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池田雅延「随筆 小林秀雄」が完結


随筆 小林秀雄
https://kangaeruhito.jp/articlecat/essayhideo

池田雅延氏の「随筆 小林秀雄」が完結した。webマガジン「考える人」で約3年にわたり連載されてゐた。
池田氏は新潮社で1971年から1983年まで小林秀雄を担当した編集者。普及の名著『本居宣長』の編集者で第五次、六次全集も手がけ、講演CDのリリースや近年の『人生の鍛錬 小林秀雄の言葉』『学生との対話』といつた良書を編集・刊行した。

「随筆 小林秀雄」は実に秀逸な連載であつた。無私の精神で小林秀雄を生き返らせてゐた。終はつてしまつたのは残念だが、近々紙の本に纏まるとのことで楽しみにしてゐる。これと、「新潮」でそろそろ第二部が始まる大澤信亮「小林秀雄」はつまり小林秀雄辞典。小林秀雄の生きた時代を丹念に描写しながら、小林秀雄の言葉をそのまま伝へようとしてゐる点、小林秀雄を解釈しようとしてゐないところが、小林秀雄流で、必読である。



by ichiro_ishikawa | 2019-10-26 03:08 | 文学 | Comments(0)  

小林秀雄 全集未収録作品一覧(対談、鼎談編)

対談
昭和13年(1938)4月
「若い人」に就いて語る(河上徹太郎)
「新女苑 」

昭和15年(1940)10月
時代的考察(中島健蔵)
文藝 

昭和15年(1940)12月
歴史について(林房雄)
文學界 

昭和16年(1941)1月
現代について(林房雄)
文學界 

昭和16年(1941)5月
道徳を論ず(林房雄)
文學界 

昭和23年(1948)2月
小林秀雄氏との一時間 近代自我をめぐって(片山修三)
「個性」 

昭和23年(1948)3月
神秘と現実(桑原武夫)
「世界文学」第十九号
>58『小林秀雄対話録』創芸社 1949/2/15 

昭和24年(1949)1月
西欧文学と日本文学他(太田水穂)
「潮音」 

昭和24年(1949)7月
文学と人生(三好達治)
「文体」
291『小林秀雄対話集 直観を磨くもの』新潮社 2014/1/1 

昭和25年(1950)11月
灯下清談(折口信夫)
図書新聞 

昭和26年(1951)2月
常識問答(徳川夢声)
新潮 

昭和26年(1951)2月
朝の訪問(大岡昇平)
十八日、NHK第一放送 

昭和26年(1951)7月
演劇の理想像(加藤周一)
「演劇」 

昭和27年(1952)10月
現代文学の諸問題(石川淳)
群像 

昭和29年(1954)8月
批評について(永井龍男)
3,10、NHK第二放送の教養大学「文学」
102『小林秀雄対話語録』新潮社(一時間文庫)1955/7/15 
152『小林秀雄対話集』講談社1966/1/20
158『小林秀雄対話集』講談社(名著シリーズ)1966/8/10
242『旧友交歓 小林秀雄対談集』求龍堂1980/1/25 
286『小林秀雄対話集』講談社文芸文庫2005/9/10 
251『文学と人生について 小林秀雄対談集Ⅲ』文春文庫1982/12/25 

昭和30年(1955)1月
文学・芸術・人生(伊藤整)
「文藝」 

昭和30年(1955)5月
現代の文化と個性(西村貞二)
「河北新報」 

昭和31年(1956)9月
映画「ピカソ・天才の秘密」(吉川逸治)
「藝術新潮」

昭和32年(1957)1月
美のかたち(対談 三島由紀夫)
文藝
152『小林秀雄対話集』講談社 1966/1/20 
158『小林秀雄対話集』講談社(名著シリーズ)1966/8/10 
245『人間の進歩について 小林秀雄対談集Ⅱ』文春文庫1981/3/25
286『小林秀雄対話集』講談社文芸文庫2005/9/10 

昭和32年(1957)9月
ヴァン・ダインは一流か五流か(江戸川乱歩)
「宝石」 

昭和33年(1958)1月
新春放談(吉田茂)
三日、NHK第一放送 

昭和33年(1958)3月
ピカソ以後(吉川英治)
「藝術新潮」 

昭和33年(1958)10月
芸術・人間・政治(編集部)
週刊読書人 

昭和34年(1959)1月
文化の根底を探る(中村光夫)
二十一日、NHK第二放送の教養特集 

昭和35年(1960)9月
現代に生きる歴史(田中美知太郎)
週刊読書人
195『小林秀雄対談集 歴史について』文藝春秋 1972/4/20
228『小林秀雄対談集 歴史について』文春文庫 1978/12/25 

昭和36年(1961)1月
誤解されっぱなしの美(対談 江藤淳)
「朝日ジャーナル」
152『小林秀雄対話集』講談社 1966/1/20 
158『小林秀雄対話集』講談社(名著シリーズ)1966/8/10 
178『無常という事』角川文庫改版 1968/5/20解説佐古純一郎 
286『小林秀雄対話集』講談社文芸文庫2005/9/10 

昭和38年(1963)1月
白鳥の精神(河上徹太郎)
文藝
286『小林秀雄対話集』講談社文芸文庫 2005/9/10 
152『小林秀雄対話集』講談社1966/1/20 
158『小林秀雄対話集』講談社(名著シリーズ)1966/8/10 
242『旧友交歓 小林秀雄対談集』求龍堂1980/1/25 
251『文学と人生について 小林秀雄対談集Ⅲ』文春文庫 1982/12/25 

昭和39年(1964)11月
思索する世界(篠田一士)
「潮」 

昭和39年(1964)5月
日本の新劇(岩田豊雄)
「雲」第三号
152『小林秀雄対話集』講談社 1966/1/20 
158『小林秀雄対話集』講談社(名著シリーズ)1966/8/10 
245『人間の進歩について 小林秀雄対談集Ⅱ』文春文庫 1981/3/25
286『小林秀雄対話集』講談社文芸文庫 2005/9/10 

昭和39年(1964)7月
批評と人生(佐古純一郎)
「信徒の友」 

昭和40年(1965)1月
孤独を競う才能(江藤淳)
「朝日ジャーナル」 

昭和41年(1966)7月
読者のために

昭和42年(1967)12月
対話による解説 歴史と文学(江藤淳)
>245『人間の進歩について 小林秀雄対談集Ⅱ』文春文庫 1981/3/25
>171『古典と伝統について 思想との対話 第六巻』講談社 1967/12/24 

昭和43年(1968)1月
春日閑談(今日出海)
「読売新聞」
>195『小林秀雄対談集 歴史について』文藝春秋 1972/4/20 
>228『小林秀雄対談集 歴史について』文春文庫 1978/12/25 
>242『旧友交歓 小林秀雄対談集』求龍堂 1980/1/25 

昭和44年(1969)7月
新宮殿と日本文化(高尾亮一)
「諸君!」
>195『小林秀雄対談集 歴史について』文藝春秋 1972/4/20 
>203『栗の樹 現代日本のエッセイ』毎日新聞社 1974/9/25 
>228『小林秀雄対談集 歴史について』文春文庫 1978/12/25 

昭和46年(1971)4月
飛鳥を語る(末永雅雄)
「太陽」
>195『小林秀雄対談集 歴史について』文藝春秋 1972/4/20 
>228『小林秀雄対談集 歴史について』文春文庫 1978/12/25 

昭和46年(1971)7月
歴史について(江藤淳)
「諸君!」
>195『小林秀雄対談集 歴史について』文藝春秋 1972/4/20 
>228『小林秀雄対談集 歴史について』文春文庫 1978/12/25 
>147『論集 古典と美』求龍堂 1964/7/31※この作品ではないやも 

昭和51年(1976)10月
人間と文学(安岡章太郎)
「国文学」小林秀雄特集号 

昭和53年(1978)6月
「平家物語」について(武石彰夫)
「高校クラスルーム」 

昭和41年(1966)5月
日本文化の底流を探る(ガブリエル・マルセル)
「読売新聞」 



鼎談
昭和13年(1938)7月
現地より還りて(岸田國士、三好達治)
文學界 

昭和14年(1939)3月
現代日本文化の欠陥(佐藤信衛、真船豊)
文學界 

昭和14年(1939)4月
現代人の課題(亀井勝一郎、林房雄)
文學界 

昭和14年(1939)6月
詩歌について(堀辰雄、三好達治)
文藝 

昭和16年(1941)1月
文芸評論の課題(中島健蔵、窪川鶴次郎)
文藝

昭和17年(1942)6月
海軍精神の探究(海軍大佐平出英夫、河上徹太郎)
「大洋」 

昭和24年(1949)5月
現代文学雑談(船橋聖一、河盛好蔵)
新潮 

昭和25年(1950)9月
日本美術(矢代幸雄、亀井勝一郎)
芸術新潮 

昭和27年(1952)1月
ヨーロッパ周遊(岸田國士、硲伊之助)
群像 

昭和30年(1955)1月
政治について(亀井勝一郎、河盛好蔵)
102『小林秀雄対話語録』新潮社(一時間文庫)1955/7/15 

昭和32年(1957)2月
鉄斎を語る(武者小路実篤、中川一政)
「BOOKS」八十二号鼎談 

昭和34年(1959)11月30日
小林秀雄の巻(池島信平、嶋中鵬二)
NHK第二放送の教養特集
>135『文壇よもやま話 上巻』青蛙房 1961/4/15 

昭和41年(1966)1月
音楽夜話・大作曲家のこころ(河上徹太郎、遠山一行)
二日、NHK第二放送

by ichiro_ishikawa | 2019-10-24 03:03 | 文学 | Comments(0)  

小林秀雄 全集未収録作品一覧(インタビュー、講演、談話編)

談話
昭和23年(1948)1月
横光さんの死
毎日新聞 

昭和24年(1949)4月
政治的な常識について〈共産党に望む
「民主評論」 

昭和55年(1980)4月
島木君の事
「かまくら春秋」 

インタビュー
昭和34年(1959)11月16日
小林秀雄氏の近ごろ
「朝日新聞」

昭和42年(1967)4月
職人の考え方
波 

昭和48年(1973)5月
わが思索のあと 第一回小林秀雄
「三田文学」小潟昭夫による

昭和51年(1976)12月
小林秀雄 中村明による
「言語生活」

放送
昭和12年(1937)1月16日
本年の文壇の展望
JOAK第二放送

昭和31年(1956)1月22日
音楽の窓
NHK第二放送  


講演
昭和8年(1933)5月25日
文芸雑談
第一高等学校 

昭和9年(1934)9月下旬
文学志望者へ
「文藝春秋」奥羽・北海道地方講演会(札幌・小樽・秋田・山形) 

昭和9年(1934)12月下旬
講演
「文藝春秋」近畿・中国地方愛読者大会、講演会 

昭和16年(1941)11月20日
講演
河上徹太郎、新居格等と朝鮮に出発、大田、京城、平壌、●興、清津を講演旅行 

昭和17年(1942)11月11日
言葉のいのちについて
岡山での文芸報告講演会。以後、高松、徳島、高知、今治、松山と講演 

昭和22年(1947)7月
表現について
鎌倉で音楽講座のため 

昭和23年(1948)11月10日
私の人生観
新大阪新聞社主催「聞く文庫」第二回講演会。要旨が「夕刊新大阪」に掲載 

昭和24年(1949)7月8日
知識階級について
読売新聞社の講演会 

昭和27年(1952)3月下旬
講演
「文藝春秋」創刊三十周年記念東京愛読者大会 

昭和27年(1952)4月上旬
講演
大阪・京都における「文藝春秋」創刊三十周年記念愛読者大会 

昭和27年(1952)10月下旬
文芸雑感
山陰地方で行われた「文藝春秋」の全国文芸講演 

昭和28年(1953)10月
喋ることと書くこと、読書週間、近代絵画の一部
日本文化放送で 

昭和31年(1956)11月28日
講演
東京宝塚劇場での「文藝春秋」愛読者大会

昭和34年(1959)11月28日
(題未詳)
東京宝塚劇場での「文藝春秋」愛読者大会  

昭和34年(1959)1月23日
好きな道
京都(新潮社主催) 

昭和36年(1961)8月
現代の思想
霧島における第二回学生青年合宿教室 

昭和38年(1963)11月26日
ソヴェトの旅
東京宝塚劇場の「文藝春秋祭り」 

昭和39年(1964)8月
常識について
桜島における第九回学生青年合宿教室 

昭和40年(1965)5月30日
(題未詳)
朝日講堂で開かれた第四回全国俳句大会 

昭和40年(1965)11月27日
(宣長について)
国学院大会にて講演 

昭和41年(1966)2月16日
文芸雑感
渋谷公会堂で開かれた「文藝春秋」の文化講演会 

昭和42年(1967)1月
新春随想
紀伊國屋における新潮社の文化講演会 

昭和45年(1970)8月
文学の雑感
雲仙における第十五回学生青年合宿教室 

昭和47年(1972)9月25日名古屋、26日大阪
宣長の源氏観
円地文子訳『源氏物語』刊行記念講演会 

昭和48年(1973)11月8日
無題
延岡市での「文藝春秋」の文化講演会 

昭和52年(1977)11月13日和歌山、14日大阪
感想
(『本居宣長』刊行記念講演会)
「波」1978年1月号(要旨) 

昭和49年(1974)8月
信ずることと知ること
霧島における第十九回学生青年合宿教室(大学教官有志協議会・国民文化研究会主催)
>292『学生との対話』(新潮社 2014/3/1)
>292『学生との対話』(新潮文庫 2017/2/1)


by ichiro_ishikawa | 2019-10-24 02:58 | 文学 | Comments(0)  

小林秀雄 全集未収録作品一覧(座談会編)


昭和5年(1930)6月
既成芸術派検討座談会
「近代生活」 

昭和5年(1930)9月
最近文学の享楽的傾向について
「作品」 

昭和6年(1931)10月
「作品」の会合
「作品」 

昭和7年(1932)1月
一九三二年の文芸界の動向を語る
新潮 

昭和7年(1932)2月
新年の創作を中心として
新潮 

昭和7年(1932)5月
新しき文学の動向に就いて語る
新潮

昭和7年(1932)11月
純文学の危機について
新潮

昭和8年(1933)4月
大衆文学はどうなるだろうか
新潮 

昭和8年(1933)11月
文芸復興座談会
文藝春秋 

昭和9年(1934)8月
政治と文学に関する座談会
文學界 

昭和9年(1934)9月
リアリズムに関する座談会
文學界 

昭和10年(1935)1月
思想についての座談会
「行動」 

昭和11年(1936)1月〜4月
文學界同人座談会
文學界 

昭和11年(1936)2月
純文学・大衆小説・新聞小説について
新潮 

昭和11年(1936)5月
『夜明け前』合評会
文學界 

昭和11年(1936)6月
純粋小説座談会
文學界 

昭和11年(1936)6月
最近の文壇から問題を拾って
「新潮」

昭和11年(1936)7月
現代小説の諸問題
文學界 

昭和11年(1936)8月
詩と現代精神に関して
文學界 

昭和11年(1936)9月
菊池・久米を囲む文学論
文學界 

昭和11年(1936)10月
鎌倉組放談会
「エスエス」 

昭和11年(1936)11月
現代青年論、欧羅巴漫遊問答
文學界 

昭和11年(1936)12月
文学は何を為し得たか
文學界 

昭和12年(1937)1月
現代芸術の分野
文學界 

昭和12年(1937)2月
現代文学の日本的動向
文學界 

昭和12年(1937)3月
現代文芸思潮の対立
文藝 

昭和12年(1937)3月
文学と政治
文學界 

昭和12年(1937)4月
文学雑談
文學界 

昭和12年(1937)5月
『壮年』を中心として明治精神を論ず
文學界 

昭和12年(1937)6月
文化の大衆性について
文學界 

昭和12年(1937)7月
文学主義と科学主義
文學界 

昭和12年(1937)8月
最近の文学諸問題
文學界 

昭和12年(1937)9月
現代人の建設
文學界 

昭和13年(1938)1月
志賀直哉の人と芸術
文藝 

昭和13年(1938)1月
支那を語る
文學界 

昭和13年(1938)2月
若さの探究
新女苑 

昭和14年(1939)7月
癩文芸を語る
改造 

昭和14年(1939)8月
歴史と文学 小林秀雄氏を囲む座談会
「批評」(批評発行所)増刊号 

昭和15年(1940)10月
文化政策と社会教育の確立
文藝春秋 

昭和15年(1940)11月
英雄を語る
文藝春秋 

昭和16年(1941)9月
現代の思想について
文藝春秋 

昭和17年(1942)4月
即戦体制下文学者の心
文學界 

昭和17年(1942)9月
《第一日》ルネサンスの近代的意味、科学に於ける近代性、哲学と神との繋がり、われわれの近代、近代日本の音楽
《第二日》歴史、文明と専門家の問題、明治の文明開化の本質、我々の中にある西洋、アメリカニズムとモダニズム、現代日本人の可能性
文學界「特集 文学綜合会議 近代の超克」
>42『知的協力会議 近代の超克』創元社 1943/7/20 

昭和17年(1942)10月
文化綜合会議 近代の超克
文學界 

昭和21年(1946)7月
偉大なる魂について(林房雄、淀野隆三、伊吹武彦)
「世界文学」第三号 

昭和22年(1947)12月
文壇の崩壊と近代精神他
「文芸復興」 

昭和23年(1948)7月
菊池寛・人と文学を語る
「別冊文藝春秋」第七号 

昭和25年(1950)2月
除夜の鐘
文學界 

昭和25年(1950)4月
現代文学の全貌
文藝 

昭和25年(1950)11月
文学と演劇(岸田國士、福田恒存、木下順二、三島由紀夫、中村光夫)
展望 

昭和26年(1951)8月
オスロ土産話(久保田万太郎、今日出海、永井龍男)
「演劇」 

昭和27年(1952)3月
「天井桟敷の人々」を語る
「スクリーン」 

昭和27年(1952)4月
文藝春秋三十年の思い出
文藝春秋 

昭和27年(1952)9月
芸術批評について(吉川逸治、福田恒存、吉田秀和)
芸術新潮
 
昭和29年(1954)8月
滞欧よもやま思い出ばなし(今日出海、田中千代、越路吹雪)
「装苑」 

昭和30年(1955)12月
志賀さんを囲んで(志賀直哉、川端康成、丹羽文雄)
文藝(志賀直哉読本)

昭和31年(1956)1月1日
新春座談会 人生・文学・芸術(正宗白鳥、今日出海)
NHK第二放送 

昭和31年(1956)3月
古美術の鑑賞をめぐって
「日本文化財」十一号 

昭和32年(1957)3月
お芙美さんのこと
「文藝」臨時増刊号 

昭和32年(1957)10月7日
面影を偲ぶ・中原中也(大岡昇平、青山二郎、富倉徳次郎)
NHK第一放送 

昭和34年(1959)3月
小林秀雄とのとある午後(「年刊モーツァルト」同人)
「年刊モーツァルト」創刊号
>189『モオツァルト』角川文庫第11刷改版 1969/8/10、12刷以降省かれる 

昭和34年(1959)10
小林秀雄をかこむ一時間
季刊「批評」(現代社)第五号 

昭和36年(1961)12月7日
赤穂浪士
NHK第二放送の教養特集
>『歴史よもやま話 日本篇 下』文藝春秋 1966/8/1 
>『歴史よもやま話 日本篇 下』文春文庫 1982/3/25 

昭和37年(1962)1月
明治・大正・昭和三代の文学・人間・社会(正宗白鳥、広津和郎、高見順)
朝日ジャーナル 

昭和38年(1963)1月1日
現代の心(鈴木大拙、南原繁、手塚富雄)
NHK第二放送
 
昭和39年(1964)2月29日
辰野博士を偲ぶ
TBSラジオで特別座談会、後「随筆サンケイ」五月号 

昭和39年(1964)10月
(題未詳)
「芸術新潮」臨時増刊号特集「日本美術百選」 

昭和40年(1965)2月
辰野隆氏を偲んで(鈴木信太郎、中島健蔵、今日出海、市原太)
「心」 

昭和40年(1965)6月
桃山の文化(桑原武夫、吉川幸次郎、唐木順三)
「展望」

昭和56年(1981)3月
小林秀雄先生に聞く
『文芸科時代II』(明治大学五十年資料叢書Ⅶ) 

 

by ichiro_ishikawa | 2019-10-24 02:54 | 文学 | Comments(0)  

小林秀雄 全集未収録作品一覧(文章編)


明治43年(1910)
おやのおん
白金尋常小学校「明治四十三年度、各学年綴方優作集」
>『兄小林秀雄』高見澤潤子(新潮社1985/2/1)

昭和2年(1927)1月
志賀直哉の独創性
武者小路実篤に届ける、未発表 

昭和2年(1927)4月
フランス語講座
「英語研究」(連載、1928年6月まで) 

昭和2年(1927)7月
アルチュル・ランボオ伝
「文藝春秋」(連載、無署名、1928年5月まで)

昭和3年(1928)3月
卒業論文「Arthur Rimbaud」
東京大学仏蘭西文学科

昭和5年(1930)2月
横顔 ※「ランボオII」の原型
「詩神」

昭和8年(1933)12月
六号雑記
「文學界」

昭和10年(1935)4月
推薦文 アンドレ・シュアレス『三人』
「文學界」広告

昭和11年(1936)3月
『いのちの初夜』評抄
「文學界」

昭和11年(1936)3月
文學界賞の事
「文學界」

昭和11年(1936)4月
メレジュコーフスキイ『トルストイとドストエーフスキイ』
「文學界」

昭和11年(1936)9月
「ドストエフスキイの精神分析」
「文學界」※「帝国大学新聞」(昭和11年7月6日号)掲載「ノイフェルト『ドストエフスキイの精神分析』とほぼ同趣旨

昭和11年(1936)9月
第八回文學界賞寸評
「文學界」        

昭和11年(1936)10月
第九回文學界賞寸評
「文學界」

昭和11年(1936)11月
国民的書物たる八雲全集
『小泉八雲全集』(第一書房)内容見本 

昭和11年(1936)11月
第十回文學界賞寸評
「文學界」

昭和11年(1936)12月
第十一回文學界賞への投票
「文學界」

昭和12年(1937)1月
鎌倉ペンクラブ
東京朝日新聞(神奈川版) 

昭和14年(1939)10月
素材派論*
三田新聞(談話) 

昭和16年(1941)5月
第一回文芸推薦評論審査後記
「文藝」

昭和23年(1948)4月
選後感(新人評論選評)
「群像」

昭和24年(1949)8月
戦争と平和
  「苦楽」 

昭和25年(1950)6月
文化について
読売新聞

昭和26年(1951)1月
感想(一年の計は…)
毎日新聞

昭和26年(1951)4月
推薦文
大岡昇平『新しき俘虜と古き俘虜』(創元社)帯

昭和27年(1952)4月
文學界二十年の歩み
「文學界」

昭和28年(1953)1月
推薦文
『伊藤整作品集』(河出書房)内容見本 

昭和28年(1953)4月
欧州だより*
「創元」

昭和28年(1953)11月
わが滞欧作品(写真)
「藝術新潮」 

昭和29年(1954)5月
二十年の月日(妻を語る)
  「週刊朝日」 

昭和29年(1954)11月
推薦の言葉
『現代日本詩人全集』(創元社)内容見本 

昭和29年(1954)12月
美しい美術の吸収消化
『世界美術大辞典』(河出書房)内容見本 

昭和30年(1955)1月
第一回新潮社文学賞選評後評
「新潮」、以後1957,59を除き68年まで毎年同誌一月号に 

昭和30年(1955)6月
志賀直哉氏の文学
『志賀直哉全集』(岩波書店)内容見本 

昭和30年(1955)7月
短評
大岡昇平『酸素』(新潮社)帯 

昭和31年(1956)1月
第七回読売文学賞選評
読売新聞 

昭和31年(1956)12月
推薦文
「ロシア文学全集」*

昭和32年(1957)1月
スポーツ
読売新聞 

昭和32年(1957)1月
第八回読売文学賞選評
読売新聞 

昭和33年(1958)1月
第九回読売文学賞選評
読売新聞 

昭和33年(1958)3月
流行作家
十九日、NHK第二放送教養特集。後に同名題の談話が「週刊NHK新聞」に掲載

昭和34年(1959)3月
好きな道
『日本文化研究』(新潮社)月報第三号 

昭和34年(1959)5月
六十余年の夢
『日本文学全集』(新潮社)内容見本

昭和34年(1959)7月
推薦の言葉
スローニム著・池田健太郎訳『ドストエフスキイの三つの恋』(角川書店)帯 

昭和34年(1959)11月
いい造本
  『川端康成全集』(新潮社)内容見本

昭和34年(1959)11月
推薦文
東郷豊治編著『良寛全集』(東京創元社) 

昭和35年(1960)5月
詩の伝統に眼を向ける
『T・S・エリオット全集』(中央公論社)内容見本 

昭和35年(1960)7月
チェホフ全集を推す
『チェホフ全集』(中央公論社パンフレット内容見本 

昭和35年(1960)12月
『良寛』を推す
東郷豊治『良寛』(筑摩書房)内容見本

昭和36年(1961)6月
推薦の言葉
ペレンソン原著『ルネッサンスのイタリア画家』(新潮社)内容見本

昭和37年(1962)5月
芭蕉全集の新版
『校本芭蕉全集』(角川書店)内容見本 

昭和37年(1962)8月
現代の思想
『続々国民同胞感の探究』(理想社) 

昭和38年(1963)6月
推薦文
『ポオ全集』(東京創元新社)内容見本 

昭和39年(1964)196462歳1月
第十五回読売文学賞選評
「読売新聞」 

昭和39年(1964)196462歳5月
推薦の言葉
『全訳小泉八雲作品集』( 文社)内容見本 

昭和39年(1964)5月
本書に寄せて
ゲオン著・高橋英郎訳『モーツァルトとの散歩』(白水社)帯 

昭和39年(1964)6月
不思議な名状し難い感じ
竹内尚次編『白隠』(筑摩書房)内容見本 

昭和39年(1964)9月
現代語訳の必要性
『古典日本文学全集』(普及版、筑摩書房)内容見本 

昭和39年(1964)11月
推薦文
『八丈実記』(緑地社)内容見本 

昭和40年(1965)5月
稀有な作家
『正宗白鳥全集』(新潮社)内容見本 

昭和41年(1966)2月
寸評
宇野千代『刺す』(新潮社)帯 

昭和41年(1966)2月
本書に寄せて
吉田秀和・高橋英郎訳『モーツァルト頌』(白水社)帯

昭和41年(1966)11月
あえて新たに推す
『谷崎潤一郎全集』(中央公論社)内容見本 

昭和43年(1968)2月
伝統の上に立った新たな工夫に期待
『新潮世界文学』内容見本 

昭和43年(1968)9月
推薦の言葉
『名作歌舞伎全集』(東京創元新社) 

昭和44年(1969)7月
すぐれて深きこと
「PHP」 

昭和44年(1969)11月
感想(「鎌倉回顧」という…)
『図説鎌倉回顧』(鎌倉市) 

昭和45年(1970)11月
自分の本
「江川と野田本」(古通豆本6)再掲 

昭和46年(1971)11月
文芸雑感
三十日、東京宝塚劇場での「文藝春秋祭り」。後、「生と死」と改題し「文藝春秋」1972年4月号に発表 

昭和46年(1971)12
志賀直哉『玄人素人』
  『玄人素人』(座右宝刊行会)内容見本 

昭和48年(1973)12月
近藤富蔵の事
「文藝春秋」 

昭和51年(1976)1月
推薦文
『オスカー・ワイルド全集』出帆社、内容見本

昭和53年(1978)9月
『本居宣長』を終えて
「文化会議」

by ichiro_ishikawa | 2019-10-24 00:17 | 文学 | Comments(0)  

小林秀雄 ランボオ全仕事(著書別)

小林秀雄ビッグデータを整理してゐたら沼にはまつた。たとへばランボオだけでもこんな感じで厄介だ。
まる1年ほど南仏あたりのホテルで缶詰になる必要あり。


ランボオ翻訳系
書名の頭数字は『小林秀雄秀雄全作品 別巻4』(新潮社2005)の「著書目録No」

2『地獄の季節』アルチュル・ランボオ
(白水社 1930/10/25)※未入手、古書価格8,500円
アルチュル・ランボオI1926年10月「仏蘭西文学研究」※原題「人生砥断家アルチュル・ランボオ」)
アルチュル・ランボオII
地獄の季節:この季節/無題]〈嘗ては、若し俺の記憶が…〉(1929年10 月「文学」創刊号 ※初出訳題「地獄の一季節」)悪胤(同)/地獄の夜(1929年11 月「文学」第二号)錯乱Ⅰ(1929年12月「文学」第三号)錯乱Ⅱ(言葉の錬金術・最高塔の歌・飢)(1930年2月「文学」第四号非望(1930年2月「文学」第五号 ※初出訳題「不可能事」)(同)/(同)別離(同)
飾画:大洪水後1930年5月「作品」創刊号)場面(1930年5月「作品」創刊号)夷火(同)天才(同)神秘(同)(同)(1930年6月「作品」六月号)古代(Ⅰ・Ⅱ)(同)或る理性に(同)煩悶(同)酩酊の午前(同 ※初出訳題「陶酔の午前」)/黎明(同)断章(同)平凡な夜曲(同)不眠の夜々(Ⅰ〜Ⅳ)(1930年7月「作品」七月号)少年時(Ⅰ〜Ⅵ)(同)街々Ⅰ(1930年8月「作品」八月号)Fairy(同)Being Beauteous(同)街々Ⅱ(同)メトロポリタン(1930年10月「作品」十月号) ※新訳歴史的な暮方 ※新訳道化 ※新訳小話 ※新訳王権 ※新訳労働者(1929年12月「一九二九」十二月号)結晶した灰色の空 ※新訳 ※新訳/出発 ※新訳青年時(Ⅰ日曜日・Ⅱ小曲・Ⅲ廿歳・Ⅳ戦)※新訳生活(Ⅰ〜Ⅳ) ※新訳デモクラシイ ※新訳放浪者 ※新訳Bottom ※新訳献身 ※新訳見切物 ※新訳
後記(現行題「『地獄の季節』訳者後記Ⅰ」)*

4『酩酊船』あるちゆる・らんぼお
(白水社 1931/11/30)※未入手、古書価格38,500円
※装幀青山二郎、限定版230部。唯一の総ルビ附新訳。表紙に原題Bateau ivreを印刷
酩酊船 ※新訳

8
『詩集[アルチュル・ランボオ]第一巻』アルチュル・ランボオ
(江川書房 1933/7/5)※未入手、古書価格88,000円
※装幀青山二郎、限定版280部
酩酊船/堪忍(1930年2月「詩神」)オフェリヤ ※新訳

28『ランボオ論』
(野田書房 1937/4/6)※未入手、古書ナシ
ランボオ論Ⅰ/同Ⅱ

29『渇の喜劇』アルチュル・ランボオ
(岩波文庫 1937/6/30)※未入手、古書ナシ
渇の喜劇(親、精神、友達、あわれな想い、くくり)(1933年2月「本」創刊号 )

32『地獄の季節』ランボオ
(岩波文庫 1938/8/5)※入手済み
※配列はNo.2と変わらないが改訳推敲が著しい
地獄の季節この季節は/[無題]〈嘗ては、若し俺の記憶が…〉 悪胤地獄の夜錯乱Ⅰ錯乱Ⅱ(言葉の錬金術・最高塔の歌・飢)/非望/別れ(10篇)
飾画:大洪水後/場面/野蛮人/天才/神秘/轍/花/古代(Ⅰ・Ⅱ)/或る理性に/煩悶/酩酊の午前/夜明け/断章/平凡な夜曲/眠られぬ夜(Ⅰ〜Ⅳ)/少年時(Ⅰ〜Ⅵ)/街々Ⅰ/Fairy/Being Beauteous/街々Ⅱ/メトロポリタン/岬 /歴史の暮方/道化/小話/王権/労働者/結晶した灰色の空/街/出発/青年時(Ⅰ日曜日・Ⅱ小曲・Ⅲ廿歳・Ⅳ戦)/生活(Ⅰ〜Ⅳ)/デモクラシイ/放浪者/Bottom/献身/見切物(37篇)
後記(改稿)(現行題「『地獄の季節』訳者後記Ⅱ」)

52『地獄の季節』ジアン・アルチュウル・ランボオ
(三光社 1948/9/10)※入手済み
※底本はNo.32に拠る。後記はNo.32所収分に加筆。
地獄の季節:この季節は/[無題]〈嘗ては、若し俺の記憶が…〉 /悪胤/地獄の夜/錯乱Ⅰ/錯乱Ⅱ(言葉の錬金術・最高塔の歌・飢)/非望/光/朝/別れ(10篇)
飾画:大洪水後/場面/野蛮人/天才/神秘/轍/花/古代(Ⅰ・Ⅱ)/或る理性に/煩悶/酩酊の午前/夜明け/断章/平凡な夜曲/眠られぬ夜(Ⅰ〜Ⅳ)/少年時(Ⅰ〜Ⅵ)/街々Ⅰ/Fairy/Being Beauteous/街々Ⅱ/メトロポリタン/岬 /歴史の暮方/道化/小話/王権/労働者/結晶した灰色の空/街/出発/青年時(Ⅰ日曜日・Ⅱ小曲・Ⅲ廿歳・Ⅳ戦)/生活(Ⅰ〜Ⅳ)/デモクラシイ/放浪者/Bottom/献身/見切物(37篇)
後記(改稿)加筆(現行題「『地獄の季節』訳者後記Ⅱ」)加筆

55『ランボオ詩集』アルチュウル・ランボオ
(創元選書 1948/11/20)※入手済み
※ランボオに関する翻訳、論文の集成。底本はNo.32,4,8に拠る
ランボオⅠ同Ⅱ同Ⅲ(「展望」昭和22年(1947)3月号 ※原題「ランボオの問題」)
地獄の季節:この季節は/[無題]〈嘗ては、若し俺の記憶が…〉 /悪胤/地獄の夜/錯乱Ⅰ/錯乱Ⅱ(言葉の錬金術・最高塔の歌・飢)/非望/光/朝/別れ(10篇)
飾画:大洪水後/場面/野蛮人/天才/神秘/轍/花/古代(Ⅰ・Ⅱ)/或る理性に/煩悶/酩酊の午前/夜明け/断章/平凡な夜曲/眠られぬ夜(Ⅰ〜Ⅳ)/少年時(Ⅰ〜Ⅵ)/街々Ⅰ/Fairy/Being Beauteous/街々Ⅱ/メトロポリタン/岬 /歴史の暮方/道化/小話/王権/労働者/結晶した灰色の空/街/出発/青年時(Ⅰ日曜日・Ⅱ小曲・Ⅲ廿歳・Ⅳ戦)/生活(Ⅰ〜Ⅳ)/デモクラシイ/放浪者/Bottom/献身/見切物(37篇)
韻文詩:酩酊船、渇の喜劇(Ⅰ親・Ⅱ精神・Ⅲ友達・Ⅳあわれな想い・Ⅴくくり)、堪忍、オフェリヤ、谷間に眠る男 ※新訳?
後記 ※No.32に加筆

75『小林秀雄全集 第七巻 無常という事』
(創元社 1951/7/10)※未入手、古書価格1,500円
※No.55所収のランボオ詩を、ラコストによる1922年刊行の批評版『ランボオ集』に拠り大幅に配列を変え、全面的に改訳、改訂。新訳は「航海」「運動」の二篇
地獄の季節地獄の季節/悪胤/地獄の夜/錯乱Ⅰ/錯乱Ⅱ(言葉の錬金術・最高塔の歌・飢)/非望/光/朝/別れ(計9篇)
飾画:大洪水後/少年時(Ⅰ〜Ⅵ)/小話/道化/古代(「古代Ⅰ」改題)/Being Beauteous/生活(Ⅰ〜Ⅲ)/出発/王権/或る理性に/酩酊の午前/断章(終節削除)/労働者/(「結晶した灰色の空」改題)/街/轍/街々(「街々Ⅰ」改題)/放浪者/街々Ⅱ/眠らぬ夜(「眠られぬ夜」改題、終章削除)/神秘/夜明け/花々(「花」改題)/平凡な夜曲/航海冬の旅(「断章」終節)煩悶/メトロポリタン/野蛮人/見切物/Fairy/(「青年時Ⅳ)青年時(Ⅰ日曜日・Ⅱ小曲・Ⅲ廿歳・および「眠られぬ夜」終節)/岬/場面/歴史の暮方/Bottom/H(「古代Ⅱ」改題)運動献身/デモクラシイ/天才/(ベッサイダは)(「この季節は」改題)(計43篇)
韻文詩:酩酊船、渇の喜劇(Ⅰ親・Ⅱ精神・Ⅲ友達・Ⅳあわれな想い・Ⅴくくり)、堪忍、オフェリヤ、谷間に眠る男(計5篇)
後記 ※No.32に加筆


85『ランボオ全集 第一巻』ランボオ
(人文書院 1952/7/25)※入手済み
※分担訳、No.75から改アリ
オフェリヤ、谷間に眠る男、渇の喜劇、朝のよき想念(no.75「錯乱Ⅱ」中の「言葉の錬金術」の第三詩)(食事にとった飼鳥の)(同詩中の「飢」の第二詩が独立分離されたもの。以上の処置は文旦訳者のひとり鈴木信太郎による)

91『ランボオ全集 第二巻』ランボオ
(人文書院 1953/7/10)※入手済み
※分担・鈴木信太郎共訳、No.75から改アリ
イリュミナシオン(飾画)「大洪水」後(「大洪水後」改題)/少年時(Ⅰ〜Ⅵ)/小話/道化芝居(「道化」改題)/古代/Being Beauteous/生活(Ⅰ〜Ⅲ)/出発/王権/或る理性に/酩酊の午前/断章/労働者/橋/街/轍/街々/放浪者/(「街々Ⅱ」改題)眠られぬ夜(「眠らぬ夜」改題)/神秘/夜明け/(「花々」改題)/平凡な夜曲/海景(「航海」改題)/冬の旅/苦悶(「煩悶」改題)/メトロポリタン/野蛮人/大売出し(「見切物」改題)妖精(「Fairy」改題)/戦(「青年時Ⅳ)/青年時(Ⅰ日曜日・Ⅱ小曲・Ⅲ廿歳・および「眠られぬ夜」終節)/岬/場面/歴史の暮方/ボトム(「Bottom」改題)/H(「古代Ⅱ」改題)/運動/献身/デモクラシイ/天才(計42篇)

112『ランボオ全集 第三巻』ランボオ
(人文書院 1956/6/20)※入手済み
※ 分担・鈴木信太郎共訳、No.75の訳文に鈴木が修正
地獄の季節[無題](旧題「地獄の季節」)悪血(「悪胤」改題)/地獄の夜/錯乱Ⅰ/錯乱Ⅱ(言葉の錬金術・最高塔の歌・飢)/不可能(「非望」改題)閃光(「光」改題)/朝/訣別(「別れ」改題)(計9篇)


118 『小林秀雄全集』(第二次)第一巻 様々なる意匠』 (新潮社、1957)※未入手、古書ナシ
※0no.91、112を参考とし、底本とした75本文の一部を改題、改訳
ランボオⅠ
地獄の季節:地獄の季節/悪胤/地獄の夜/錯乱Ⅰ/錯乱Ⅱ(言葉の錬金術・最高塔の歌・飢)/不可能(「非望」改題)/光/朝/別れ(計9篇)
飾画:大洪水後/少年時(Ⅰ〜Ⅵ)/小話/道化/古代/Being Beauteous/生活(Ⅰ〜Ⅲ)/出発/王権/或る理性に/酩酊の午前/断章/労働者/橋/街/轍/街々/放浪者/街々(「街々Ⅱ」改題)眠られぬ夜(「眠らぬ夜」改題)/神秘/夜明け/花々/平凡な夜曲/海景(「航海」改題)/冬の旅/煩悶/メトロポリタン/野蛮人/見切物/Fairy/戦(「青年時Ⅳ)/青年時(Ⅰ日曜日・Ⅱ小曲・Ⅲ廿歳・および「眠られぬ夜」終節)/岬/場面/歴史の暮方/ボトム(「Bottom」改題)/H/運動/献身/デモクラシイ/天才(計42篇)
草稿(ベッサイダは)
韻文詩:酩酊船、渇の喜劇(Ⅰ親・Ⅱ精神・Ⅲ友達・Ⅳあわれな想い・Ⅴくくり)、堪忍、オフェリヤ、谷間に眠る男(計5篇)
ランボオⅡ

120『地獄の季節』ランボオ
(岩波文庫 1957/11/5)※未入手、古書ナシ
※底本はNo.118に拠る
地獄の季節:地獄の季節/悪胤/地獄の夜/錯乱Ⅰ/錯乱Ⅱ(言葉の錬金術・最高塔の歌・飢)/不可能/光/朝/別れ(計9篇)
飾画:大洪水後/少年時(Ⅰ〜Ⅵ)/小話/道化/古代/Being Beauteous/生活(Ⅰ〜Ⅲ)/出発/王権/或る理性に/酩酊の午前/断章/労働者/橋/街/轍/街々/放浪者/街々/眠られぬ夜/神秘/夜明け/花々/平凡な夜曲/海景/冬の旅/煩悶/メトロポリタン/野蛮人/見切物/Fairy/戦(「青年時Ⅳ)/青年時(Ⅰ日曜日・Ⅱ小曲・Ⅲ廿歳・および「眠られぬ夜」終節)/岬/場面/歴史の暮方/ボトム/H/運動/献身/デモクラシイ/天才(計42篇)
草稿(ベッサイダは)
後記(新稿)(現行題「『地獄の季節』訳者後記Ⅲ」)

127『ランボオ詩集』ランボオ
(東京創元社 1959/1/15)※入手済み
 ※普及版、 底本はNo.118、120に拠り、ラコストの説に従って「(ベッサイダは)」を《飾画》の最後に置き、《韻文詩》の配列を変えた。
地獄の季節:地獄の季節/悪胤/地獄の夜/錯乱Ⅰ/錯乱Ⅱ(言葉の錬金術・最高塔の歌・飢)/不可能/光/朝/別れ(計9篇)
飾画:大洪水後/少年時(Ⅰ〜Ⅵ)/小話/道化/古代/Being Beauteous/生活(Ⅰ〜Ⅲ)/出発/王権/或る理性に/酩酊の午前/断章/労働者/橋/街/轍/街々/放浪者/街々/眠られぬ夜/神秘/夜明け/花々/平凡な夜曲/海景/冬の旅/煩悶/メトロポリタン/野蛮人/見切物/Fairy/戦(「青年時Ⅳ)/青年時(Ⅰ日曜日・Ⅱ小曲・Ⅲ廿歳・および「眠られぬ夜」終節)/岬/場面/歴史の暮方/ボトム/H/運動/献身/デモクラシイ/天才/(ベッサイダは)(計43篇)
韻文詩:オフェリヤ、谷間に眠る男、酩酊船、堪忍、渇の喜劇(計5篇)
ランボオⅠ同Ⅱ同Ⅲ
後記(現行題「『地獄の季節』訳者後記Ⅲ」)

128『ランボオ詩集』ランボオ
(東京創元社 1959/2/20)※未入手、古書価格22,000円
※限定200部 

173『小林秀雄全集 第二巻 ランボオ・Xへの手紙』(新潮社、1968) ※未入手、古書ナシ
底本はno.127に拠り、同書のルビの多くを省く。また配列において無題(ベッサイダは)を《韻文詩》の最終に置く。
ランボオⅠ同Ⅱ同Ⅲ
リヴィエルの「ランボオ」中原中也「ランボオ詩集」昭和12「ランボオ詩集」後記(現行題「『地獄の季節』訳者後記Ⅱ」)/「地獄の季節」後記(現行題「『地獄の季節』訳者後記Ⅲ」)
⭐︎地獄の季節:地獄の季節/悪胤/地獄の夜/錯乱Ⅰ/錯乱Ⅱ(言葉の錬金術・最高塔の歌・飢)/不可能/光/朝/別れ(計9篇)
飾画:大洪水後/少年時(Ⅰ〜Ⅵ)/小話/道化/古代/Being Beauteous/生活(Ⅰ〜Ⅲ)/出発/王権/或る理性に/酩酊の午前/断章/労働者/橋/街/轍/街々/放浪者/街々/眠られぬ夜/神秘/夜明け/花々/平凡な夜曲/海景/冬の旅/煩悶/メトロポリタン/野蛮人/見切物/Fairy/戦(「青年時Ⅳ)/青年時(Ⅰ日曜日・Ⅱ小曲・Ⅲ廿歳・および「眠られぬ夜」終節)/岬/場面/歴史の暮方/ボトム/H/運動/献身/デモクラシイ/天才(計42篇)
韻文詩:オフェリヤ/谷間に眠る男/七歳の詩人(昭和5)/酩酊船/渇の喜劇/堪忍/(ベッサイダは)(計7篇)

197『ランボオ詩集』ランボオ
(創元選書 1972/11/20)※入手済み
※底本はNo.173に拠る。本書をもって校訂定本とする。
地獄の季節:地獄の季節/悪胤/地獄の夜/錯乱Ⅰ/錯乱Ⅱ(言葉の錬金術・最高塔の歌・飢)/不可能/光/朝/別れ(計9篇)
飾画:大洪水後/少年時(Ⅰ〜Ⅵ)/小話/道化/古代/Being Beauteous/生活(Ⅰ〜Ⅲ)/出発/王権/或る理性に/酩酊の午前/断章/労働者/橋/街/轍/街々/放浪者/街々/眠られぬ夜/神秘/夜明け/花々/平凡な夜曲/海景/冬の旅/煩悶/メトロポリタン/野蛮人/見切物/Fairy/戦(「青年時Ⅳ)/青年時(Ⅰ日曜日・Ⅱ小曲・Ⅲ廿歳・および「眠られぬ夜」終節)/岬/場面/歴史の暮方/ボトム/H/運動/献身/デモクラシイ/天才(計42篇)
韻文詩:オフェリヤ/谷間に眠る男/七歳の詩人(昭和5)/酩酊船/渇の喜劇/堪忍/(ベッサイダは)(計7篇)
ランボオⅠ同Ⅱ同Ⅲ
後記(二篇)『地獄の季節』訳者後記Ⅱ」『地獄の季節』訳者後記Ⅲ」

198『ランボオ詩集』ランボオ
(東京創元社 1972/12/3)※未入手、古書ナシ
※限定380部 A5純白総革上製 函入 外函附 署名本

264『ランボオ詩集』アルチュウル・ランボオ
創元ライブラリー 1998/5/29)※入手済み
※本文は197に拠る
地獄の季節:地獄の季節/悪胤/地獄の夜/錯乱Ⅰ/錯乱Ⅱ(言葉の錬金術・最高塔の歌・飢)/不可能/光/朝/別れ(計9篇)
飾画:大洪水後/少年時(Ⅰ〜Ⅵ)/小話/道化/古代/Being Beauteous/生活(Ⅰ〜Ⅲ)/出発/王権/或る理性に/酩酊の午前/断章/労働者/橋/街/轍/街々/放浪者/街々/眠られぬ夜/神秘/夜明け/花々/平凡な夜曲/海景/冬の旅/煩悶/メトロポリタン/野蛮人/見切物/Fairy/戦(「青年時Ⅳ)/青年時(Ⅰ日曜日・Ⅱ小曲・Ⅲ廿歳・および「眠られぬ夜」終節)/岬/場面/歴史の暮方/ボトム/H/運動/献身/デモクラシイ/天才(計42篇)
韻文詩:オフェリヤ/谷間に眠る男/七歳の詩人(昭和5)/酩酊船/渇の喜劇/堪忍/(ベッサイダは)(計7篇)
ランボオⅠ同Ⅱ同Ⅲ
後記(二篇)『地獄の季節』訳者後記Ⅱ」『地獄の季節』訳者後記Ⅲ」



by ichiro_ishikawa | 2019-10-20 01:46 | 文学 | Comments(0)  

備忘録 小林秀雄エクセル精査

俺の一番の愛読書は『小林秀雄全作品 別巻4』(新潮社、2005年5月)といふ小林秀雄書肆情報全集なわけだが、それを基に数年かけて自主制作したマニア垂涎の超貴重エクセルデータ「小林秀雄の全て」を、先日文字通り涎を垂らしながら眺めてゐると、果たしてこれは本当に完全版なのかといふ疑念が湧き、台風19号で自宅軟禁されてゐることを逆手に取つて、改めて大精査しようと思ひ立つた。
しかし膨大なデータをいぢるとなると、闇雲にやると気が狂ふため、ゴールとそのためのメトードのアウトラインを切つてからとりかからうと、以下にまとめる。

西暦でソート
1)
メトード:エクセルの「作品」と『小林秀雄全作品 別巻4』(以下、別巻4)の「年表」とつきあはせ。
ゴール:作品の漏れが無いかを時系列で綿密に精査。

2)
メトード:エクセルの「作品」を『別巻4』の「作品改題」とつきあはせ。
ゴール:第五次全集における未収録作品を洗ひ出す。

3)
メトード:エクセルの「作品」を大澤信亮「小林秀雄」(「新潮」連載)本文とつきあはせ。
ゴール:『別巻4』にも漏れてる作品及び初出情報を追記する

刊行書籍の刊行年でソート
1)
メトード:エクセルの「著書」を『別巻4』の「年表」とつきあはせ、時系列で綿密に精査。
ゴール:著書の漏れが無いかを確認。

2)
メトード:エクセルの「作品」を『別巻4』の「著書目録」とつきあはせ。
ゴール:著書内の作品に漏れがないかを確認(これは念のため。時間があればやる程度)


次なる野望
・この完全データをweb上に欧米のファッションブランドのやうなカツコいいデザインでアップ。当然、検索、ソート機能付き。
・テキストをもアップ(1983+70=2055年メド)
・著書収集コンプリート。現在80%。できれば初版。だが中身が同じ刷であるなら必ずしも拘らぬ。
・かつ書影データ化
・初出誌収集コンプリート。現在数%。これはハード。
・小林秀雄の写真(誌紙面掲載版)収集&データ化。
・以上すべてを完全収録した『小林秀雄事典』を自費出版。


by ichiro_ishikawa | 2019-10-12 22:26 | 文学 | Comments(0)  

『小林秀雄 江藤淳 全対話』(中公文庫)

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『小林秀雄 江藤淳 全対話』が7月に中公文庫から出てゐた。amazonが勧めてくれず、知らなんだ。
今年の小林秀雄賞が江藤淳を書いたもので、それを買はうかどうか思案してゐたところ、本書の存在を知つた。
小林秀雄は江藤淳と5回対談を行なつてゐて、本書にはその全てと、関連する両者の随筆や短文が併載されてゐる。全集には5つの対談のうち1つ「『本居宣長』をめぐつて』が収載されてゐるのみで、「孤独を競う才能」は単行本にも未収載。他の3つは単行本や文庫には入つてゐるから読めないことはないのだが、かうして一冊の中でまとめて読めるといふのは実に良い機会なので購入。短文も初めて読むものだつた。
以下、データをまとめておく。

対談:江藤淳
美について
(第五次全集未収録)
初出:
1961年1月8日号「朝日ジャーナル」新春増大号
原題:「誤解されっぱなしの「美」  ある〝美学散歩〟的対話」
単行本収録:
1966年1月『小林秀雄対話集』(講談社)
1966年8月『小林秀雄対話集』(講談社名著シリーズ)
1968年5月『無常といふこと』(角川文庫改版)
2005年9月『小林秀雄対話集』(講談社文芸文庫)
2017年3月『小林秀雄対話集』(講談社文芸文庫Wide)

孤独を競う才能
(第五次全集未収録、単行本未収録)
初出:1965年1月「朝日ジャーナル」グラビア「先進後進」

歴史と文学
(第五次全集未収録)
初出:
1967年12月『古典と伝統について 思想との対話第六巻』巻末「対話による解説」(講談社)
単行本収録:
1981年3月『人間の進歩について 小林秀雄対談集II』(文春文庫)

歴史について
(第五次全集未収録)
初出:1971年7月「諸君!」巻頭対談
単行本収録:
1972年4月『小林秀雄対談集 歴史について』(文藝春秋)
1978年12月『小林秀雄対談集 歴史について』(文春文庫)

『本居宣長』をめぐって
(第五次全集収録)
初出:1977年12月「新潮」
単行本収録:1992年5月『本居宣長(下)』(新潮文庫)

随筆
三島くんの事
(第五次全集収録)
初出:1971年1月「新潮」臨時増刊号
単行本収録:1979年4月『感想』(新潮社)

短文
第九回新潮社文学賞選後感(江藤淳『小林秀雄』)
(第五次全集未収録、単行本未収録)
初出:1963年1月「新潮」

江藤淳「漱石とその時代」
(第五次全集未収録、単行本未収録)
初出:1970年8月、江藤淳『漱石とその時代』(新潮社)第二部カバー

by ichiro_ishikawa | 2019-10-12 13:01 | 文学 | Comments(0)  

小林秀雄 20代までの生活年表

まづ、ざつと30代に入るまでの歩みをまとめる。



[小学校]〜12歳

小2で親への恩返しを誓い、小6で第一次世界大戦の原因と現状を分析し、打つた男。


[中高(今の中高大)]13〜22歳

府立第一中学校(五年制、現・日比谷高)に入学。

第一高等学校(東京大学教養学部の前身)入試に失敗し一浪。翌年、第一高等学校の合格発表前日に父親を亡くす。合格し4月に入学するも、母親が肺患し鎌倉に転地療養させる。自身も盲腸周囲炎と神経症のため休学2年時に関東大震災。3年時に母親と同居を始め看病生活へ



[帝大(今の大学院的な)]23〜25歳

翌年、東京帝国大学文学部仏蘭西文学科入学。春、神田をぶらぶら歩いてゐると向うからやつて来た見知らぬ男に、いきなり叩きのめされる。秋、中原中也の恋人長谷川泰子と出会ひ、奪ひ、11月から同棲。10月には盲腸炎(腸捻転?)で入院・手術。


[卒業後]26歳〜

泰子との生活にピリオドを打ち関西に逃走。約一年を大阪、京都、奈良で過ごす(この時の回想が20年後「秋」に結実)。

翌年、東京に戻り「様々なる意匠」を書き、本格的に批評家デビューを果たす。





1902年(明治35)

4月11日、東京市神田区神田猿楽町三丁目三番地(現千代田区猿楽町二丁目八番五号)❶に生まれる


父、小林豊造

1874年(明治7)兵庫県出石郡の清水家に生まれ、のちに旧但馬藩の家老職であつた小林家の養嗣子になる。

1899年(明治32)、東京高等工業学校に付設された工業教員養成所の金工科を卒業し、東京高工助教授、御木本真珠店貴金属工場長を経て、日本ダイヤモンド株式会社を設立した。

欧米各国に学び、日本で初めてダイヤモンドの研磨技術を習得し、また蓄音機のルビー針を開発した技術者でもある。

母、精子

明治13年、東京市牛込区牛込北山伏町14番地の城谷家に生まれる。女学校を卒業し、茶の湯、生け花、琴などにも通じていたという。


1904(明治37)2歳

6月3日、牛込の納戸町にて妹富士子生まれる


1910年(明治43)8歳

作文「おやのおん」   


1914年(大正3年)12歳小6

秋、学芸会で世界大戦の原因から現状を演説


1915年(大正4年)13歳一中1年

3月 白金尋常小学校卒業   

4月 東京府立第一中学校(現・都立日比谷高等学校)入学

芝区白金今里町七十七番地❷に住む


1917年(大正6年)15歳一中3年

12月、父豊造、日本ダイヤモンド株式会社設立、専務取締役


1920年(大正9)18歳浪人

3月 府立一中(五年制)卒業。一高入試に失敗、浪人


1921年(大正10)19歳一高1年

3月20日 父豊造、四六歳で死没   

3月21日 第一高等学校(東京大学教養学部等の前身)合格発表

4月 第一高等学校文科丙類(文学)入学。野球部入部後、すぐ退部。マンドリンクラブ結成   

10月 盲腸周囲炎と神経症のため休学   

この年、母精子、肺患のため鎌倉に転地療養   


1923(大正12)21歳一高2年

9月1日 神田須田町❸で関東大震災に遭遇  

9月6日 船と徒歩で鎌倉に療養中の母に会いに行く


1924年(大正13)22歳一高3年

2月? 母と妹の三人で豊多摩郡杉並村馬橋226番地❹に転居  

6月10日 「一ツの脳髄」を書き上げる  


1925年(大正14)23歳帝大1年

3月 第一高等学校卒業     

4月 東京帝国大学文学部仏蘭西文学科入学

この頃か   神田の本屋でランボオの「地獄の季節」に初めて出会ふ

4月初め 富永太郎を通じて中原中也を知る  

9月 中原中也の帰郷中に長谷川泰子に会う     

10月8日 大島に旅行(泰子は待ち合わせに間に合わず)、帰京後盲腸炎(腸捻転?)で入院・手術 

11月下旬 杉並町天沼❺に長谷川泰子と同棲  


1926年(大正15/昭和元)24歳帝大2年

鎌倉町長谷大仏前❻に住み、逗子町新宿の池谷信三郎方に仮寓したりする  

2月 「佐藤春夫のヂレンマ」を文藝春秋に発表(初の商業誌掲載)

10月 「ランボオI」を「仏蘭西文学研究」に発表


1927年(昭和2)25歳帝大3年

5月 初めての単行本『エドガー・ポー』を新しき村出版部より刊行

8月3日 大阪毎日新聞・東京日日新聞主催の第一回全国都市対抗野球大会が神宮球場で開催され、後の巨人の水原監督らとともに神奈川代表で出場。台湾の台北チームと戦う。(→「スポーツ」1959年1月)  

9月? この頃目黒❼に住む  


1928年(昭和3)26歳

2月 豊多摩郡中野町谷戸(東中野)❽に転居     

3月 東京帝国大学卒業           

5月25日 長谷川泰子と別れ、関西へ向かう❾

月末、大阪の日蓮宗の寺に宿坊する  

6月   京都奈良市の割烹旅館江戸三に宿泊、奈良市幸町の志賀直哉邸に出入り

9月 妹、富士子が高見澤(田河水泡)と結婚     

10月20日 母が関西へ     

11月17日 西村孝次と二月堂へ           


1929年 (昭和4) 27歳

1月末 奈良より帰京し、東京府下滝野川町田端155番地➓に住む

4月 「改造」の懸賞論文のため「様々なる意匠」執筆、改造社社員の深田久弥に渡す                 9月 「改造」の懸賞評論で「様々なる意匠」が第二席に

10月~ 『文学』(第一書房)同人に、ランボオ「地獄の季節」を創刊号から訳載  


1930年(昭和5年)28歳

4月 『文藝春秋』で「アシルと亀の子」発表、以後文芸時評の連載開始


1931年(昭和6)29歳

*この頃、母とともに鎌倉町佐介通二〇八番地に転居    (11)




by ichiro_ishikawa | 2019-07-04 21:26 | 文学 | Comments(0)  

詳細年表 70〜80代の小林秀雄

本居宣長の完結、過去の著作の文庫化、全集化など。


1972年(昭和47)70歳

2月 

「本居宣長(三十八)」(『新潮』)

「 生と死」(『文藝春秋』)

「鈴木先生の全集」(『鈴木信太郎全集』内容見本、大修館刊 )


4月 

「本居宣長(三十九)」(『新潮』)

『小林秀雄対談集 歴史について』(『文藝春秋』)

駸々堂出版刊の『黒田辰秋・人と作品』序文を発表

文芸家協会から古稀を祝われる

4月16日 

川端康成自殺(七十二歳)

4月19日 

那須良輔と 磐城三春の「滝桜」見物


6月 

「本居宣長(四十)」(『新潮』) 


8月 

「本居宣長(四十一)」(『新潮』) 

『芸術家の肖像』白鳳社)


9月 

このころから毎週一回、今日出海、中村光夫、那須良輔らとゴルフに通う(以後十一年間実行)

名古屋・大阪にて円地文子訳『源氏物語』(新潮社)刊行記念講演会で「宣長の源氏観」を講演  


11月 

「本居宣長(四十二)」(『新潮』)

11月から 

東京創元社幹部と隔月で会い、編集の相談をする


                 

1973年(昭和48年)71歳

1月 

「本居宣長(四十三)」(『新潮』)


3月 

「本居宣長(四十四)」(『新潮』)


4月 

「志賀直哉全集」『志賀直哉全集』内容見本、岩波書店)

「大佛次郎追悼」朝日新聞)

4月20日

里見とん、中川一政、那須良輔と 磐城三春の「滝桜」見物


5月 

「本居宣長(四十五)」(『新潮』)


7月 

「本居宣長(四十六)」(『新潮』)


9月 

「本居宣長(四十七)」(『新潮』)


10月 

新潮文庫広告文「読書の楽しみ」『毎日新聞』)


11月 

「本居宣長(四十八)」(『新潮』)


11月8日 

延岡市で文藝春秋主催「文化講演会」にて講演        

                                               

1974年(昭和49年)72歳

1月 

「本居宣長(四十九)」(『新潮』)

「新年雑談」『波』)


3月 

「本居宣長(五十)」(『新潮』)

*ユリ・ゲラーの念力に大いに興味を示す


4月9日 

水上勉と石見三隅町山中の「こごめ桜」を花見に行くが、花時に会えず、帰途、出雲大社を参詣する


5月 

「本居宣長(五十一)」(『新潮』)

九州へ夫人、那須良輔夫妻と旅行    


7月 

「本居宣長(五十二)」(『新潮』) 


8月 

霧島の第十九回学生青年合宿教室で「信ずることと知ること」を講演  


9月 

「本居宣長(五十三)」(『新潮』)


10月 

「古田君の事」『回想の古田晃』筑摩書房私家版)


11月 

「古田君の事」『ちくま』)

金沢へ夫人、今日出海夫人、那須良輔夫妻と旅行


12月 

「本居宣長(五十四)」(『新潮』)

「古田君の事」(『文藝春秋』)

「志賀直哉宛書簡五通」『志賀直哉全集別巻 志賀直哉宛書簡』岩波書店)

『考へるヒント2』(『文藝春秋』)         



1975年(昭和50年)73歳

2月 

「本居宣長(五十五)」(『新潮』)


3月 

「信ずることと知ること」(『日本への回帰』第一〇集、国民文化研究会)


4月 

「本居宣長(五十六)」(『新潮』)

東京都知事選に際して石原慎太郎候補の推薦人に加わる

下旬に磐城三春の「滝桜」花見へ夫人、今日出海夫妻と旅行


5月 

「中川さんの絵と文」の前半(『中川一政文集』内容見本、筑摩書房)

九州へ夫人、今日出海夫妻、那須良輔夫妻と旅行


6月 

「本居宣長(五十七)」(『新潮』)

『新修日本絵巻物全集』(角川書店)の監修に参加

山の上の生活に苦痛と不便を感じ始め、鎌倉八幡宮の前に敷地を買い、転居準備

福田恆存のすすめで鍼治療を始める


8月 

「本居宣長(五十八)」(『新潮』)


9月 

「交友対談」の題で今日出海と対談(『毎日新聞』)


10月 

「本居宣長(五十九)」(『新潮』)

「中川さんの絵と文」の後半(『中川一政展目録』)

林房雄死去(七十歳)



1976年(昭和51年)74歳

1月 

『新潮』に「本居宣長(六十)」(『新潮』)

「新潮社八十年に寄せて」『毎日新聞』と『朝日新聞』の「新潮社年頭広告」)

「推薦文」『オスカー・ワイルド全集』内容見本、出帆社)

国書刊行会の『島木健作全集』監修に参加


1月20日 

鎌倉市雪ノ下1-13-20に移転  


2月 

三百人劇場で「信ずることと知ること(続篇)」を講演(三百人劇場)    


3月15日 

「信ずることと知ること」脱稿、健康変化を自覚


4月 

「信ずることと知ること(続編)(要旨)」『現代思想』)

5月 

九州へ夫人および那須良輔夫妻と旅行


6月 

「本居宣長(六十一)」(『新潮』)

「古典に還るといふ事」『新潮日本古典集成』内容見本)

「水上勉の文学」(『水上勉全集』内容見本、中央公論社)

『考へるヒント3』(文春文庫)


7月 

「信ずることと知ること」(『諸君!』)


8月 

「本居宣長(六十二)」(『新潮』)


10月 

『新潮』に「本居宣長(六十三)」(『新潮』)

安岡章太郎と「人間と文学」の題で対談(『国文学』小林秀雄特集号)

九州へ夫人および那須良輔夫妻と旅行


12月 

「本居宣長(六十四)」(『新潮』)

「本居宣長」の連載終了

中村明によるインタビュー「小林秀雄」(『言語生活』)


 

1977年(昭和52年)75歳

*この年、前半は「本居宣長」の最終章執筆に専念し、七月末脱稿す。


1月30日 

『小林秀雄集』(『近代日本思想大系』第二九巻、筑摩書房


2月 

「推薦文」(『ヴィリエ・ド・リラダン全集』内容見本、東京創元社)


4月15日

前年転居祝いに植えた桜が満開

4月 

那須良輔の紹介で東慶寺山内に塋域をもとめる


5月 

「土牛素描」『奥村土牛素描展目録』)

「里見さんの仕事」『ちくま』)

九州へ夫人および那須良輔夫妻と旅行


7月

中央公論社『宇野千代全集』内容見本に推薦文を発表

7月10日

「地獄の季節」分担・共訳(『ランボオ全集 第二巻』人文書院刊)


9月 新潮社『円地文子全集』内容見本に推薦文を発表。

「山本五十六について」(『阿川弘之自選作品』内容見本、新潮社)

文化勲章の銓衡委員になり丹羽文夫を推す


10月30日 

『本居宣長』(新潮社)


11月 

京都へ夫人と旅行

11月13日〜14日 

和歌山・大阪で『本居宣長』刊行記念講演会で「感想」を講演


12月 

「入江さんの大和路」(入江泰吉『仏像大和路』序文、保育社)

江藤淳と「『本居宣長』をめぐって」の題で対談(『新潮』)  

 

1978年(昭和53年)76歳

1月 

「感想(「玉勝間」の中に...)」(『波』)


3月 

『対話 人間の建設』新装版(新潮社)

3月30日 

『信ずることと知ること』(「限定著者版二六部」及び「限定市販版一七九部」槐書房)


4月 

「自分の仕事」(『波』)


5月 

『新訂小林秀雄全集』(新潮社版全一三巻、別巻二)刊行開始(〜79年9月)

「草野君の全集」(『草野心平全集』内容見本、筑摩書房)

九州へ夫人および那須良輔夫妻と旅行


5月25日 

『新訂小林秀雄全集 第一巻 様々なる意匠』(新潮社)


6月8日 

『本居宣長』により第十回日本文学大賞受賞

日本文化会議創立十周年に「『本居宣長』を終へて」を講演


6月10日 

『人生について』(中公文庫)

6月25日 

『新訂小林秀雄全集 第二巻 ランボオ・Xへの手紙』(新潮社)


7月 

「受賞して」(『新潮』)

7月25日 

『新訂小林秀雄全集 第三巻 私小説論』(新潮社)


8月6日

阿蘇で行われた国民文化研究会主催の学生青年合宿教室で「感想-本居宣長をめぐって」を講演

8月25日

『新訂小林秀雄全集 第四巻 作家の顔』(新潮社)


9月25日

『新訂小林秀雄全集 第五巻 ドストエフスキイの生活』(新潮社)


10月 

山形へ夫人、今日出海夫人および那須良輔夫妻と旅行

10月25日 

『新訂小林秀雄全集 第六巻 ドストエフスキイの生活』(新潮社)


11月25日 

『新訂小林秀雄全集 第七巻 ドストエフスキイの作品』(新潮社)


12月20日

アラン『精神と情熱とに関する八十一章』(創元選書、翻訳、再刊)

12月25日

『歴史について 小林秀雄対談集』(文春文庫)

12月25日 

『新訂小林秀雄全集 第八巻 無常といふ事・モオツアルト』(新潮社)



1979年(昭和54年)77歳

1月

「『本居宣長』補記(一)」(『新潮』)

「堀辰雄宛書簡四通」(『堀辰雄全集別巻一 来簡集』筑摩書房)

九州へ旅行

1月25日 

『新訂小林秀雄全集 第九巻 私の人生観』(新潮社)


2月

「『本居宣長』補記(二)」(『新潮』)

2月9日

『近代の超克』(冨山房文庫、冨山房)(座談会で若干発言あり)

2月25日 

『新訂小林秀雄全集 第十巻 ゴッホ』(新潮社)


3月 「ルオーの版画」(『ルオー全版画』内容見本、岩波書店)

3月25日 

『新訂小林秀雄全集 第十一巻 近代絵画』(新潮社)

3月27日 

青山二郎七十七歳にて死去


4月 

「本の広告」(『波』)

伊勢・松坂へ旅行

4月11日 

『感想』(新潮社)

4月11日

『本居宣長』の「限定著者版」と「限定頒布版」(新潮社)

4月25日 

『新訂小林秀雄全集 第十二巻 考へるヒント』(新潮社)

4月末 

盛岡に石割桜の花見に行くが、花時に会えず


5月 

「ルオーの事」(『ルオー展目録』吉井画廊)


4月25日 

『新訂小林秀雄全集 第十三巻 本居宣長』(新潮社)


6月 

「ルオーの事」(5月の同名論文の再掲、『藝術新潮』)

6月末 

安岡章太郎と富山県庄川河畔に旅行


7月25日 

『新訂小林秀雄全集 別巻I 人間の建設』(新潮社)


9月25日 

『新訂小林秀雄全集 別巻II 批評への道』(新潮社)


10月 

河上徹太郎と「歴史について」の題で対談(『文学界』)

松本へ夫人と旅行


11月 

平凡社『岡倉天心全集』内容見本で推薦文収録

熊野・奈良へ夫人および那須良輔夫妻と旅行


                     

1980年(昭和55年)78歳

2月 

「『本居宣長』補記II(一)」(『新潮』)

2月8日 

明治大学文芸科時代の学生たちと座談会 


3月 

「『本居宣長』補記II(二)」(『新潮』)


4月 

盛岡で石割桜の花見

4月4日 

河上徹太郎と最後の会合(野々上慶一も同席)


4月16日

『小林秀雄初期文芸論集』(岩波文庫)


5月 

「『本居宣長』補記II(三)」(『新潮』)

下諏訪の「おん柱祭」に夫人同伴


5月27日 

岡山市で文藝春秋主催の「正宗白鳥生誕百年記念」文化講演会で、安岡章太郎、大江健三郎と講演


6月 

「『本居宣長』補記II(四)」(『新潮』)

「梅原龍三郎展」(『梅原龍三郎展目録』吉井画廊)

九州、及び奈良へ旅行


9月22日 

河上徹太郎、七十八歳にて死去。葬儀委員長を務める  

11月 

山口へ夫人および那須良輔夫妻と旅行

11月19日 

山口への旅行の後に急激な健康の変化



1981年(昭和56年)79歳

1月 

「正宗白鳥の作について(一)」(『文学界』)


3月 

「正宗白鳥の作について(二)」(『文学界』)


4月 

「正宗白鳥の作について(三)」(『文学界』)

講談社『永井龍男全集』内容見本で推薦文収録。

4月中旬 

甲州清春の芸術村開村式に出席


5月 

九州へ夫人同伴で旅行


6月 

「正宗白鳥の作について(四)」(『文学界』)


7月 

「河上君の全集」(『小説新潮スペシャル夏号』)

『小林秀雄全翻訳』(講談社)


9月 

「正宗白鳥の作について(五)」(『文学界』)


10月 

四国へ旅行

10月6日 

保田與重郎の密葬に参加


11月 

「正宗白鳥の作について(六)」(『文学界』)

『ドストエフスキイ全論考』講談社)

京都・奈良へ夫人および那須良輔夫妻と旅行

                                           

1982年(昭和57年)80歳

1月 

「『流離譚』を読む」(『新潮』)

1月15日 ホテルオークラで行われた文藝春秋六十周年の「菊池寛夫人を囲む会」に出席(最後の公の会への出席となる)


2月1日 

風邪により高熱、半月ほど仰臥

3月初旬 

福田恆存より韓国旅行の誘いを受ける

3月中旬  

「正論」誌のために写真撮影(最後の写真となる)


3月30日 

川崎市立病院入院 


4月11日 

『本居宣長補記』(新潮社)


6月1日 

慶応大学病院に転院


7月1日 

八時間に及ぶ手術を受ける  


9月29日 

慶応大学病院を退院 (以後自宅療養)      


1983年(昭和58年)80歳

1月13日

鎌倉市御成町の佐藤病院に緊急入院

1月26日 慶応大学病院に転院  


3月1日

慶応大学病院にて腎不全により死去(享年八十歳) 同日自宅にて通夜


3月2日

鎌倉東慶寺にて密葬 戒名は華厳院評林文秀居士


3月8日

東京青山葬儀所にて本葬(葬儀委員長は今日出海、友人代表は永井龍男、大岡昇平、中村光夫、福田恆存、葬儀司会は江藤淳)


5月

『文学界』で遺作「正宗白鳥の作について(七)」が掲載される


9月10日

『白鳥・宣長・言葉』(『文藝春秋』)



by ichiro_ishikawa | 2019-06-30 18:00 | 文学 | Comments(0)