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毎日初めて会ふ人に会つてゐる


日々往来を行くと、多くの人とすれ違ふ。
満員電車やホームなどにはかなり多くの人が行き交ふ。

しかし、その誰もが初めて見る人なのであることに、驚く。顔がそれぞれみな微妙に違ふのであらう。だいたい同じだが、明らかに、あるひは微妙に、違ふ。

試しに「此奴は前にも見たことがあるのではないか」と目を凝らしてみたが、やはり初めて会ふ人である。
こんなに大勢の人と、大抵同じ、狭い範囲を行き来してゐて、一度として同じ人と出会はないことが不思議だ。

以上。

by ichiro_ishikawa | 2018-08-09 14:41 | 日々の泡 | Comments(0)  

上着を脱ぐときの緊張感

ジャケッツにタバコやらライターやら小物をよく入れてゐるため、喫茶店などで上着を脱いで横に軽く畳んで置くときに、「中の物を出さねえと」と、やや緊張が走る。

中の物を出しておかないと、たとへばタバコを吸はうと思ふと、また上着を取つてポケッツからタバコを出して、また畳んで横に置くといふ面倒が生じるからである。当たり前だ。

その日も緊張しながら、胸ポケからペンを慎重に取り出して、上着を畳み横に置いた。
ふとタバコを吸はうとしたが、タバコとライターがない。ジャケッツから取り出し忘れたのである。
まんまと、また上着を取つてポケッツからタバコを出して、また畳んで横に置くハメになつた。
かういふ無駄を俺は極度に好まない。

かういふ事態が過去何百回とあり、人より念入りに注意深く上着を脱ぐのだが、ほぼ毎回、何かひとつを取り出し忘れる。
これもやはり黒幕のなせるわざとしか言ひやうがない。

黒幕と言へば、先日、日本列島を東から西へ台風が進むといふ異例の事態があつたが、実はその日、俺は東京で所用を済ませた足で福岡に陸路で向かつてゐたのだつた。東京でも福岡でも道中でもずつと台風と一緒にゐたのだつた。
福岡で二泊したのだが、九州で台風は速度を落とし、しばし滞在していたことも付言しておく。

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by ichiro_ishikawa | 2018-08-07 14:25 | 日々の泡 | Comments(0)  

マイヒット・ライブラリ

Apple Musicに独自のライブラリ(プレイリスト、昔でいふオムニバステープ)を作るといふのが最近の趣味だが、これはいかに新鮮な切り口でまとめられるかといふのがキモである。
最近のマイヒットは、
BOØWY ギグであまり演らない曲集」だ。
一部は、こんな感じになつてゐる。

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氷室作曲のものが多い。
氷室の曲はマニアックだからだ。
しかしこれが良い。ベストやライブ盤やビデオなどに入つてゐないから聴いてる回数が少ないせいもあるが、リピートに耐えるものが多い。
あと、BOØWYは全曲名曲といふことが分かる。これがBOØWY=ビートルズ説の証左のひとつであらう。

それにしても、BOØWY時(20代)の氷室の声はとんでもない。ソロで少し変はり、90年代(30代)後半からはグワツと変はつてしまつた。
このライブラリでは、BOØWY時の喉を酷使したがなり気味のハスキーボーカルのワイルド&セクシーを堪能できるセレクトと結果、なつてゐる。


氷室のヴォーカルが特徴的。この手の歌唱法は、
「たった一度のラブソング」とソロでの「Rhapsody in blue」(名曲「Summer Game」B面、1989年)でみられる。
バイオリンは中西俊博。
バイオリンを入れるあたりはデキシーズミッドナイトランナーズの影響で、初期の未CD化曲に「ミッドナイトランナーズ」といふ曲があつたり、「ホンキードンキークレイジー」はデキシーズの「カモンアイリーン」のサビの音符を逆にしたものであつたりと、ふんだんに吸収してゐる。



by ichiro_ishikawa | 2018-08-06 19:56 | 音楽 | Comments(0)