ラジオ」のみ
 →『ゴールデン☆ベスト RCサクセション』(2004)※「トランジスタ・ラジオ」のみ
 →『Wonderful Days 1970-80』(2005)
 →『KING OF BEST』(2015)※「トランジスタ・ラジオ」のみ
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「サマーツアー/ノイローゼ・ダンシング(CHABOは不眠症)」(1982.6) 
 →『BEAT POPS』(1982.10)※「サマーツアー」のみ(別バージョン)
 →『EPLP-2』(1984.7)
 →『NEW BEST NOW』(1987)※「サマーツアー」のみ
 →『BEST OF THE RC SUCCESSION 1981~1990』(1990)※「サマーツアー」のみ

 →『ゴールデン☆ベスト RCサクセション』(2004)※「サマーツアー」のみ

 →『Greatful Days 1981-90』(2005)

 →『KING OF BEST』(2015)※「サマーツアー(シングル・バージョン」のみ

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「つ・き・あ・い・た・い/窓の外は雪」 (1982.12)
 →『BEAT POPS』(1982.10)※「つ・き・あ・い・た・い」のみ
 →『EPLP-2』(1984.7)
 →『NEW BEST NOW』(1987)※「つ・き・あ・い・た・い」のみ
 →『BEST OF THE RC SUCCESSION 1981~1990』(1990)※「つ・き・あ・い・た・い」のみ
 →『ゴールデン・ベスト』(2002)※「つ・き・あ・い・た・い」のみ
 →『Greatful Days 1981-90』(2005)※「つ・き・あ・い・た・い」のみ
 →『KING OF BEST』(2015)※「つ・き・あ・い・た・い」のみ
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「Oh! Baby/ダンスパーティー」(1983.6)
 →『OK』※「Oh! Baby」のみ(別ミックス)
 →『EPLP-2』(1984.7)
 →『BEST OF THE RC SUCCESSION 1981~1990』(1990)※「Oh! Baby」のみ
 →『Greatful Days 1981-90』(2005)※「Oh! Baby」のみ
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「ベイビー!逃げるんだ。/おはようダーリン」(1983.11)
 →『EPLP-2』(1984.7)
 →『NEW BEST NOW』(1987)※「ベイビー!逃げるんだ。」のみ
 →『ゴールデン☆ベスト RCサクセション』(2004)※「ベイビー!逃げるんだ。」のみ
 →『Greatful Days 1981-90』(2005)※「ベイビー!逃げるんだ。」のみ
 →『KING OF BEST』(2015)※「ベイビー!逃げるんだ。」のみ
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「不思議/甘いシル」(1984.7)
 →『FEEL SO BAD』(1984.11) ※「不思議」のみ(別バージョン)
 →『NEW BEST NOW』(1987)※「不思議」のみ
 →『BEST OF THE RC SUCCESSION 1981~1990』(1990)
 →『ゴールデン・ベスト』(2002)※「不思議」のみ
 →『Greatful Days 1981-90』(2005)※「不思議」のみ
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「すべてはALRIGHT (YA BABY)/春うらら(1985.4)
 →『HEART ACE』(1985.11)※「すべてはALRIGHT (YA BABY)」のみ
 →『NEW BEST NOW』(1987)※「すべてはALRIGHT (YA BABY)」のみ
 →『BEST OF THE RC SUCCESSION 1981~1990』(1990)※「すべてはALRIGHT (YA BABY)」のみ
 →『ゴールデン・ベスト』(2002)※「すべてはALRIGHT (YA BABY)」のみ
 →『Greatful Days 1981-90』(2005)※「すべてはALRIGHT (YA BABY)」のみ
 →『KING OF BEST』(2015)※「すべてはALRIGHT (YA BABY)」のみ
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「スカイ・パイロット/LONELY NIGHT(NEVER NEVER)」 (1985.11)
 →『HEART ACE』(1985.11)※別バージョン
 →『NEW BEST NOW』(1987)※「スカイ・パイロット」のみ
 →『ゴールデン・ベスト』(2002)※「スカイ・パイロット」のみ
 →『Greatful Days 1981-90』(2005)※「LONELY NIGHT (NEVE NEVER)」のみ
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「S.F./かくれんぼ」(1986.3、忌野清志郎、Johnny,Louis & Char)
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「NAUGHTY BOY」

ミニアルバム(1986.4)

■マリコ

 →『Greatful Days 1981-90』(2005)


海辺のワインディング・ロード(UTOPIA RE-MIX VERSION)

 ←『HEART ACE』(1985.11)※別バージョン。

 →『BEST OF THE RC SUCCESSION 1981~1990』(1990)


サマー・ロマンス


山のふもとで犬と暮らしている(UTOPIA RE-MIX VERSION)

 ←『HEART ACE』(1985.11)※別バージョン。

 →『NEW BEST NOW』(1987)

 →『BEST OF THE RC SUCCESSION 1981~1990』(1990)

 →『NEW BEST NOW』(1987)



「NAUGHTY BOY/DIGITAL REVERB CHILD」(1988.3)
 →『MARVY』(1988.2)※「NAUGHTY BOY」は別バージョン
 →『Greatful Days 1981-90』(2005)※「NAUGHTY BOY」のみ
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「ラブ・ミー・テンダー/サマータイム・ブルース」(1988.8)
 →『COVERS』(1988.8)
 →『ゴールデン☆ベスト RCサクセション』(2004)※「サマータイム・ブルース」のみ
 →『KING OF BEST』(2015)
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「I LIKE YOU/忠実な犬」(1990.9)
 →『Baby a Go Go』(1990.9)※「忠実な犬」は別バージョン
 →『BEST OF THE RC SUCCESSION 1981~1990』(1990)※「I Like You」のみ

 →『KING OF BEST』(2015)※「I Like You」のみ

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考察1
何が貴重なベスト盤、ミニアルバムか

『EPLP-2』
(1984年7月21日、SPEED SHOCK/NEWSレコード)
おはようダーリン
  シングル「ベイビー!逃げるんだ。」(1983)のカップリング曲
ダンスパーティー
  シングル「Oh! Baby」(1983)のカップリング曲
ノイローゼ・ダンシング (CHABOは不眠症)
  シングル「サマーツアー」(1982)のカップリング曲
ベイビー!逃げるんだ。(ダブ・バージョン)
  三菱ミラージュの非売品シングル『ベイビー!逃げるんだ。』にカップリングされたダブ・ミックス・バージョン
窓の外は雪
  シングル「つ・き・あ・い・た・い」(1983)のカップリング曲


『NAUGHTY BOY』
ミニアルバム(1986年、東芝EMI/ EASTWORLD)

マリコ
  『Greatful Days 1981-90』に収録
海辺のワインディング・ロード (UTOPIA RE-MIX VERSION)
  『BEST OF RC SUCCESSION 1981-1990』に収録
サマー・ロマンス
  本アルバムのみに収録
山のふもとで犬と暮している (UTOPIA RE-MIX VERSION)
  『BEST OF RC SUCCESSION 1981-1990』に収録


『BEST OF RC SUCCESSION 1981-1990』
(1990年11月14日、EMIミュージック・ジャパン)

・海辺のワインディング・ロード (UTOPIA RE-MIX VERSION)
  ミニアルバム『NAUGHTY BOY』(1986)収録のリミックスバージョン
山のふもとで犬と暮している (UTOPIA RE-MIX VERSION)
  ミニアルバム『NAUGHTY BOY』(1986)収録のリミックスバージョン
甘いシル
  シングル「不思議」(1984)のカップリング曲


『Greatful Days 1981-90』
(2005年6月、EMIミュージック・ジャパン)

ノイローゼ・ダンシング (CHABOは不眠症)
  シングル「サマーツアー」(1982)のカップリング曲
マリコ
  ミニアルバム『NAUGHTY BOY』(1986)収録



考察2(まとめ)

●オリジナルアルバムの+シリーズと、ハードフォーク・サクセション』がとりあへず必要。その上でさらに、
●メンバーの許可なく松山千春のレーベルから出て清志郎は買うなと言つてた『EPLP-2』だが、音源的には超貴重。しかし入手困難。
『EPLP-2』ミニアルバム『NAUGHTY BOY』(入手困難)があれば『Greatful Days 1981-90』は買ふ必要はない。
BEST OF RC SUCCESSION 1981-1990』のみに「甘いシル」収録されてゐので、このためだけに結局これも必要か。




by ichiro_ishikawa | 2018-03-11 23:12 | 音楽 | Comments(0)  

あのミュージシャンは何世代か

各ミュージシャンが何世代か、まとめる。

モダンジャズ第一世代
セロニアス・モンク(1917)
チャーリー・パーカー(1922)

モダンジャズ第ニ世代
マイルズ・デイヴィス(1926)
ジョン・コルトレーン(1926)
植木等(1926)
ハナ肇(1930)
中村八大(1931)
いかりや長介(1931)
渡辺貞夫(1933)

ロック第一世代(黒人ブルーズ、R&B)

エルヴィス・プレスリー(1935)


ロック第ニ世代

ジョン・レノン(1940)

ボブ・ディラン(1941) 

ポール・マッカートニー(1942) 

ミック・ジャガー(1943) 

キース・リチャーズ(1943)




タモリ(1945) 



ロック第三世代(ビートルズ第一世代)

デヴィッド・ボウイ(1946) 

加藤和彦(1947.3)

細野晴臣(1947)

大滝詠一(1948) 

井上陽水(1948) 

村上春樹(1949.1) 


ロック第四世代(ビートルズ第二世代)

渋谷陽一(1951) 

スティング(1951) 

忌野清志郎(1951)

坂本龍一(1951)

村上龍(1952.2) 

山下達郎(1953.2) 


ロック第五世代

エルヴィス・コステロ(1954)

竹中直人(1956.3) 

長渕剛(1956) 



ロック第六世代(パンク/ニューウェーブ)

サーストン・ムーア(1958) 

玉置浩二(1958)

マイケル・スタイプ(1959) 

モリッシー(1959) 

氷室京介(1960) 

ボノ(1960) 

とんねるず(1961、1962.3) 

布袋寅泰(1962.2) 

ダウンタウン(1963)  

リリー・フランキー(1963) 

ジョニー・マー(1963) 


ロック第七世代

(日本のロック、ポップスの影響下第一世代)

吉川晃司(1965) 


ロック第八世代

(日本のロック、ポップスの影響下第ニ世代)

福島康之(1968)


ロック第九世代(ボウイ世代)

俺(1971) 

ペナルティヒデ(1971) 

ナインティナイン矢部(1971) 

仁志、元木、種田(1971) 

相馬、名良橋(1971) 





by ichiro_ishikawa | 2018-03-07 01:50 | 音楽 | Comments(0)  

大考察 15〜17歳のとき何がその時代を宰領していたか


15〜17歳の時に好きになつたものが、その人間の一生を支配する。
といふ普遍的な事実から、戦後、とりわけロックンロールが生まれた1956年以降の日本の音楽史を見ていかう(例によつて偏り上等)。
ある時代、その席巻していたもの、その当時15〜17歳だった人物、
という形で、以下列挙する。



1956〜59
ロックンロール、モダンジャズ

当時の15〜17歳(1939〜44年生まれ)
・ジョン・レノン(1940年)
・ボブ・ディラン(1941)
・ポール・マッカートニー(1942)
・ミック・ジャガー(1943)
・キース・リチャーズ(1943)

[考察]
なるほど3大ロックレジェンドは見事にエルビス世代であつた。
そりやあロックになるな。



1960〜62
ブリルビルポップ

当時の15〜17歳(1943〜47年生まれ)
・ミック・ジャガー(1943)
・キース・リチャーズ(1943)
・タモリ(1945)
・デヴィッド・ボウイ(1946)
・細野晴臣(1947)



1963〜69
ビートルズ、ストーンズ

当時の15〜17歳(1946〜54年生まれ)
・デヴィッド・ボウイ(1946)
・細野晴臣(1947)・大滝詠一(1948)
・井上陽水(1948)
村上春樹(1949.1)
・渋谷陽一(1951)
ピーター・バラカン(1951)
スティング(1951)
忌野清志郎(1951)
坂本龍一(1951)
・村上龍(1952.2)
・山下達郎(1953.2)
・エルヴィス・コステロ(1954)

[考察]
やはりビートルズ、ストーンズが日本の偉大なミュージシャンを生んだことになる。



1970〜73
フォーク(ベトナム戦争、反戦運動、安保闘争)

当時の15〜17歳(1953〜58年生まれ)
・エルヴィス・コステロ(1954)
竹中直人(1956.3)
長渕剛(1956)
サーストン・ムーア(1958)
玉置浩二(1958)

[考察]
この時代に15~17歳だとやはりフォークに影響を受ける。



1975〜80
クロスオーヴァー、
パンク、ニューウェーブ、
テクノ、ヒップホップ

当時の15〜17歳(1958〜65年生まれ)
サーストン・ムーア(1958)
玉置浩二(1958)
マイケル・スタイプ(1959)
モリッシー(1959)
氷室京介(1960)
ボノ(1960)
とんねるず(1961、1962.3)
布袋寅泰(1962.2)
ダウンタウン(1963年生れ)
リリー・フランキー(1963年生れ)
ジョニー・マー(1963年生れ)
吉川晃司(1965年生れ)

[考察]
このあたりはとにかく様々なジャンルが大爆発していて一筋縄ではいかない。


1980〜84
アイドル歌謡曲、
ジャンプ、プロレス、ジャッキーチェン

当時の15〜17歳(1963〜69年生まれ)
ダウンタウン(1963年生れ)
リリー・フランキー(1963年生れ)
ジョニー・マー(1963年生れ)
吉川晃司(1965年生れ)

[考察]
アイドル歌謡つていふのは人生を変えたりはしない。


1985〜87
BOØWY、長渕
ソニックユース、R.E.M.、U2、ザ・スミス

当時の15〜17歳(1968〜72年生まれ)
・俺(1971)




by ichiro_ishikawa | 2018-03-06 09:56 | 音楽 | Comments(0)  

RCサクセション 1970-1982


「宝くじは買わない」(1970年3月5日)




「涙でいっぱい」 (1970年12月5日)


『初期のRCサクセション』(1972年2月) 

「ぼくの好きな先生」(1972年2月5日)



「キミかわいいね」 (1972年7月5日)

『楽しい夕に』(1972年12月)

「三番目に大事なもの」 (1972年12月20日)





「スローバラード」(1976年1月21日)   



『シングル・マン』

(1976年4月、再発売1980年8月) 




「ステップ! 」(1979年7月21日)



「雨あがりの夜空に / 君が僕を知っている」 (1980年1月21日) 





「ボスしけてるぜ / キモちE」(1980年5月21日) 



『ラプソディー』(1980年6月) 

「よォーこそ」



「トランジスタ・ラジオ」(1980年10月28日)



『PLEASE』(1980年12月)  

「ダーリン・ミシン」



「Sweet Soul Music」




『BLUE』(1981年11月) 

「ロックン・ロール・ショー 」



「多摩蘭坂」





「サマーツアー」 (1982年6月23日) 



『BEAT POPS』(1982年10月) 

「エリーゼのために」



「君を呼んだのに」






by ichiro_ishikawa | 2018-03-06 01:00 | 音楽 | Comments(0)  

GOTTA!忌野清志郎


うららかな日曜の昼下がり、忌野清志郎の伝記『GOTTA!忌野清志郎』(連野城太郎著、角川文庫、1989年)読了。

著者による時代回想を挿入しながら、清志郎自身の語り起しの形で、その最古の記憶から個人事務所設立(1985年、清志郎34歳)までが綴られてゐる。 


著者、連野城太郎とは、のちに山崎まさよし、スガシカオなどを擁する音楽事務所オフィスオーガスタを設立する森川欣信の筆名。森川は、清志郎が高校3年のとき、アマチュア時代のRemainders of CloverからRemainders of Clover Successionになつたばかりのときに出演した、1969年5月7日、TBSにて放送された朝の情報番組「ヤング720」を観て以来、ずつと清志郎を追つてゐた超重鎮。


本書は、音楽的なことより人間的なこと、家族、メンバーから周辺ミュージシャン、事務所スタッフまで、その人間関係が濃厚に、細かく書かれてゐて、生々しい。この生々しさと、巻頭口絵の多くの写真が素晴らしい。著者の時代回想もリアルで細部にわたり、清志郎の語りのよい補足資料になつてゐる。


一番クるのは、母親のくだりだ。


デビュー2年目の3rdシングル「ぼくの好きな先生」(1972)ヒット後の長き暗黒時代を経て、久保講堂でのライブを収めた『Rhapsody』(1980)以降、急激に人気が出だし売れ始め金も入るようになつたころ、母親が脳梗塞で倒れる。



オレはひまがあると病院に行ってさ、オフクロの手握ったりしてメソメソ泣いてた。もっと親孝行しとけばよかったって後悔したりね……


この頃だよ、やっと親ってものを大切にしようって。気づく時が遅かった。


親を大切にしとくべきだった。昔のオレは単なる甘えたガキだったよ。かつてのオレだったら、親の葬式にも出ないくらいひねくれてただろう。


オフクロは六年入院してた。オレが事務所のトラブルとかから解放され、自由になった翌年、オレのソロLP『レザー・シャープ』の完成を待ってたかのように死んでいった。



オフクロとは栗原久子。伯母で、育ての親である。










by ichiro_ishikawa | 2018-03-04 16:19 | 音楽 | Comments(0)  

消えかかるまで 大切さに気付けなかった


失つてしまつた、といふ絶望をゲスは引き受ける。



明日もいるのはあなたの影 
光になれない僕は言う
「答えを知らぬままに消え去った君はちょっとずるい」なんてこと

何回目かの調べを聴いて 
ワルツに似た猫の鳴き声と
あの子に似た姫の歌声を探してたんだ

愛せる内に声を奪って 
涙を見せる前に嫌った
(「momoe」)



消えかかるまで
大切さに気付けなかった
消えかかる声
優しい想いに研ぎ澄ます
消えかかるまで
泣いたりなんてしなかったのに
なくなりそうになって
いざぶつけるなんてずるいよね
(「煙る」)



どうか螺旋の道の途中でさ
君に会えたら良いのになんて
気まぐれな性格だから
ちょっとは考えちゃうのさ
それまで薬指はあけてて
長い文章を読むのも我慢してくれないか
それだけ

ぼんやり歌う悲しいメロディ
またふと流れる懐かしいメロディ
どれもこれも締め付けるんだ 
あれもこれも思い出すんだ
(「ルミリー」)


by ichiro_ishikawa | 2018-02-22 01:27 | 音楽 | Comments(0)  

ああまたわからなくなつた


またわからなくなつた
だつてそんなもんでせう

ゲスの歌詞のキーワードだ。
大抵の曲にどちらかが出てくる。両方出てくるものも。

イージーに口当たりの良い「答へ」を歌つてお茶を濁したりすることなく、わからなくなつたその混乱は混乱のままにしておく。さらにそれをも別段新しい、または変わつたものでもない、といふ覚めた認識で、声高に主張するでもない。あらゆるものは個性でも何でもない。古来、人間はさうして生きてきたし、今もさうしてゐるといふこと。

一つのことを徹底的に書いていくといふのは一流作家はみなさうで、小林秀雄は無私、中庸といふことだけを書いた。池田晶子は私以外私じやないのは何故かと書いた。ミュージシャンも言葉を持つ以上、作家の顔は隠せない。
ゲスはそんなもんでせうと覚めながら、わからなくなつてきたと混乱し続ける。

by ichiro_ishikawa | 2018-02-22 00:25 | 音楽 | Comments(0)  

ジェリー・リーバー&マイク・ストーラー(山下達郎のブルータスソングブック)


全22章のオーラス、ジェリー・リーバー&マイク・ストーラー。
雑誌では第6章だが、これを一番やりたくて最後に残しておいた。
楽しみは最後に残しておくタイプの面目躍如。

ジェリー・リーバー&マイク・ストーラー
c0005419_15185487.jpg
Jerry Leiber 1933-2011
Mike Stoller 1933-

ビッグ・ママ・ソーントン
「Hound Dog」(1953)


ロビンズ
「Riot in Cell Block #9」(1954)


ザ・ドリフターズ
「Ruby Ruby」(1956)


エルヴィス・プレスリー
「Hound Dog」(1956)
白人によるロックンロールが生まれた瞬間


エルヴィス・プレスリー
「Jailhouse Rock」(1957)


コースターズ
「Yakety Yak」(1958)


ザ・ドリフターズ
「Dance with Me」(1959)


ザ・ドリフターズ
「Save the Last Dance for Me」(1960)


ザ・ドリフターズ
「Under the Boardwalk」(1964)



by ichiro_ishikawa | 2018-02-18 15:21 | 音楽 | Comments(0)